ガル白の憂鬱

仮想現実の世界をガル白として生きた管理人が、現実世界の出来事を記録するものです。

それでも私は変態なのだ!

2007年01月24日 23時57分18秒 | Weblog
ワシが誰に似てるかのコメントは随時募集中なのでよろしく頼む(-ω-)

今朝、老人から道を聞かれたワシ。
名古屋に来てから、なぜかやたらと道を聞かれるようになった。

今日は普通の老人だったが、外人さんから道を聞かれることが多い。
勤務先が入国管理局の近くだからか知らんが、やたらと外人さんが多いのだ。

そんな時ふと思い出すのが中学校の時の英語の授業。
みんなも英語を習い始めたころは、やたらと道案内をする英会話をやらされたことを覚えているだろう。

郵便局はどこにありますか?
この道をまっすぐ行って、二つ目の交差点を左に曲がると右手にあります。
とかいうありがちなやりとりだ。

しかし道を聞かれたところでワシは出張者。
10ヶ月も通っているとはいえ、知らないものは知らないのだ。

こんなときにうってつけの答え方を、ワシは知っている。

それは中学校の英語の宿題に記載されていた英文和訳問題にあった。

次の英文を日本語に直しなさい。

I am a stranger around here.

中学生にとってstrangerという単語は簡単ではない。
この単語の意味が分からなかったワシは、まず以下のように訳した。

私はこの辺りではstrangerです。

後はstrangerという単語を辞書で引くだけ。
しかしここで問題が起こった。

【stranger】
意味:変な人、奇妙な人、変態

・・・(-ω-)

当てはめてみる。

私はこの辺りでは変態です。

ワシは悩んだ。
そしてこの文章に出てくる「私」がいかなる人間なのかを想像した。

恐らく歳は50歳前後のサラリーマン。
日ごろの勤務態度は真面目で、責任感も強い。
週末は家族サービスも行い、日曜大工などもするのだろうか?

しかし彼には人に言えない趣味があったのだ。
それは「女装」。
月に一度は知らない町に出かけて、いつもと違う自分で冒険。

そんな彼がついに警察に職務質問を受けた。
そして一言、I am a stranger around here.
私はこの辺りでは変態です。

つまりこの宿題の問題には、次に以下のような文章が省略されているのだ。

この辺では変態ですけど、家に帰れば普通の父親なんです!

納得したワシは解答欄に迷うことなく記述した。
私はこの辺りでは変態です、と。

結果はもちろん間違い。
strangerには「見知らぬ人」という意味もあり、「私はこの辺りは不案内です」と訳すのが正解だそうだ。

テストの答えはひとつではないはずだ(-ω-)
この人物像まで想像すれば、ワシの答えが間違えであるはずがない。

教育とは決められた答えを求めるものではないのだ。
この想像力豊かな子供の可能性を摘み取ってはならない。

ちなみに小学校の時の家庭科のテストで、こんな回答をした友達がいた。

【問題】
次の文章を読み、()に適当な言葉を入れなさい。

食品を買うときは、製造年月日を見てできるだけ()ものを買う。

友達の回答は「安い」

結果は×。

正解は「新しい」だそうだ。

大人の常識で子供の可能性を摘み取ってはならない(-ω-)