ガル白の憂鬱

仮想現実の世界をガル白として生きた管理人が、現実世界の出来事を記録するものです。

逆に言わないプロジェクト2007夏

2007年07月04日 22時35分06秒 | Weblog
今夜も加速するワシのウザさにお付き合いいただきたい(-ω-)

ワシは、

「大丈夫?(-ω-)」←ワシ

「全然大丈夫っすよ(゜д゜ )」←相手

のような回答を受けるとイラッとくる。

「全然」+非定型でワンセット、これが一昔前の常識だが、昨今はこの常識は通用しない。
「全然」と冒頭にくれば無意識に非定型を連想するが、ワシの統計上ここ数年は全然+肯定型が過半数を占めるのだ。

「ぶっちゃけ全然オッケーっすよ(゜д゜ )」

などと言われようものならば、いらつきや呆れを通り越して聞いてるこっちが恥ずかしくなり、はにかんでしまう。
その上「ハニカミ王子」なる恥語まで連想して「苦笑」→「失笑」→「嘲笑」の負のスパイラルにまで陥り、「逆に」、

「ふ~みんさん、大丈夫ですか?(-ω-)」

と心配されてしまうので、

「全然大丈夫じゃないです(-ω-)」

と冷静に切り返すことになる。

頑固な日本語オジサンを目指すつもりは毛頭ないが、これはいただけない(-ω-)


以前のブログにも書いたが、最近のハニカミ誘発語のひとつとして、

「逆に言うと(-ω-)」

というものが存在する。

特に、今所属しているプロジェクトではこの言葉が日々飛び交っている。
耳を澄ませばいたるところで逆に言う人々。

「つまり逆に言うと・・・(゜д゜ )」

「( ゜д゜)いや、逆にぃ・・・」

「裏を返すと・・・(゜д゜ )」

「( ゜д゜)あ~!逆にね!」


もーほんとウザいので「逆に言うと」でググってみたら835,000件ヒット(゜д゜ )

週刊少年ジャンプで連載していたマンガ「アウターゾーン」の第一話で、悪魔信仰の母親に無理やり布教活動を手伝わされている幼い子供の言葉を借りるならば、

「(;-д-)いま世界には【逆に】がはびこっていて・・・」

といった感じだ。

気になり始めたワシは、このハニカミ誘発語について調査を開始した。

すると、SE御用達?の「真・コンピュータ用語辞典」に以下のように記載されていた。

【逆に言うと・・・】
・SEやプログラマにおいて、こよなく愛されているフレーズの一つ。
・特に、下に弟子が付き始めて、偉そうに仕様説明や業務説明をする立場になったくらいの経験年数をお持ちの方に絶大な人気。

・まぁ、説明を分かり易くしようとしての事なのでしょうが、全然分かり易くなってません。 何故なら、ぜ~んぜん、逆になっていないから。
・「アンタ、本当は理解していないでしょ?」と突っ込みたくなる気持ちを押さえるのが大変な、SEやプログラマを騙る連中が如何に論理的な思考をしておらず、本質を理解していないか、能力を窺い知る貴重なバロメータの一つ。

と、記載されていた。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/5634/t82AB_0003.html

なるほど!SEに人気の言葉だったのか(゜д゜ )
どおりでよく聞くはずだ。

さらに調査すると、大西赤人氏の2001年のコラムにもこの話題が取り上げられていた。
http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/column90.htm

気になっているのはワシだけではなかったんだ、と少し安心した。

よし(゜д゜ )
こうなったらせめてワシの身の回りの人たちだけでも、この恥ずかしい言葉から救ってやろう!

ということでワシは、「逆に言わないプロジェクト2007夏」と題し、プロジェクト内で逆に言うことを徹底的に取り締まることにした。

逆に言ったヤツに対しては即座に、

「それ、別に逆じゃないですよね?(-ω-)」

と指摘。

周りからすれば、ウゼー(゜д゜ )

といった感じであろう。。。

しかし、本当に逆になっていて正しい使い方であると判断した時は、惜しみない拍手(時にはスタンディングオベーション)を送ることにしている。

これまた、ウゼー(゜д゜ )

といった感じであろう。。。


この効果はわずか数日で現れた。

ある日パソコンに向かって黙々と作業をしているワシの隣で打ち合わせを始めたプロジェクトメンバー達。

そのうちのメンバー1人が、

「いや、逆にぃ・・・(-ω-)」

と言った直後、

「逆じゃねー(゜д゜ )」

と突然一人で叫びだしたのだ!

ついに自分自身で判断できるようになったメンバー達。

実業務のプロジェクトはまったく進んでいない中、ワシの中のプロジェクトは確実に成果を上げている。

巣立っていくわが子を見るような暖かい目で、ワシが彼にハニカンだことは言うまでもない(-ω-)

一蘭の貼り紙に見る人心掌握術

2007年07月02日 22時49分16秒 | Weblog
はっきり言って、ワシはちょっとウザイ(-ω-)
自分で言うのもなんだが、自分自身をウザイと感じることがある。

9時までの番組を見てる時に8時50分にCMに入る前、

「まだまだ続くよ(゜∀゜)」
って言われると、

「庶民をなめるなー(゜д゜ )」
と独り言を言ってしまうようなところはまだまだカワイイ。

ワシの心の奥深くに潜むウザさはこの程度のものではない。

その一例を、タイトルにある一蘭の貼り紙を見たときの心境を例にして説明しよう。

一蘭とはある程度有名な博多のラーメン屋だ。
全国展開しているため、行ったことがある人も多いだろう。

ここは、はっきり言ってウザイ(-ω-)

ラーメンに集中できるようにだかなんだか知らんが、店内は一席ずつパーティションで区切られ、店員の顔はおろか隣の席の人の顔も見ることはない。

店内や席の前の暖簾には、ところ狭しと店自慢に味自慢の記述。
日本初元会員制ラーメン店だとか意味不明な肩書に、材料や味にこだわってます的な掲示。

何がウザイって、この恩着せがましいとも思えるまでの「お客さんのこと考えてます感」だ(゜д゜ )

社員のために育児所を作りました(゜д゜ )
とか
何時間もかけてラインを止めてまで工場の洗浄をしてます(゜д゜ )
とか
腕を骨折した人のために社員みんなで片手で開けれるボトルを作りました(゜д゜ )
とか
試供品を使った人にしか商品は売れません(゜д゜ )
とかCMしてる再春館製薬のウザさに近い。

以前もブログに書いたが、ワシは正直なものが好きだ。
こんなCMされたところで、要は企業イメージ上げて売上を伸ばしたいだけだろ?
としか思えない。

そんな自分がウザイのだ(-ω-)

素直に物事を受け止めれる、心清らかな庶民になりたい。

うわー(-ω-*)
この企業、こんなに僕たちのこと考えてくれてるんだー。
よーし、買っちゃう(゜∀゜)

みたいに思えるならばどんなに楽なことか・・・。

そんなワシに追い打ちをかけるような出来事が、また一蘭で起こった。

東京で昼飯を食うところを探していると、一蘭を発見したワシ。
よし、素直な気持ちでラーメンでも食おう(゜д゜ )

と思い店に入ろうとすると、店の前に貼り紙を発見した。

「10人並んでいる時の平均待ち時間 約6分40秒」

・・・(-ω-)



ウッザー!!!(゜д゜ )



せっかく素直な気持ちになろうとしてたのにこの仕打ちかよ(゜д゜ )

意味が分らない人がいるかもしれないので、この時のワシが何を思ったのかを順を追って説明しておく。
もしこれが約10分だったら、何も問題はなかったのだ。

ここからの記述はすべてワシの妄想であることを先に断っておく。

まず店側の心理としては、店に行列ができることは嬉しく名誉である反面、行列を嫌って他の店に行く客を手放したくない。

客側の心理としては、行列ができてる店はおいしいのだろうが、いつまでも待たされてはかなわない。

そこで一蘭は考えた。
おおよその待ち時間を掲示することで客に待ち時間の目安を知らせれば、行列ができる店であることをPRしつつ、顧客満足度も向上することができる、と。

そこで始まる、ふーみんの脳内経営者会議。

経営者A:「うむ、君の意見は分かった、いいアイディアだ(-ω-)」
経営者A:「それで、掲示する待ち時間についてだが(-ω-)」

店舗管理者A:「全国の店舗での平均値を算出したところ、約10分でした(-ω-)」

経営者B:「うーむ、10分だと庶民の心が離れないかね?」

店舗管理者B:「では、5分ということにしてはいかがでしょうか?(-ω-)」
店舗管理者B:「5分ではそれほど不満は持たれないでしょうし・・(-ω-)」

店舗管理者A:「たしかに、5分程度は誤差ということにして5分待ちで行きましょう(-ω-)」

経営者C:「たわけがー(゜д゜ )」
経営者C:「そんなんじゃ庶民から金をむしり取れんだろうがー(゜д゜ )」

店舗管理者B:「(;-д-)と言われますと・・・?」

以下すべて経営者Cのセリフ
「そんなだから貴様は凡愚だと言うのだ(゜д゜ )」
「貴様は店に入って満席だったとき、待ち時間が5分とか10分とか言われたらどう思う?(゜д゜ )」
「そんな切りのいい数字だと、根拠に乏しく信憑性にかけると思うだろ(゜д゜ )」
「ろくにデータもとらずに感覚的に数字を出してるだけと思われるだろ(゜д゜ )」

経営者A:「うむ、さすがに君はよく分かっとる(-ω-)」

店舗管理者A:「(;-д-)で、では6分43秒というあたりでどうでしょうか?」

経営者B:「分かってないねほんと、1秒単位まで行くと逆にインチキ臭いだろ(-ω-)」

経営者C:「6分40秒が妥当だな(-ω-)」
経営者C:「まったく貴様らは、ワシの帝王学を学ばんかーい!(゜д゜ )」

店舗管理者AB:「ははぁ~(-ω-*)」


ふーみん脳内経営者会議終了


この程度の貼り紙でこれだけ妄想してしまうワシのウザさを思い知ったかな?

次回もまだまだウザイ話が続くよ(-ω-*)

【次回予告】
「逆に言わないプロジェクト2007夏 諦めなければ、夢、かなうよ」

近日掲載予定だと思います(-ω-)