ガル白の憂鬱

仮想現実の世界をガル白として生きた管理人が、現実世界の出来事を記録するものです。

胸チラカレーの完成されたビジネスモデル

2008年12月03日 20時34分49秒 | Weblog
あるビジネスを成功させるには、そのビジネスモデルがいわゆるWin-Winの関係を形成していることが重要だとワシは思う。
Win-Winの関係というのは、「あるサービスを提供する側とそのサービスを利用する側、またはあるサービスについて提携しあっているもの同士が、相互に利益を得、円満な関係で良い結果を得ること」らしい。

例えばリサイクルショップなどが良い例だ。

顧客A(売る人)は、本来捨てるものを売ってお金をもらい、店は安く仕入れて販売することができ、顧客B(買う人)は欲しいものを安く手に入れることができる。
さらに言えば地球環境にも優しいわけで、このモデルはWin-Win-Win-Winの関係にあるとも言える。

長い前振りになったが、タイトルから分かるように、このまま真面目な話を書いていくわけもなく、そろそろ本題に入らせていただく。


彼らは毎週木曜日にやってくる(-ω-)

ワシが初めて彼らに会ったのはゴールデンウィークが明けたころ頃だったろうか?
初夏とはいえ、うだるような暑さの中、職場のメンバー数人と昼食に出かけた時、路上に行列を発見した。

相変わらず東京の人間は並ぶのが好きだな(-ω-)
と一瞥(いちべつ)して素通りしようとしたが、その行列の先から漂ってくるカレーとナンを焼くバターの匂いに引かれて足を止めた。

最近の昼食はいつも同じところのローテーションでそろそろ飽きてきたし、たまには新しい店でも開拓してみようと思い、行列に加わってみることにしたのだ。

そのカレー屋は移動式であり、1BOXカーに機材を積んで路上で販売している。
どうやら注文を受けてからナンを焼くという形式のようであり、行列はなかなか進まない。

これだけ長時間待つのにみんな並んでいるということは、それなりにうまいのだろう。

庶民的な期待を胸に並ぶこと数分、ワシはこの行列の秘密に気づいた。


「ナンを焼く女性、胸元がチラチラしとるんですけど・・・」(-ω-)


この移動式カレー屋は、
1.注文を聞くオバちゃん
2.カレーをつぐオジちゃん
3.絶妙な角度で胸元をチラチラさせながらナンを焼く若い女

という完璧な役割分担で運営されていたのだ(゜д゜ )


本来は長時間並んでイライラしているであろうオッサンどもの目が、まるで少年時代のような輝きを放っていることが、このビジネスモデルの完成度の高さを物語っている。


当然ながら味はノーマル。
さらに、冬になって厚着でナンを焼いている現時点ではこのモデルは崩壊してしまった。

来年の夏、彼らのさらなる飛躍を期待したい(-ω-)