ガル白の憂鬱

仮想現実の世界をガル白として生きた管理人が、現実世界の出来事を記録するものです。

ダメ人間同盟(-ω-)

2006年11月30日 22時04分58秒 | Weblog
今の職場にはいろんな会社からいろんな人が来ている(-ω-)

そんな人たちの中でも、東さん(仮名)は以前からなんとなくワシと同じ臭いがすると感じていた。

ある日、東さんがワシに話しかけてきた。

「ふ~みんさん、僕、ダメ人間同盟っての作ったんですよ(-д-)」←東さん
「お、いいっすね、ワシも入れてくださいよ(-ω-)」←ワシ
「あ、ふ~みんさん、もう入ってますから(-д-)」←東さん

・・・(-ω-)

やはり、この男なかなか見る目がある。

「あ、ふ~みんさん、この同盟入ったら熱血禁止ですから(-д-)」←東さん
「大丈夫大丈夫、ワシの嫌いな言葉は努力と根性だから(-ω-)」←ワシ

ワシにはこの男の気持ちがよく分かる。
世間一般から見てダメ人間と思われていようとも、ダメ人間にはそれなりの主張があるのだ。
世間からみてダメだと思われようとも、自分の行動が合理的であると判断すればそれを実行するのがダメ人間なのだ。
人生から極力無駄を省いた結果、それがダメ人間なのだ、とワシは思う。

この考え方、生き方がそれほど悪いとは思わないが、よいとも思わない。
正直どっちでもいいとも思う(-ω-)

思えばワシは昔、熱血だった、少なくとも今よりは。
長くなりそうなので続く(-ω-)

世にも奇妙なハートウォーミングストーリー

2006年11月28日 21時50分02秒 | Weblog
最近、ケガや病気の治りが遅い(-ω-)
30歳を目前にして、老化というものの実態が見え隠れしてきた今日この頃。

ちょうど1ヶ月前に朝9時から夜9時までテニスをして以来、右手首が痛い。
1週間経っても治らなかったので病院に行ってレントゲンまで撮ってもらったが異常なし。
シップを貼り、薬を飲んでも治らない。
もしかして治るまでテニスしちゃダメだったんだろうか?

土曜日は夜カラオケから帰って素っ裸で寝てたら風邪ひくし(-ω-)
いつからこんな軟弱な体になったんだ!(゜д゜ )

そんな風邪も治り止まぬ今日の夕方、見慣れない番号で携帯に着信があった。
市外局番を見ると福岡市、とりあえず出てみる。

「もしもし(-ω-)」←ワシ
「あ、○○不動産の○○と申しますが、ふ~みんさんでしょうか?(゜д゜ )」←オッサン

「はい(-ω-)」←ワシ
「○○の○○号室のふ~みんさんですね?(゜д゜ )」←オッサン

もしかして、アイロン付けっぱなしで火事にでもなったかな?
あのアイロンいっつも消してるのに気が付いたら電源入ってんだよなぁ。

「ふ~みんさんの車は駐車場の○○番に止めてる車ですよね?(゜д゜ )」←オッサン
「はぁ(-ω-)」←ワシ

あ~、近所のオバハンが車がうるさいとか苦情言ったんかな?
たしかにワシの車うるさいけど、最近はいい年だから一応車検対応マフラーにしてるし、そんな文句言われるほどうるさくないけどなぁ・・・。

「実はふ~みんさんの車の下にネコが入ったまま出てこないと通報がありまして(゜д゜ )」←オッサン
「はぁ(-ω-)」←ワシ

あにょ~、僕仕事中なんですけど・・・。

「今日はいつごろお戻りでしょうか?(゜д゜ )」←オッサン
「えーっと出張なので金曜日まで帰りませんが・・(-ω-)」←ワシ

「あ、そうですか、えーっと、どうしましょう?(゜д゜ )」←オッサン
「とりあえず金曜日まで車動かさないので、そのうち出てきますよ(-ω-)」←ワシ
「そうですね、どうも失礼しました~(゜д゜ )」←オッサン

まさかワシがこうして小バカにしてブログを書いている間に、うちの駐車場で奇跡の子猫救出劇とかやってないだろうな?(-ω-)
救命隊とかテレビカメラとかきて・・・。
年末の特番で放送されたりして、チェーンソーで真っ二つにされたS2000のエンジンルームから救出される子猫。

日本中でワシひとり癒されない番組(-ω-)

ちょいロリおやじ

2006年11月21日 00時00分30秒 | Weblog
ちょいワルおやじって言葉、よく聞くよね(-ω-)
そうそう、あのジローラモ。

少し前に電車の吊り看板にこんなのが貼ってた。
「これからは、ちょいロクデナシだ!」
って写真見たらジローラモ(-ω-)

結局ジローラモかよ(゜д゜ )

今回のブログは、ワシの嫌いな言葉「流行」についてのお話。
ワシの辞書では、流行という単語は以下のように登録されている。

【流行】
ある者の利益のためにマスメディアに踊らされる愚民の様子。

いつも何かが流行るたびに、その影でしたり顔をしているヤツが頭に浮かぶワシは相当ひねくれてると思ってもらって間違いない。
ただ、流行を否定することで個性を主張しようとしているのではないということは分かっていただきたい。
いいものはいい、悪いものは悪い、と自分の意思で決めることが大事だと言いたいのだ。

大学のころ、ちょうどインターネットが普及し始め、電子メールなどを扱う人間が増えてきた矢先に公開されたあの映画「ユーガットメイル」をみなさん覚えているだろうか?(-ω-)
メル友として知り合うメグライアンとトムハンクス。
ネット社会に便乗したこの手抜きな設定を聞いただけで全身の力が抜ける思いをしたことを思い出す。
当時遠藤が、「まさにユーガット滅入るな・・(-ω-;)」
と語った時のあの顔は今でも忘れていない。

余談ではあるが、当時のメグライアン人気に乗じて別の研究室にいためぐみという先輩が「メグって呼んでね!」などと言っていたが、ワシは心の中で「ライアン(ドラクエ4の第1章に出てくる戦士、オッサン)」と呼んでいたことは内緒だ。

同じ頃に公開された映画「ザ・インターネット」については言うに及ばず。
タイトルを聞いただけで背中に変な汗をかいたワシは変態ですかね?
きっとこの気持ちは遠藤にしか分かってもらえないのだろう。

話が脱線しすぎてよく分からなくなってきたのでこの辺で元に戻す(-ω-)

「ちょいワルおやじ」なんてものがどうして出てきたのか?
ワシなりに分析した結果は以下のようになる。

社会というのは秩序と規律を重んじる。
学校での教育もその点においては非常に重要視しているはずだ。
秩序を乱したり好き勝手する人間は、社会として好ましくないのだ。
秩序と規律を守って生きていくうえで一番必要なのは忍耐だ。
いまだ学歴社会がなくならないのも無理は無い。
意味の無い歴史の年号や、古文の文法などを学ぶには相当の忍耐力が必要だ。
そんなアホな教育に我慢強く取り組んだ者がいい大学に入れるのだ。
つまり学歴とは社会から見る我慢強さの指標であり、高ければ高いほど一般的には耐久力が高いと判断されるのだろうとワシは思っている。

この教育の反動が、ちょいワルおやじとなって現れたのだろうと推測される。
ポイントは「ちょい」悪いことである。
幼い頃から規律にしばられて育った人間が、みんなと同じじゃ個性がないので嫌だけども、いい年のオッサンなので悪っぽくするといってもちょっとだけよ、という心理から生まれたのが「ちょいワルおやじ」の実態だ(゜д゜ )
しかも個性を出そうとしてそれが流行になっているところが間抜けだ(゜д゜ )

いい年して悪がかっこいいなんて思うな(゜д゜ )
大人がそんなだから暴走族がかっこいいなんて思うアホが育つのだ(゜д゜ )

まじめに普通に生きることが一番素晴らしいじゃない。
「ちょい良いおやじ」でいいじゃないか(-ω-)

まぁ人に迷惑かけなければ、ちょい悪かろうが良かろうがどうでもいいけどね。
まったくまとまりそうにないので終わる(-ω-)

メイキングオブおニャン子&小力

2006年11月04日 15時15分55秒 | Weblog
最近の週末は非常に自虐的である(-ω-)
平日名古屋ですることがないため、週末福岡で気が済むまで遊んでるのだが、それにしても睡眠時間が足りない。

さて、そんな今週末の3連休初日。
所属しているテニスサークルメンバー同士の結婚式に行ってきた。
今回のブログでは、その式で行った余興について書きとめておくことにする。

ことの発端は先週の土曜日、テニスの練習後、結婚式の余興について打ち合わせをするから参加するように言われた。
集合場所はなぜかカラオケボックス。
どうやら余興でおニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」+長州小力をやるらしい。
(;-д-)あにょ~あと1週間しかないんですけど・・・。

流れはこうだ。
まず4名で女装しておニャン子を振りつきで踊る。
曲の途中で長州小力登場、Night of Fireの曲に合わせてパラパラを踊る。

参加メンバーは、サークルの会長(小力役)、コッシー、岩見(変)、コンちゃま、ワシ(-ω-)
平均年齢は余裕で30歳を超えている。
振り付けの詳細が不明なため、とりあえず大体の流れを確認し第一回目は解散となった。

結婚式前日、最初で最後の全体練習の日である。
いつもより早めの飛行機に乗り20:00過ぎに福岡空港到着。
西鉄グランドホテルに21:00集合とのことだったので、タクシーに乗り向かう。
が、メンバーが全員揃ったのが午前0時前、残された時間は少ない・・・。

振り付けの練習は、サークルメンバーみゆき嬢に協力してもらった。
なぜこの娘がおニャン子やNight of Fire の振りを知っているのかは不明だが、彼女の動きに合わせてみんなで繰り返し練習する。
もう一度言うが、平均年齢は30歳を超えている。

10回ほど繰り返したところで、おニャン子とバックダンサーのパラパラについては目処が立ってきた。
問題は小力である。

小力の動きはテレビで録画したものをノートPCで再生しながら練習しているのだが、これがよくみると非常に難しいのだ。
あの体系で、非常に素早くリズミカルにコミカルに。
さらに表情も非常に豊かである。
普段寡黙な会長が繰り返し繰り返し練習している姿に心が打たれた。

もしかしたら明日に間に合わないかも知れないと思ったが、それでもワシは大丈夫だと思っていた。
小力体系の会長は、見た目だけで十分に役割をまっとうしていると思われた。
出オチになっても十分な結果が得られるのは間違いない。

それでもひたすら繰り返し練習する会長。
今回のために新調した黒のTシャツをはさみで切り、小力のヅラをかぶり、パラパラを踊る姿に、みんなの心がひとつになった、気がした。

そして迎えた結婚式当日。
式次第には、テーマは「お笑いとサプライズ」と書かれていた。

ワシらの出番は新郎新婦のお色直し直後。
ふたりがお色直しに退場したら、準備してくれとのことだった。
ある意味ワシらもお色直しである。

準備されたチェックの巻きスカートとレッグウォーマーをはき、おさげをつけ、鏡に映った自分を見る。

うん!かわいい!(゜д゜ )
お世辞抜きにワシが一番かわいい!
赤と白のチェック柄のスカートに合わせて、シャツもトランクスも赤と白のチェック柄にしたのだ。
パンチラだってOKだ!

自分のプロ意識の高さに満足感を覚えていたのだが、さらに上がいた。

「スネ毛、剃ってきたんよね~(-ω-)」←コンチャマ

参りました!(゜д゜ )

と思ったらさらに上がいた。

会長の小力、完璧なんですけど。
小力専用のヅラに、ヘソ上まで切った黒のTシャツ、そして黒の海パン。
さらにお腹を出すため、今日に向けて体重を増量したという役者根性には松田優作もビックリだ。

全員の着替えが終わり、会場の入り口まで向かうワシら。
すれ違う人たちの失笑や嘲笑が心地よいという適度なテンションに仕上がっていた。

「登場タイミングが分からんねぇ、ちょっとのぞいてみようか?」←会長

あなた、その格好で覗きは変態確定ですよ。
ワシが警察なら、ワイセツ物陳列罪の現行犯逮捕ですよ。

そうこうしているうちに、ついに会場内部からワシらの紹介のナレーションが聞こえてきた。
まずはおニャン子を踊るワシら4人から会場に入る。
小力の格好でひとり会場入り口で待機させられる会長。
心中お察しいたします。

コッシーの挨拶から順調におニャン子に移行するワシら。
よし、つかみはオッケーだ!
コンチャマが歌う「セーラー服を脱がさないで」も完璧だ。

そして、その時は来た。

もったいないから♪ もったいないから♪ もったいない~か~ら~♪
あげない!(゜д゜ )ノ

のタイミングで音声が切れる。
会場のみなさんも終わったと勘違いし、満足した表情で生暖かい拍手が起こった。

その直後、暗くなった会場にあのナレーションが響いた。

「西口プロレス所属!長州小力入場!(゜д゜ ) 」

長州のテーマソングと共に入場する会長。
明らかに昨日より動きがいい!

「俺のど真ん中、見せてやるよ!(゜д゜ )」←会長
「ミュージック、スタァトォー!(゜д゜ )」←会長

わずか数分の出来事だったが、久しぶりに素敵な時間を過ごすことができました。
仕事ではあまり味わったことのない達成感を味わうことができました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

この余興の様子は、ナラ君によってちゃんとビデオに収録されています。
きっと来週の合宿のときに公開されることと思います。

いや、ナマでもう一度見れると信じています。