2ヶ月近くもブログを放置していた理由は2つある。
多忙な仕事と入院である。。。
仕事が忙しすぎて、
「あ~ちょっと入院とかして休みたいなぁ~」
とか言ってたらほんとに入院することになるとは。
長い話になりそうなので、いくつかに分けてワシの入院メモを記録しておく。
8月20日(月)
AM6:00
寝返りを打ったときに左の背中にピキッって感じの違和感を覚えるもそのまま寝る。
AM7:00
なにやら息苦しくて起きる。
深呼吸をしてみるも、息が思うように吸い込めない。
友達の看護婦、ノゾムたんにメールする。
体調が悪い時はとりあえずいつもノゾムたんに報告して指示を仰ぐのだ。
結果はいつも
「病院行きなさい(-_- )」
と言われるのだが。。。
会社を休むことに決め、そのまま寝る。
AM10:30
プロジェクトのメンバーに作業指示を出さなければいけないことを思い出し、会社に電話する。
電話で指示を出すも、途中で声が出なくなる。
乾いた感じの咳が止まらない。
正午
プロジェクトリーダーに本日休むことを連絡する。
月曜日から休むなんて、非常にズル休み臭いが仕方ない。
なにやら今まで経験したことの無いヤバイ感じがする。
左の肺が機能してない感じ、空気が吸い込めてない感じがする。
「左の肺が死んでるっぽいんすよ(゜д゜ )」←ワシ
「ふ~ん、今日は休むんだ(-д-)」←プロジェクトリーダ
この温度差はいったい。。。
PM5:00
呼吸が苦しくて起き上がれなくなる。
救急車を呼ぶかどうか悩んだが、救急車で運ばれるほど救急という気もしない。
ちょうどノゾムたんが仕事が終わったとのことなので、病院に連れて行ってくれと頼み迎えに来てもらう。
PM7:00
急患の窓口のある近くの病院へ到着する。
左胸が苦しいことを告げると、診察前にまずは酸素濃度を測定された。
その結果、93%。
正常値は99~100%とのことで、90%を切ると自力呼吸が難しくなるとか。
なにやら危険な状態のようである。
レントゲン撮影を行い、診察を受ける。
左と右の胸を打診するドクター、素人のワシが聞いても明らかに音が違う。
これはもしや気胸というやつでは?(-ω-)※1
むかしマサンドが気胸になったという話を聞いていたワシは、自覚症状からなんとなく気胸を意識していた。
診断結果:左胸自然気胸
レントゲン見てびっくり、左の肺が写ってねえよ(゜д゜ )
息苦しいワケだよ!
さらにCTを撮った結果、恐ろしいことに左の胸腔がパンパンに膨れて心臓まで圧迫しとる。。。
「よくここまでがまんしたねぇ、もう少し経ってたら危なかったよ、マジで(-_-)」←ドクター
ワシの我慢強さを思い知ったか(゜д゜ )
ワシは看護婦は好きだが病院は嫌いなんだよ(゜д゜ )
まぁとにかく思い切って病院に来てよかった。
ノゾムたんに感謝。
昔、週刊少年ジャンプで連載していたボクシング漫画、「神様はサウスポー」の主人公の口癖を借りるならば、「神に感謝」といった感じだろう。
ヤバイ状況なので緊急の手術というか処置というか、左の胸腔にたまった空気を抜くために、肋骨の間から管をぶっ刺すという痛そうな話を聞かされる。
しかも今日からしばらく入院とのこと。
家族と会社に連絡し、処置されることとなった。
PM8:00
局所麻酔を3回胸に刺された後、管を刺される。
なにやら物凄い力で管をねじ込むドクター。
これ、麻酔切れたらとんでもないことになりそうなんですけど。。。
管が胸腔を突き破る感触が気持ち悪い、なんかゴリゴリいってる。
無事に管は胸腔に到達したらしく、ひとまず処置は終了。
変な機械につながれ、病室に運ばれる。
肺もある程度膨らんだようで呼吸は楽になったが、肺に開いた穴が自然にふさがらない場合は手術が必要とのこと。
あまりに急な入院のため、何も準備していなかったワシ。。。
ノゾムたんに家の鍵を渡し、着替えとかコップとかハブラシとか取ってきてもらう。
彼女でもないのに図々しい男である。
さらに月曜日ということもあって、眠れぬであろう病院の夜にそなえ、週刊ヤングマガジンと週刊スピリッツを買ってきてもらうようにお願いする。
ほんとうに図々しい男である。。。
PM9:30
ノゾムたんが着替えとかマンガとか持ってきてくれる。
なぜかマンガが別冊ヤングジャンプだったことには触れないでおこう。
ほんとにイロイロとありがとう。
PM10:00
麻酔が切れ始めているのか、激しい痛みに襲われる。
そんななか、担当の看護婦さんが病室に来る。
なかなかカワユイ(-_-*)
話してみると家がすごい近所で、ワシの家から20メートルくらいのところに住んでるとのこと。
激しい痛みに襲われながらも、念のためメールアドレスを交換する。
小泉元総理の言葉を借りるならば、
「痛みに耐えてよくがんばった、感動した(゜д゜ )」
といった感じだろう。
転んでもタダでは起きない男、それがワシである。
PM10:30
トイレに行きたくなるも、管が刺さったままなので身動きとれず。
はぢめてのシビンを使用する。
今カーテン開けられたら恥ずかしいじゃん!
なんてこと思ってたけど、これから経験する恥ずかしさに比べればそんなもの屁でもないのな。。。
AM0:00
やはり眠れないので、友達とかに入院したことをメールしまくる。
テニスサークルの掲示板にまで書き込む。
実は、寂しがりやなんです。
AM2:00
痛みでまったく眠れず。
痛み止めを打ってもらうがあまり効かず。
AM3:00
痛み止めが効いてきたのか、寝る。
長い入院生活の始まりである。
たぶん 続く
※1気胸とは
肺というのは胸腔という真空状態の空間に浮かんでおり、横隔膜の運動で膨らんだり縮んだりしながら呼吸しているのだとか。
気胸というのは、何かのきっかけで肺の一部が破れ、真空であるはずの胸腔に空気が漏れてしまう病気。
こうなると空気によって肺がつぶれてしまい膨らむことができなくなるため、呼吸できなくなるという恐ろしい病気。
ワシのように放置していると、広がった胸腔が心臓まで圧迫して最悪の場合心不全を引き起こすのだとか。
ちなみに統計上気胸になりやすい人は偏っているらしく。
1.男性
2.痩せ型
3.20代~30代前半
4.タバコを吸う
5.飛行機によく乗る
などの人がなりやすいのだとか。
見事にすべて当てはまっておりました。
多忙な仕事と入院である。。。
仕事が忙しすぎて、
「あ~ちょっと入院とかして休みたいなぁ~」
とか言ってたらほんとに入院することになるとは。
長い話になりそうなので、いくつかに分けてワシの入院メモを記録しておく。
8月20日(月)
AM6:00
寝返りを打ったときに左の背中にピキッって感じの違和感を覚えるもそのまま寝る。
AM7:00
なにやら息苦しくて起きる。
深呼吸をしてみるも、息が思うように吸い込めない。
友達の看護婦、ノゾムたんにメールする。
体調が悪い時はとりあえずいつもノゾムたんに報告して指示を仰ぐのだ。
結果はいつも
「病院行きなさい(-_- )」
と言われるのだが。。。
会社を休むことに決め、そのまま寝る。
AM10:30
プロジェクトのメンバーに作業指示を出さなければいけないことを思い出し、会社に電話する。
電話で指示を出すも、途中で声が出なくなる。
乾いた感じの咳が止まらない。
正午
プロジェクトリーダーに本日休むことを連絡する。
月曜日から休むなんて、非常にズル休み臭いが仕方ない。
なにやら今まで経験したことの無いヤバイ感じがする。
左の肺が機能してない感じ、空気が吸い込めてない感じがする。
「左の肺が死んでるっぽいんすよ(゜д゜ )」←ワシ
「ふ~ん、今日は休むんだ(-д-)」←プロジェクトリーダ
この温度差はいったい。。。
PM5:00
呼吸が苦しくて起き上がれなくなる。
救急車を呼ぶかどうか悩んだが、救急車で運ばれるほど救急という気もしない。
ちょうどノゾムたんが仕事が終わったとのことなので、病院に連れて行ってくれと頼み迎えに来てもらう。
PM7:00
急患の窓口のある近くの病院へ到着する。
左胸が苦しいことを告げると、診察前にまずは酸素濃度を測定された。
その結果、93%。
正常値は99~100%とのことで、90%を切ると自力呼吸が難しくなるとか。
なにやら危険な状態のようである。
レントゲン撮影を行い、診察を受ける。
左と右の胸を打診するドクター、素人のワシが聞いても明らかに音が違う。
これはもしや気胸というやつでは?(-ω-)※1
むかしマサンドが気胸になったという話を聞いていたワシは、自覚症状からなんとなく気胸を意識していた。
診断結果:左胸自然気胸
レントゲン見てびっくり、左の肺が写ってねえよ(゜д゜ )
息苦しいワケだよ!
さらにCTを撮った結果、恐ろしいことに左の胸腔がパンパンに膨れて心臓まで圧迫しとる。。。
「よくここまでがまんしたねぇ、もう少し経ってたら危なかったよ、マジで(-_-)」←ドクター
ワシの我慢強さを思い知ったか(゜д゜ )
ワシは看護婦は好きだが病院は嫌いなんだよ(゜д゜ )
まぁとにかく思い切って病院に来てよかった。
ノゾムたんに感謝。
昔、週刊少年ジャンプで連載していたボクシング漫画、「神様はサウスポー」の主人公の口癖を借りるならば、「神に感謝」といった感じだろう。
ヤバイ状況なので緊急の手術というか処置というか、左の胸腔にたまった空気を抜くために、肋骨の間から管をぶっ刺すという痛そうな話を聞かされる。
しかも今日からしばらく入院とのこと。
家族と会社に連絡し、処置されることとなった。
PM8:00
局所麻酔を3回胸に刺された後、管を刺される。
なにやら物凄い力で管をねじ込むドクター。
これ、麻酔切れたらとんでもないことになりそうなんですけど。。。
管が胸腔を突き破る感触が気持ち悪い、なんかゴリゴリいってる。
無事に管は胸腔に到達したらしく、ひとまず処置は終了。
変な機械につながれ、病室に運ばれる。
肺もある程度膨らんだようで呼吸は楽になったが、肺に開いた穴が自然にふさがらない場合は手術が必要とのこと。
あまりに急な入院のため、何も準備していなかったワシ。。。
ノゾムたんに家の鍵を渡し、着替えとかコップとかハブラシとか取ってきてもらう。
彼女でもないのに図々しい男である。
さらに月曜日ということもあって、眠れぬであろう病院の夜にそなえ、週刊ヤングマガジンと週刊スピリッツを買ってきてもらうようにお願いする。
ほんとうに図々しい男である。。。
PM9:30
ノゾムたんが着替えとかマンガとか持ってきてくれる。
なぜかマンガが別冊ヤングジャンプだったことには触れないでおこう。
ほんとにイロイロとありがとう。
PM10:00
麻酔が切れ始めているのか、激しい痛みに襲われる。
そんななか、担当の看護婦さんが病室に来る。
なかなかカワユイ(-_-*)
話してみると家がすごい近所で、ワシの家から20メートルくらいのところに住んでるとのこと。
激しい痛みに襲われながらも、念のためメールアドレスを交換する。
小泉元総理の言葉を借りるならば、
「痛みに耐えてよくがんばった、感動した(゜д゜ )」
といった感じだろう。
転んでもタダでは起きない男、それがワシである。
PM10:30
トイレに行きたくなるも、管が刺さったままなので身動きとれず。
はぢめてのシビンを使用する。
今カーテン開けられたら恥ずかしいじゃん!
なんてこと思ってたけど、これから経験する恥ずかしさに比べればそんなもの屁でもないのな。。。
AM0:00
やはり眠れないので、友達とかに入院したことをメールしまくる。
テニスサークルの掲示板にまで書き込む。
実は、寂しがりやなんです。
AM2:00
痛みでまったく眠れず。
痛み止めを打ってもらうがあまり効かず。
AM3:00
痛み止めが効いてきたのか、寝る。
長い入院生活の始まりである。
たぶん 続く
※1気胸とは
肺というのは胸腔という真空状態の空間に浮かんでおり、横隔膜の運動で膨らんだり縮んだりしながら呼吸しているのだとか。
気胸というのは、何かのきっかけで肺の一部が破れ、真空であるはずの胸腔に空気が漏れてしまう病気。
こうなると空気によって肺がつぶれてしまい膨らむことができなくなるため、呼吸できなくなるという恐ろしい病気。
ワシのように放置していると、広がった胸腔が心臓まで圧迫して最悪の場合心不全を引き起こすのだとか。
ちなみに統計上気胸になりやすい人は偏っているらしく。
1.男性
2.痩せ型
3.20代~30代前半
4.タバコを吸う
5.飛行機によく乗る
などの人がなりやすいのだとか。
見事にすべて当てはまっておりました。