ガル白の憂鬱

仮想現実の世界をガル白として生きた管理人が、現実世界の出来事を記録するものです。

胸チラカレーの完成されたビジネスモデル

2008年12月03日 20時34分49秒 | Weblog
あるビジネスを成功させるには、そのビジネスモデルがいわゆるWin-Winの関係を形成していることが重要だとワシは思う。
Win-Winの関係というのは、「あるサービスを提供する側とそのサービスを利用する側、またはあるサービスについて提携しあっているもの同士が、相互に利益を得、円満な関係で良い結果を得ること」らしい。

例えばリサイクルショップなどが良い例だ。

顧客A(売る人)は、本来捨てるものを売ってお金をもらい、店は安く仕入れて販売することができ、顧客B(買う人)は欲しいものを安く手に入れることができる。
さらに言えば地球環境にも優しいわけで、このモデルはWin-Win-Win-Winの関係にあるとも言える。

長い前振りになったが、タイトルから分かるように、このまま真面目な話を書いていくわけもなく、そろそろ本題に入らせていただく。


彼らは毎週木曜日にやってくる(-ω-)

ワシが初めて彼らに会ったのはゴールデンウィークが明けたころ頃だったろうか?
初夏とはいえ、うだるような暑さの中、職場のメンバー数人と昼食に出かけた時、路上に行列を発見した。

相変わらず東京の人間は並ぶのが好きだな(-ω-)
と一瞥(いちべつ)して素通りしようとしたが、その行列の先から漂ってくるカレーとナンを焼くバターの匂いに引かれて足を止めた。

最近の昼食はいつも同じところのローテーションでそろそろ飽きてきたし、たまには新しい店でも開拓してみようと思い、行列に加わってみることにしたのだ。

そのカレー屋は移動式であり、1BOXカーに機材を積んで路上で販売している。
どうやら注文を受けてからナンを焼くという形式のようであり、行列はなかなか進まない。

これだけ長時間待つのにみんな並んでいるということは、それなりにうまいのだろう。

庶民的な期待を胸に並ぶこと数分、ワシはこの行列の秘密に気づいた。


「ナンを焼く女性、胸元がチラチラしとるんですけど・・・」(-ω-)


この移動式カレー屋は、
1.注文を聞くオバちゃん
2.カレーをつぐオジちゃん
3.絶妙な角度で胸元をチラチラさせながらナンを焼く若い女

という完璧な役割分担で運営されていたのだ(゜д゜ )


本来は長時間並んでイライラしているであろうオッサンどもの目が、まるで少年時代のような輝きを放っていることが、このビジネスモデルの完成度の高さを物語っている。


当然ながら味はノーマル。
さらに、冬になって厚着でナンを焼いている現時点ではこのモデルは崩壊してしまった。

来年の夏、彼らのさらなる飛躍を期待したい(-ω-)

ある東京の一日

2008年07月31日 21時12分35秒 | Weblog
相変わらず東京と福岡を行ったり来たりの生活を繰り返しているワシ(-ω-)
今週も、福岡空港の手荷物検査場で育毛剤のスプレー缶がひっかかり悲惨な目にあっているオッサンの頭を尻目に、東京にやってきました。

手荷物の中にスプレー缶をお持ちですか?(-ω-)←検査員
中身を拝見してもよろしいですか?(-ω-)←検査員

あぅぅ、あぅあぅ・・・(-д-;)←オッサン


東京で暮らす皆さんには本当に申し訳ないのですが、ワシはこの町が本当に苦手です。

今回はそんなワシの視点からみた、ある東京の一日をお送りします。

朝、身支度を手短に済ませていつものようにホテルを出る。
今日もあの電車に乗るのかと思うと足取りは重い。

JR蒲田駅に到着すると、相変わらず政治家が駅前で演説中。

無駄を減らせば消費税は上げなくていいんです(゜д゜ )

って・・黙れビッチ(゜д゜ )
どうせ上がるんだからしょうもないこと言うな(゜д゜ )
庶民に言わずに国会で言ってろ(゜д゜ )

イライラしながらアホのように湧き出てくる群集をかき分け階段を登る。
自動改札機にひっかかるオバハンの脇をすり抜けホームに着くと、3分置きに来る電車に駆け込む亡者の群れ。
ワシも亡者の一員と化し、おしくらまんじゅうを思い出しながら電車に乗り込む。

夏のオッサンの加齢臭は甘酸っぱい酢酸のかほり、女性が近くにいるときは痴漢冤罪を意識して左手つり革右手ポッケ。
並行して向かいを走る山手線の電車のドアガラスに顔を押し付けられているオッサンとのアイコンタクト。
あの目はどこかで見たな・・・、あ、小学校の時に釣りに行って、帰りにバケツで死んでたあの魚の目だ(-ω-)

駅でドアが開けば降りる人と乗る人で、そこは戦場。
ホームから見えるでかいビールの看板に写るアイドルと、この庶民の温度差・・・。

ようやく目的の田町駅に到着すると、そこはなぜか毎日シティマラソン大会。
駅を出た群集は、一心不乱に目的地に向かって歩きはじめる。

ピンヒールが排水溝にはまり転ぶ女性、そばには別のオッサンのこなごなに踏み砕かれた銀縁メガネの残骸。
流れに逆らってようやく到着したコンビニのレジには長蛇の列。

交差点のデカイ看板に広告募集中と書かれているのを見て、

お前ら必死すぎやろ!(゜д゜ )

って広告を出してやりたい気分になる。

昼食はどこに行っても行列、高い・遅い・まずいの3セット。
昼間に私服で歩いている人がみんなニートに見えるワシは、かなり危険な精神状態にあるようで。
顔の半分くらいの大きさのグラサン(トンボのめがね)かけて歩いてる人たちに、毎回毎回、

芸能人気取りかよ(゜д゜ )
って突っ込むのもめんどくさい昼下がり。


深夜残業を終えて電車に乗り込むと、床にぶちまけられたゲロ・・・。
シャーレで細菌を培養する抗菌実験の結果ように、ゲロの周りだけぽっかり空いてるいびつな空間。

電車の吊り看板には、「パチンコ屋」「消費者金融」「債務整理の弁護士事務所」の3セット。
君たちグルなんですか?(-ω-)

消費者金融ディックの広告には「主人公は自分だから・・・」ってキャッチコピー。
主人公になるには金借りないとダメですか?(-ω-)

消費者金融アコムの広告には「新提案!ボーナス+アコム」ってキャッチコピー。
ボーナス出たら借りる前に返したほうがよくないですか?(-ω-)

到着した夜の蒲田駅は、まるで腐ったミカンのような輝きをはなっている。
駅前のロータリーに点在するホームレスの方々を横目に、両隣を消費者金融ビルに囲まれたパチンコ屋の角を曲がり、気さくに話しかけてくる外国人女性とキャバクラの呼び込みを軽くかわしてようやくホテルに到着する。

さぁ、明日もがんばろう(゜д゜ )


【次回予告】
胸チラカレーの完成されたビジネスモデル

ブライダルフェアの心理学

2008年07月30日 22時35分24秒 | Weblog
次回予告を書いてしまったので、仕方なくそれに従うことにする(-ω-)
先月電撃入籍したワシは、結婚式場を決めるべくブライダルフェアというものに参加してみた。

会場見学や試食会をして見積りを出してもらうというのが一般的な流れのようだ。
ワシが常日ごろから疑問を抱いていた冠婚葬祭の料金体系について、するどくメスを入れる機会がやっと訪れたというわけだ。

サービスという目に見えにくいものを提供する場合、基本的に定価というのは形だけで、実際はあってないようなもの。
それが如実に現れてくるのが冠婚葬祭である。

おめーそれボッタクリだろ(゜д゜ )
と心の中では思っても、もう大人だからそんなことは口にしない。

ボッタクリ上等(゜д゜ )
今回ばかりは派手にボッタクられてやろうという前向きな意気込みで会場へ向かった。

何件か回ってなかなかよさげなハウスウェディング会場を発見し、そこと契約することになった。

庭がついてるので犬とか連れてきてもいいそうなのだが、ムサシは来年で15歳。
車酔いもすることを考えると、連れてくるのはちょっと無理そうである。


さて、結婚式の見積りというのは、最初に提示される見積りから、最終的には大幅に増額になるのが一般的らしい。
最初の見積りは最低限のものしか入っておらず、料理の金額なども最低ランクのもので提示される。
最低限どころか、必須と思われるものまで含まれないまま出てくることもある。

契約後にいろいろと金額が上がるのが嫌なので、ある程度必要十分な内容で見積りを出してもらったワシ。
豪快にボッタクられるつもりではあったが、やはりなかなかどうして、敵もさるもの、事実上意味を持たない価格に対して値引きという武器で交渉してくる。
事前に同じタイプの式場からも見積りをもらって、それを持参したのが効いたらしい。

やはり車を買うときと同じパターンが通じるということか(-ω-)
8台もの車を買い換えたワシからすれば、このようなケースでの相手の心理は理解しやすい。

ちなみに見積りの項目には以下のようなものがある。
それぞれについてワシのコメントを入れてみる。

【料理】
料金によってピンキリのようだが、やはり下位のランクは少し物足りない感じがする。
5000円上がっただけで100人なら50万円の増加に・・・。
なかなかよくできてる・・・エロい・・・。

【ケーキ】
生ケーキとかいうので何かと思ったら、ケーキカット用の食べられないケーキというのもあるそうで・・・。
生って加熱処理してないって意味じゃなくて、別の意味があるんですかね・・・?

【飲み物】
フリードリンクで種類が増えるごとに金額が上がるらしい・・・。
しかし、冷静に考えると高い・・・。
飲み会だったら、食べ物までついてこの値段くらいだったと思うが・・・。

【乾杯用ワイン】
そうですか、フリードリンクとは別にしますか(-ω-)
まぁ、その程度では動じませんよ、普通にありなんでしょ?それが普通なんでしょ?

【サービス料】
飲食代金の10%がサービス料として発生するらしい。
いいんじゃないですか、そのくらいのサービスしてもらえれば。

【引出物】
個人的には引出物っていらないんだけどなぁ・・・(-ω-)
もらっても持って帰るのめんどくさいし。
まぁ、今回は自分がもらうわけではないので、それなりのものを選ばせてもらいましょう。

【引菓子】
うまい棒100本くらいでいいのでしょうか?(-ω-)
原料価格の高騰で、うまい棒は8グラムから6グラムになってしまいました・・・。

【バッグ】
紙袋くらいタダでくれても・・・・(-ω-)
最近はエコブームですから、エコバックにしたいところです。


【招待状、席札、メニュー、席次表、芳名帳】
いわゆる印刷物一式。
しかし、料理のメニューくらいタダで印刷してくれてもいいんじゃ・・・。
席札って名前書いてるだけやし・・・。
芳名帳も異様に高いけど、ジャポニカ学習帳じゃダメですか?(-ω-)


【会場使用料】
ま、これはいいですよ、使用しますから。
金額も高いのか安いのかよく分からんけど、ま、いいですよ。

【テーブルコーディネート】
テーブルクロスとか椅子の装飾とかですか?
ま、いいんじゃないですか、よく分からないけど。

【挙式料】
教会で神父さんが何か喋ったり、歌うたってくれたりパイプオルガンひいてくれたりするやつですよね?
ワシが笑わなくて済むように、神父さんに日本語練習してもらえればそれで満足です。

【フラワーシャワー】
あの、落ちた花びらを撒くやつですよね?
え?落ちてないんですか?

【ブーケ・ブートニア】
花の塊みたいなやつですね。
高いなんて野暮なこといいませんよ(-ω-)

【メインテーブル装花、ゲストテーブル装花、両親に渡す花束、ケーキ装花】
意外に見落としがちなテーブル装花。
花って高いんですね・・・、あまり買ったことないから知らなかった・・・。
でも10万円も出せば小さい花屋の花くらい買い占められそうなきがするが・・・。

その他まだまだたくさんで書くのがめんどくさくなってきた。
写真や衣装やなんやらで、全部書いてたらきりがないのでこの辺で。


結局心理学でもなんでもなくなってしまったが、結婚式というのは想像以上に奥が深いということを実感したふ~みんであった。

今後も適時進捗状況を報告させていただく予定である。

次回予告:ある東京の一日



おいしいウナギ捕まえた!

2008年07月10日 19時36分14秒 | Weblog
おーい(゜д゜ )
誰かまだ見てるのか?(゜д゜ )
10ヶ月近く放置していましたが、とりあえず更新してみます。

このタイトルは、日本橋付近のウナギ屋の看板に記載されていたものだ。
ウナギの産地偽装問題が話題になる半年以上前の話である。

ワシはこの看板を見たとき、つい独り言が出た。

「捕まえてねえだろ(-ω-)」

正しくはたぶん、「おいしいウナギ育てた!」

百歩譲って、「おいしいウナギ育てたやつをいけすで捕まえた!」だろう。

養殖ウナギのシェアが95%以上の日本で、一瞬でも天然ウナギを連想させるような嫌らしいキャッチコピー。

ワシは企業と商売人が何を言っても信用しないことにしているため、騙されることはほとんどない。
正確には、「騙されたと思うことはほとんどない」と言える。
始めから信用していないからね(-ω-)

企業というのは、とどのつまりが「庶民からどれだけ金をむしりとれるか」ということを根底に活動している。
地球環境を考えるのも、お客様満足度を重要視するのも、金をむしりとるためのひとつの手段にすぎない。

偽装問題でインタビューを受ける主婦どもは、「信じてたのに悔しい・・・」などと模範解答している場合ではないのだ。
悔しい思いをしないために、物事の正しい理解の仕方というものを勉強してほしい。

朝摘みイチゴオレっていうのは、1ヶ月前の朝摘んだイチゴと賞味期限切れの牛乳でできてるんだろうな(-ω-)
とか、

おふくろの味っていうのは工場のパートのおばちゃんが誰かのおふくろなんだな(-ω-)
とか、そんな風に考えるだけで被害者意識も薄らぐというもの。

長いこと東京で暮らすと、このように心が荒んでしまうものですね。

最後に、牛ミンチ偽装事件で話題になったミートホープのプロジェクトXっぽいパロディを2chから引用しておきます。


メーカーから、もっと安い牛肉コロッケを作れと迫られていた。
 思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。
『牛肉を抜いてみたらどうだろう』
 工場長は戸惑った。
 牛肉コロッケから牛肉ミンチを抜いたら牛肉コロッケでなくなってしまう。
『無理です。出来ません』工場長は思わず叫んだ。
『俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で作り上げるんだ!』
 社長の熱い思いに、工場長は心を打たれた。肉屋の血が騒いだ。

『やらせてください!』
 それから、夜を徹しての偽装ミンチ作りが始まった」

 牛肉の代わりに、肉なら何でもミンチにして混ぜてみるが、本物の牛肉コロッケの味は出ない。苦しむ工場長のところへ社長が現われ、こう呟く。

「『発想を変えるんだ。牛は肉だけで出来ているんじゃない』
 そうだ。血だ。牛の血があった。暗闇に光が射した気がした。
 工場長は何の肉を入れたかよくわからないミンチに牛の血を混ぜてみた。
 牛肉ミンチ特有の鮮やかな赤みが蘇った。
『これだ、これが探してた俺たちのミンチなんだ!』
 牛肉抜き牛肉風味コロッケの誕生だった
 
 
 
【次回予告】ブライダルフェアの心理学

はぢめての入院 初日編

2007年09月07日 23時49分04秒 | Weblog
2ヶ月近くもブログを放置していた理由は2つある。
多忙な仕事と入院である。。。

仕事が忙しすぎて、

「あ~ちょっと入院とかして休みたいなぁ~」

とか言ってたらほんとに入院することになるとは。

長い話になりそうなので、いくつかに分けてワシの入院メモを記録しておく。

8月20日(月)
AM6:00
寝返りを打ったときに左の背中にピキッって感じの違和感を覚えるもそのまま寝る。

AM7:00
なにやら息苦しくて起きる。
深呼吸をしてみるも、息が思うように吸い込めない。
友達の看護婦、ノゾムたんにメールする。
体調が悪い時はとりあえずいつもノゾムたんに報告して指示を仰ぐのだ。
結果はいつも

「病院行きなさい(-_- )」

と言われるのだが。。。
会社を休むことに決め、そのまま寝る。

AM10:30
プロジェクトのメンバーに作業指示を出さなければいけないことを思い出し、会社に電話する。
電話で指示を出すも、途中で声が出なくなる。
乾いた感じの咳が止まらない。

正午
プロジェクトリーダーに本日休むことを連絡する。
月曜日から休むなんて、非常にズル休み臭いが仕方ない。
なにやら今まで経験したことの無いヤバイ感じがする。
左の肺が機能してない感じ、空気が吸い込めてない感じがする。

「左の肺が死んでるっぽいんすよ(゜д゜ )」←ワシ

「ふ~ん、今日は休むんだ(-д-)」←プロジェクトリーダ

この温度差はいったい。。。

PM5:00
呼吸が苦しくて起き上がれなくなる。
救急車を呼ぶかどうか悩んだが、救急車で運ばれるほど救急という気もしない。
ちょうどノゾムたんが仕事が終わったとのことなので、病院に連れて行ってくれと頼み迎えに来てもらう。

PM7:00
急患の窓口のある近くの病院へ到着する。
左胸が苦しいことを告げると、診察前にまずは酸素濃度を測定された。
その結果、93%。
正常値は99~100%とのことで、90%を切ると自力呼吸が難しくなるとか。
なにやら危険な状態のようである。

レントゲン撮影を行い、診察を受ける。
左と右の胸を打診するドクター、素人のワシが聞いても明らかに音が違う。

これはもしや気胸というやつでは?(-ω-)※1
むかしマサンドが気胸になったという話を聞いていたワシは、自覚症状からなんとなく気胸を意識していた。

診断結果:左胸自然気胸

レントゲン見てびっくり、左の肺が写ってねえよ(゜д゜ )
息苦しいワケだよ!

さらにCTを撮った結果、恐ろしいことに左の胸腔がパンパンに膨れて心臓まで圧迫しとる。。。

「よくここまでがまんしたねぇ、もう少し経ってたら危なかったよ、マジで(-_-)」←ドクター

ワシの我慢強さを思い知ったか(゜д゜ )
ワシは看護婦は好きだが病院は嫌いなんだよ(゜д゜ )

まぁとにかく思い切って病院に来てよかった。
ノゾムたんに感謝。
昔、週刊少年ジャンプで連載していたボクシング漫画、「神様はサウスポー」の主人公の口癖を借りるならば、「神に感謝」といった感じだろう。

ヤバイ状況なので緊急の手術というか処置というか、左の胸腔にたまった空気を抜くために、肋骨の間から管をぶっ刺すという痛そうな話を聞かされる。

しかも今日からしばらく入院とのこと。
家族と会社に連絡し、処置されることとなった。

PM8:00
局所麻酔を3回胸に刺された後、管を刺される。
なにやら物凄い力で管をねじ込むドクター。
これ、麻酔切れたらとんでもないことになりそうなんですけど。。。

管が胸腔を突き破る感触が気持ち悪い、なんかゴリゴリいってる。
無事に管は胸腔に到達したらしく、ひとまず処置は終了。

変な機械につながれ、病室に運ばれる。
肺もある程度膨らんだようで呼吸は楽になったが、肺に開いた穴が自然にふさがらない場合は手術が必要とのこと。

あまりに急な入院のため、何も準備していなかったワシ。。。
ノゾムたんに家の鍵を渡し、着替えとかコップとかハブラシとか取ってきてもらう。
彼女でもないのに図々しい男である。
さらに月曜日ということもあって、眠れぬであろう病院の夜にそなえ、週刊ヤングマガジンと週刊スピリッツを買ってきてもらうようにお願いする。

ほんとうに図々しい男である。。。

PM9:30
ノゾムたんが着替えとかマンガとか持ってきてくれる。
なぜかマンガが別冊ヤングジャンプだったことには触れないでおこう。
ほんとにイロイロとありがとう。

PM10:00
麻酔が切れ始めているのか、激しい痛みに襲われる。
そんななか、担当の看護婦さんが病室に来る。
なかなかカワユイ(-_-*)
話してみると家がすごい近所で、ワシの家から20メートルくらいのところに住んでるとのこと。
激しい痛みに襲われながらも、念のためメールアドレスを交換する。
小泉元総理の言葉を借りるならば、

「痛みに耐えてよくがんばった、感動した(゜д゜ )」

といった感じだろう。
転んでもタダでは起きない男、それがワシである。

PM10:30
トイレに行きたくなるも、管が刺さったままなので身動きとれず。
はぢめてのシビンを使用する。
今カーテン開けられたら恥ずかしいじゃん!

なんてこと思ってたけど、これから経験する恥ずかしさに比べればそんなもの屁でもないのな。。。

AM0:00
やはり眠れないので、友達とかに入院したことをメールしまくる。
テニスサークルの掲示板にまで書き込む。
実は、寂しがりやなんです。

AM2:00
痛みでまったく眠れず。
痛み止めを打ってもらうがあまり効かず。

AM3:00
痛み止めが効いてきたのか、寝る。
長い入院生活の始まりである。


たぶん 続く

※1気胸とは
肺というのは胸腔という真空状態の空間に浮かんでおり、横隔膜の運動で膨らんだり縮んだりしながら呼吸しているのだとか。
気胸というのは、何かのきっかけで肺の一部が破れ、真空であるはずの胸腔に空気が漏れてしまう病気。
こうなると空気によって肺がつぶれてしまい膨らむことができなくなるため、呼吸できなくなるという恐ろしい病気。
ワシのように放置していると、広がった胸腔が心臓まで圧迫して最悪の場合心不全を引き起こすのだとか。

ちなみに統計上気胸になりやすい人は偏っているらしく。
1.男性
2.痩せ型
3.20代~30代前半
4.タバコを吸う
5.飛行機によく乗る
などの人がなりやすいのだとか。
見事にすべて当てはまっておりました。

逆に言わないプロジェクト2007夏

2007年07月04日 22時35分06秒 | Weblog
今夜も加速するワシのウザさにお付き合いいただきたい(-ω-)

ワシは、

「大丈夫?(-ω-)」←ワシ

「全然大丈夫っすよ(゜д゜ )」←相手

のような回答を受けるとイラッとくる。

「全然」+非定型でワンセット、これが一昔前の常識だが、昨今はこの常識は通用しない。
「全然」と冒頭にくれば無意識に非定型を連想するが、ワシの統計上ここ数年は全然+肯定型が過半数を占めるのだ。

「ぶっちゃけ全然オッケーっすよ(゜д゜ )」

などと言われようものならば、いらつきや呆れを通り越して聞いてるこっちが恥ずかしくなり、はにかんでしまう。
その上「ハニカミ王子」なる恥語まで連想して「苦笑」→「失笑」→「嘲笑」の負のスパイラルにまで陥り、「逆に」、

「ふ~みんさん、大丈夫ですか?(-ω-)」

と心配されてしまうので、

「全然大丈夫じゃないです(-ω-)」

と冷静に切り返すことになる。

頑固な日本語オジサンを目指すつもりは毛頭ないが、これはいただけない(-ω-)


以前のブログにも書いたが、最近のハニカミ誘発語のひとつとして、

「逆に言うと(-ω-)」

というものが存在する。

特に、今所属しているプロジェクトではこの言葉が日々飛び交っている。
耳を澄ませばいたるところで逆に言う人々。

「つまり逆に言うと・・・(゜д゜ )」

「( ゜д゜)いや、逆にぃ・・・」

「裏を返すと・・・(゜д゜ )」

「( ゜д゜)あ~!逆にね!」


もーほんとウザいので「逆に言うと」でググってみたら835,000件ヒット(゜д゜ )

週刊少年ジャンプで連載していたマンガ「アウターゾーン」の第一話で、悪魔信仰の母親に無理やり布教活動を手伝わされている幼い子供の言葉を借りるならば、

「(;-д-)いま世界には【逆に】がはびこっていて・・・」

といった感じだ。

気になり始めたワシは、このハニカミ誘発語について調査を開始した。

すると、SE御用達?の「真・コンピュータ用語辞典」に以下のように記載されていた。

【逆に言うと・・・】
・SEやプログラマにおいて、こよなく愛されているフレーズの一つ。
・特に、下に弟子が付き始めて、偉そうに仕様説明や業務説明をする立場になったくらいの経験年数をお持ちの方に絶大な人気。

・まぁ、説明を分かり易くしようとしての事なのでしょうが、全然分かり易くなってません。 何故なら、ぜ~んぜん、逆になっていないから。
・「アンタ、本当は理解していないでしょ?」と突っ込みたくなる気持ちを押さえるのが大変な、SEやプログラマを騙る連中が如何に論理的な思考をしておらず、本質を理解していないか、能力を窺い知る貴重なバロメータの一つ。

と、記載されていた。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/5634/t82AB_0003.html

なるほど!SEに人気の言葉だったのか(゜д゜ )
どおりでよく聞くはずだ。

さらに調査すると、大西赤人氏の2001年のコラムにもこの話題が取り上げられていた。
http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/column90.htm

気になっているのはワシだけではなかったんだ、と少し安心した。

よし(゜д゜ )
こうなったらせめてワシの身の回りの人たちだけでも、この恥ずかしい言葉から救ってやろう!

ということでワシは、「逆に言わないプロジェクト2007夏」と題し、プロジェクト内で逆に言うことを徹底的に取り締まることにした。

逆に言ったヤツに対しては即座に、

「それ、別に逆じゃないですよね?(-ω-)」

と指摘。

周りからすれば、ウゼー(゜д゜ )

といった感じであろう。。。

しかし、本当に逆になっていて正しい使い方であると判断した時は、惜しみない拍手(時にはスタンディングオベーション)を送ることにしている。

これまた、ウゼー(゜д゜ )

といった感じであろう。。。


この効果はわずか数日で現れた。

ある日パソコンに向かって黙々と作業をしているワシの隣で打ち合わせを始めたプロジェクトメンバー達。

そのうちのメンバー1人が、

「いや、逆にぃ・・・(-ω-)」

と言った直後、

「逆じゃねー(゜д゜ )」

と突然一人で叫びだしたのだ!

ついに自分自身で判断できるようになったメンバー達。

実業務のプロジェクトはまったく進んでいない中、ワシの中のプロジェクトは確実に成果を上げている。

巣立っていくわが子を見るような暖かい目で、ワシが彼にハニカンだことは言うまでもない(-ω-)

一蘭の貼り紙に見る人心掌握術

2007年07月02日 22時49分16秒 | Weblog
はっきり言って、ワシはちょっとウザイ(-ω-)
自分で言うのもなんだが、自分自身をウザイと感じることがある。

9時までの番組を見てる時に8時50分にCMに入る前、

「まだまだ続くよ(゜∀゜)」
って言われると、

「庶民をなめるなー(゜д゜ )」
と独り言を言ってしまうようなところはまだまだカワイイ。

ワシの心の奥深くに潜むウザさはこの程度のものではない。

その一例を、タイトルにある一蘭の貼り紙を見たときの心境を例にして説明しよう。

一蘭とはある程度有名な博多のラーメン屋だ。
全国展開しているため、行ったことがある人も多いだろう。

ここは、はっきり言ってウザイ(-ω-)

ラーメンに集中できるようにだかなんだか知らんが、店内は一席ずつパーティションで区切られ、店員の顔はおろか隣の席の人の顔も見ることはない。

店内や席の前の暖簾には、ところ狭しと店自慢に味自慢の記述。
日本初元会員制ラーメン店だとか意味不明な肩書に、材料や味にこだわってます的な掲示。

何がウザイって、この恩着せがましいとも思えるまでの「お客さんのこと考えてます感」だ(゜д゜ )

社員のために育児所を作りました(゜д゜ )
とか
何時間もかけてラインを止めてまで工場の洗浄をしてます(゜д゜ )
とか
腕を骨折した人のために社員みんなで片手で開けれるボトルを作りました(゜д゜ )
とか
試供品を使った人にしか商品は売れません(゜д゜ )
とかCMしてる再春館製薬のウザさに近い。

以前もブログに書いたが、ワシは正直なものが好きだ。
こんなCMされたところで、要は企業イメージ上げて売上を伸ばしたいだけだろ?
としか思えない。

そんな自分がウザイのだ(-ω-)

素直に物事を受け止めれる、心清らかな庶民になりたい。

うわー(-ω-*)
この企業、こんなに僕たちのこと考えてくれてるんだー。
よーし、買っちゃう(゜∀゜)

みたいに思えるならばどんなに楽なことか・・・。

そんなワシに追い打ちをかけるような出来事が、また一蘭で起こった。

東京で昼飯を食うところを探していると、一蘭を発見したワシ。
よし、素直な気持ちでラーメンでも食おう(゜д゜ )

と思い店に入ろうとすると、店の前に貼り紙を発見した。

「10人並んでいる時の平均待ち時間 約6分40秒」

・・・(-ω-)



ウッザー!!!(゜д゜ )



せっかく素直な気持ちになろうとしてたのにこの仕打ちかよ(゜д゜ )

意味が分らない人がいるかもしれないので、この時のワシが何を思ったのかを順を追って説明しておく。
もしこれが約10分だったら、何も問題はなかったのだ。

ここからの記述はすべてワシの妄想であることを先に断っておく。

まず店側の心理としては、店に行列ができることは嬉しく名誉である反面、行列を嫌って他の店に行く客を手放したくない。

客側の心理としては、行列ができてる店はおいしいのだろうが、いつまでも待たされてはかなわない。

そこで一蘭は考えた。
おおよその待ち時間を掲示することで客に待ち時間の目安を知らせれば、行列ができる店であることをPRしつつ、顧客満足度も向上することができる、と。

そこで始まる、ふーみんの脳内経営者会議。

経営者A:「うむ、君の意見は分かった、いいアイディアだ(-ω-)」
経営者A:「それで、掲示する待ち時間についてだが(-ω-)」

店舗管理者A:「全国の店舗での平均値を算出したところ、約10分でした(-ω-)」

経営者B:「うーむ、10分だと庶民の心が離れないかね?」

店舗管理者B:「では、5分ということにしてはいかがでしょうか?(-ω-)」
店舗管理者B:「5分ではそれほど不満は持たれないでしょうし・・(-ω-)」

店舗管理者A:「たしかに、5分程度は誤差ということにして5分待ちで行きましょう(-ω-)」

経営者C:「たわけがー(゜д゜ )」
経営者C:「そんなんじゃ庶民から金をむしり取れんだろうがー(゜д゜ )」

店舗管理者B:「(;-д-)と言われますと・・・?」

以下すべて経営者Cのセリフ
「そんなだから貴様は凡愚だと言うのだ(゜д゜ )」
「貴様は店に入って満席だったとき、待ち時間が5分とか10分とか言われたらどう思う?(゜д゜ )」
「そんな切りのいい数字だと、根拠に乏しく信憑性にかけると思うだろ(゜д゜ )」
「ろくにデータもとらずに感覚的に数字を出してるだけと思われるだろ(゜д゜ )」

経営者A:「うむ、さすがに君はよく分かっとる(-ω-)」

店舗管理者A:「(;-д-)で、では6分43秒というあたりでどうでしょうか?」

経営者B:「分かってないねほんと、1秒単位まで行くと逆にインチキ臭いだろ(-ω-)」

経営者C:「6分40秒が妥当だな(-ω-)」
経営者C:「まったく貴様らは、ワシの帝王学を学ばんかーい!(゜д゜ )」

店舗管理者AB:「ははぁ~(-ω-*)」


ふーみん脳内経営者会議終了


この程度の貼り紙でこれだけ妄想してしまうワシのウザさを思い知ったかな?

次回もまだまだウザイ話が続くよ(-ω-*)

【次回予告】
「逆に言わないプロジェクト2007夏 諦めなければ、夢、かなうよ」

近日掲載予定だと思います(-ω-)

仁義無き戦い(深夜の激闘編)

2007年06月04日 03時52分41秒 | Weblog
なぜ日曜の深夜にブログを更新しているのだろうか?
それは、興奮して眠れないからに他ならない。

つい先ほど、ワシある戦いに終止符を打った。
今回のブログは、あと2時間で起きて空港に向かわなければならない男と、深夜に現れた突然の挑戦者との戦いを描いた、熱き魂の足跡である。

物語は2日前にさかのぼる。

6月2日土曜日。
テニスサークルのメンバーにお誕生日会を開いてもらったワシは、3次会が終了した深夜3時ごろ帰宅した。

歯磨きをして寝ようと洗面所に向かうワシ。
眠くて虚ろなワシの視界に飛び込んで来た黒い影。

やつの名は、ゴ・キ・ブ・リ。。。

奇声を挙げたワシは、ガラス窓をぶち破るダイ・ハードのジョン・マクレーン警部のような動きで洗面所から脱出。

即座に洗面所のドアを閉め、さらにキッチンのドアを閉め、部屋のドアを閉め、寝室へ逃げ込んだ。

これだけ厳重に扉を閉めればここまでは追ってこれまい、と考えたワシは、疲れからそのまま眠った。

翌朝、昨晩の嫌な出来事が頭をよぎる。
しかしワシは洗濯をしなければならないのだ、あの洗面所においてある洗濯機で!

テニスラケットを持ち戦闘体制をとったワシは、洗面所においてある洗濯物ひとつひとつを丹念に調べ、やつがいないことを確認し洗濯を行った。
どこに消えたのか分からないが、やつの姿はそこにはなかった。

夜、テニスの練習を終えたワシは、メンバーにゴキブリの話を報告。
ゴキジェットプロ、マジすげぇよ!(゜д゜ )
とか、コンバットがいいって!(゜д゜ )
とか、1匹いたら100匹いるっていうよね!(゜д゜ )
とかいろいろな情報をもらったが、晩御飯を食べて家に着いたころには、やつの存在などすっかり忘れてしまっていたのだ。

いつものように素敵な宇宙船地球号を見つつ出張の準備を終えたワシは、ベッドの上で魁!男塾を読みながら眠りにつこうとしていた。

そのときである。
右手の肘の辺りを何かが横切った感触。
血の気が引く音まで聞こえそうなワシ。
本当の恐怖に直面したとき、人は声を発することがないという。

やつはワシの腕を横切り、ベッドの下へと消えていったのである。

数秒で冷静さを取り戻したワシは、即座に今後の予定を検討する。
やつが姿を消した以上、これ以上この部屋に滞在するのは危険である。

ましてやこのまま電気を消して寝るなど、小西真奈美にお願いされたとしても無理な話である。

幸いにして明日の出張準備は終わっている、このまま漫画喫茶か車の中で朝を迎えるべく、ワシは自身に撤退命令を出した。

そのとき、やつがまた姿を現したのだ。
逃げようとするワシをあざ笑うかのように寝室の天井を闊歩するやつに対し、ワシの中のコスモが燃え始めた。

ここで逃げたら一生負け犬だ!それでもいいのか?

魁!男塾を読んでいたこともあり微妙にテンションの高いワシ。
この30年間の人生で、今まで逃げ続けてきたゴキブリとの戦いに、今夜こそ終止符を打つべくワシは自身の持つすべての勇気を振り絞った。

人間と節足動物との知能の違いを見せてやる!

ワシは身近なところにある武器になりそうなものを確認した。

・テニスラケット 6本
・ファブリーズ ボトル+詰め替え用
・松葉杖 1本
・靴下 3足
・ホウキ 1本

まともな武器は、ホウキくらいか・・・。
ファブリーズで威嚇するという手もあるが、これまでの経験上、確実にやつは飛ぶであろう。
それだけは避けねばならない・・・。

ホウキを持ったワシは、天井付近を徘徊するやつの動きをひたすら目で追った。

今、攻撃をしかけるのは確実に不利だ。
天井を攻撃するということは、失敗すればやつが飛ぶということ。
それすなわち、かなりの確率でこちらの敗北(失神or急性心筋梗塞)が確定する。

ワシはやつが降りてくるのをひたすら待った。
ネタではなく、ほんとうに2時間ほど待った挙句、ついにやつに動きがあった。

突然飛び始めたやつは、地上に着陸。
クローゼットの隙間付近に身を潜めたようだ。

チャンスは今しかない!

ワシはやつとの間合いを詰め、あと1歩近づけばホウキが届く距離まで近づいた。

しかし、そのあと1歩が近づけない。
これ以上近づけば、やつはきっとクローゼットの奥に隠れてしまうであろう。

まさに拳の達人同士が、お互いの間合いの一歩手前でにらみ合うかのような沈黙が、そこから更に30分ほど続いた。
かつてケンシロウとレイが、牙一族の陰謀によって戦うことになった、まさにあのシーンと言ってもいいだろう。

奥義を尽くさねばこの俺は倒せぬぞ(-ω-)

ワシはやつにつぶやく。

そして、勝負は一瞬にして決まった。

受けてみよ我が全霊の拳を!(゜д゜ )

クローゼットの影からわずかに姿を現したやつに対し、ワシは全力でホウキを振り下ろした。


永かった・・・。
今・・・すべてが終わる・・・。

お前もまさしく強敵(トモ)だった(-ω-)

やつをベランダに葬ったワシは、興奮冷めやらぬうちにブログに記録しておこうと思ったわけである。

これで、安心して眠れる。

あと2時間後には起きなければならないが・・・。

他人の夢に、感動などない(-ω-)

2007年05月24日 00時18分08秒 | Weblog
最近忙しい(-ω-)

東京出張になり、平日は東京、週末は福岡で出社という日々が続いている。。。
最後に定時で帰ったのっていつだったろう?

職場には以下のようなポスターが貼ってある。

「水曜日は定時退社日、週に一度は定時に帰ってリフレッシュ(゜∀゜)」

・・・(-ω-)

そもそも前提からして間違ってる。
週に一度しか定時で帰れないのですか・・・。
つーか今日は水曜日なんですけど、誰も帰ってないんですけど。。。

仕事が忙しいと心がすさんでくる、そんな先週の日曜日。

福岡の本社に出社することになったワシは、まずヤフードームでの試合情報をチェックした。
ワシの勤めている会社はヤフードームの近く。

平日は平日でナイトゲーム。
残業も終わる22時ごろになると、試合が終わり渋滞がピークとなる。

週末は週末でデーゲーム。
のんびり昼から出勤しようものなら、近くの駐車場はすべて満車となる。

当日は当然のようにデーゲーム。
試合開始時間は13時。
それを見越して11時頃会社付近に到着するも、既に大渋滞。
なんとかギリギリ駐車場に入れるという結果に。

ワシはスポーツ観戦があまり好きではないので、こんな渋滞に巻き込まれてまで応援に来る人たちの気持ちがあまりよく分らない(-ω-)
時間使って、お金使って、見ず知らずの他人の仕事を応援するくらいなら、自分を応援したい。

タイトルにあるとおり、「他人の夢に感動などない」のだ。

この言葉は、ワシの好きな漫画家である福本伸行のマンガ「最強伝説黒沢」の第一話に由来する。

2002年サッカーワールドカップで日本代表の試合を、会社の同僚と必死になって応援していた主人公の黒沢。
しかしある日、彼は気づくのだ。

-----------------------------
あの日……

あの日……

分かってしまった………!

オレは…

唐突に…

分かってしまった…!

感動などないっ…!

あんなものに……

感動などないのだ…!

人一倍……

そう…

まわりの誰よりも大騒ぎしながら、

オレは…

胸の奥がどんどん冷えていくのを感じていた…!

そうだ…

そう……

オレが求めているのは……

「中田っ…!」、「森島っ…!」

っていうようなことじゃなくて……

オレの鼓動……

オレの歓喜。

オレの咆哮。

オレのオレによる、

オレだけの……

感動だったはずだ…!

他人事じゃないか…!

どんなに大がかりでも、

あれは他人事だ…!

他人の祭りだ…!

いったい……

いつまで続けるつもりなんだ…?

こんな事を…!

-------------------------------

自分の人生、他人の応援に力を入れている場合ではない。
あくまでも自分が主役、プレーヤーであるべきだと、ワシはこの漫画を読んでそう思うようになった。

別に野球観戦する人を非難するつもりはないので誤解のないように。
でも観戦に来るときはできるだけバスか地下鉄で来てね(-ω-)

とにかく福本伸行のマンガはお勧めなのでみんなに読んで欲しい。

「賭博黙示録カイジ」
「アカギ」
「天」
「金と銀」
「最強伝説黒沢」

このあたりは読んでほしい(-ω-)
今後は福本伸行のマンガのアスキーアートも登場するので、予習を怠らないように。

集合は妹カフェ(-ω-*)

2007年05月10日 23時57分25秒 | Weblog
ワシには夢がある(-ω-)
いや、JOJOの奇妙な冒険第5部のジョルノジョバーナ風に言わせてもらうなら、

このふ~みんには夢がある(゜д゜ )

だ。

それは日々の何気ない生活の中で、類まれなる偶然が重なり実現される夢。

その夢とはなにか?
それは、「ありそうで意外とないシーンに遭遇すること」だ(-ω-)

以下にワシの夢を列記する。

・バナナの皮ですべって転ぶ人を目撃すること
・ソバの配達で転んで頭からソバをかぶる人を目撃すること
・ペンキ塗りたてのベンチに座って困る人を目撃すること
・コショウでくしゃみする人を目撃すること(達成済)
・「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」というセリフを聞くこと
・車を運転してたらいきなり警官が乗り込んできて、「前の車を追ってくれ」と言われること(船越英一郎でも可)
・朝、交差点でぶつかった女の子が実は転校生で、教室で再開すること(それなんてギャルゲ?)
・この技をくらって倒れなかったのは、お前が初めてだぜ、と言われること
・昨日、命を懸けて戦った敵が、今日仲間になって現れること
・「お前には黙秘権がある」と言われること

挙げればキリがない。
しかし達成できているのはコショウでクシャミだけ(-ω-)

そんなワシの究極の夢。

それは「血のつながっていない妹が突然訪ねてきて、ひとつ屋根の下で暮らす」

だ(゜д゜ )

一人暮らしを始めて早いもので12年目。
いまだに妹は訪ねてこない。。。

それもそのはず、ワシには妹がいないのだ。

そもそも冷静に考えると、血のつながっていない妹って赤の他人なのでは?(-ω-)
腹違いの異父兄弟?
やっぱりただの他人だ。。。

なぜワシには妹がいないのか?
それは今から25年前にさかのぼる。

幼稚園に入園する前だったと思う、ワシはお母さんに聞かれた。

「ふ~みん、弟か妹欲しくない?」

そのときワシは、欲しいとか欲しくないとかそれ以前の疑問に直面した。

「え?なになに?ワシが欲しいって言ったらできるもんなん?(゜д゜ )」←ワシ

当時のワシは結婚すれば子供ができるものだと考えていた。
ね~ちゃんは既にいたが、2人目、3人目ができることについての疑問は持っていなかった。

しかしそんな風に聞かれてみると、気になって仕方なくなったワシは、何度もしつこくお母さんに聞いた記憶がある。

それがあまりにもしつこかったからだろうか、ワシに妹はできなかった。。。


    /_ ‐- 、 ヽ  、ミ  レ- 、
  〈  ヽ \ j /ヽ∨∠_    ヽ    ほんとに…
.   ヽ`ー三う ,ィ, ハ 'ニ, i |ヽ. i l   気に…なったん…
.     ト、ニ∠イ_:ヽ{ ::'''_:ノル'  i { 〉     です
     レ' : =;;三`テツy;ッzj' イ; } :}.{    皆…さん
    l  j'  ::: : |「 ソ   ,ンノ ,〉   受け取って…
   ノ  {'   、_;;j' /__ (. ( r'     ください…
  ,.イー=ゝ、 fF==ァ′-  )_ノ    伝わって………
  {、 ,.ヘ\{  ̄「/三ニ=('       ください……
  ペ \_> ` ー'rう'´ ー-、
    ヽ\=-‐''´ `ー-

その後もワシはその疑問を解決することができず、ある日お父さんに対して、

「ワシ、お母さんから産まれたんやもん、お父さん全然関係ないやん(-ω-)」

と言った記憶もある。

お父さんのショボーンとした顔を今も覚えている。

ショボーン(´・ω・`)←お父さん

皆さんもそろそろ子供のするどい質問に対する答えを用意しておかなければならない。

で、話を戻すと、そんなワシにテニスサークルのメンバーから耳寄りの情報が届いた。

「東京に妹カフェってのがあるらしいよ」

なっ?(゜д゜ )

「お兄ちゃんおかえり~」

とか

「お兄ちゃんドンペリ飲んでいい~?」

とか言われるんだろうか?

東京はやはり恐ろしい街である。