KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

花の都公園で・昨日の続き

2015年09月25日 | お散歩写真
天気 雨

何だか晩秋のような陽気で、雨が降り続いている一日。
半袖にさようならをしても良いのかしら?と思いつつ、でもまだ9月。半袖を片付けるのも早そうだ。

昨日、雨になってしまった花の都公園、コスモスはまだ早かったけれど、黄花コスモスが雨の中で明るい色を広げていた。雨に似合う花かもしれない。


で、ここで夫は「腰痛が・・」と。腰痛持ちなので本格的に痛み出すと怖い。
私も濡れそうなので外での写真は諦めて、温室で休むことにした。結果、休んだら改善したようでほっとした。
その間、温室の中の花を見て廻った。結構、面白いものも眼についた。

フォックス・フェイス・・日本名は「狐茄子」というらしい。


時計草


真紅のネム。やっぱり、日本の淡い色の方が・・


他にも色々あったけれど、高いところの花を撮ろうとしてファインダーを覗きカメラを構えると、どうしても腕が上に上がってしまう。術後3ヶ月は腕を肩より高く出は上げないように、という注意があって。
そこそこ撮ってお終いにした。

この数日、何だか心臓のあたりがざわざわする感覚や、脈を測ると不整脈になることがあったり。カメラよりも、家事でうっかり左腕を元気なときと同じように使ってしまう。
器械が定着しているかどうか・・来週が1ヶ月目の診察日。少しおとなしくしていよう・・かな?

少し濡れ雨の花野をもどりけり  KUMI
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ああ、富士山は・・

2015年09月24日 | お散歩写真
天気 曇のち雨

ようやく、喧騒の連休が終わり我ら高齢者の出番・・になって、お彼岸の墓参に行き、帰路には山中湖近くの「花の都公園」へ寄ってみた。

実は、6月に体調を崩して遠出を中止、8月の遠出の予定も中止。なので、今日は4ヶ月ぶりに東京都から外へ出たことになる。大きな富士山が見られる、と結構うきうき気分で。でも、朝から曇天で、富士山は諦めた。雨になるのは夕方というので少しは期待したのだが・・
墓参を終わったら小雨になって、花の都公園では傘がないと歩けなくなった。
満開のジニア(百日草)、インパチエス、黄花コスモスなどなど。久しぶりにカメラを持参したけれど、傘を差しての撮影は、今の私にはちょっと無理、何枚か撮ってあきらめた。




昨日までの連休の間は快晴続きだったのに、空も晴れていることに疲れたのだろう。
以前に行ったときも雲が多かった。辛うじて富士山が見えていた。


ま、天気を恨んでも仕方がない。温室で花を楽しんだ。それは後日。

秋蝶の先に来てゐる父母の墓  KUMI
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残暑

2015年09月23日 | お散歩写真
天気 晴

何だかだんだん気温が上がって、今日は残暑とも言える日になった。それでも日陰に入れば心地よい秋風を感じる。暑さ寒さも彼岸まで・・これが最後の暑さ、かも。
今日は、定例の吟行句会の日だ。荷物を持って歩き廻るのはちょっと・・と、参加を断念。ともかく術後1ヶ月の経過観察を終わらないと落ち着かない。何だか「心臓がここにありますよ」という感じの動悸がしたり。これで良いのか悪いのかがちっとも解らないのが不安だ。
でも、足はとっても軽い。ドクターに、歩くことはどんなに歩いても良いと言われているし。

今日もリハビリ散歩で公園をひとまわり。林のヒガンバナもそろそろお終いになってきた。
空はすっかり秋の雲。


吟行に行かない替わりに、一人吟行でもすれば良いけれど、いつも行く公園では何も目新しいものもなく、用意したメモ帳には句は何も残せかった。
結局、今日もスマホの接写を楽しんだだけで。
ダリア。


花カンナ


秋明菊の白とピンク




マユミの実。ピントが葉っぱに合ってしまったようだ。


という、5000歩弱の散歩だった。

秋晴や影曳いてゆく一輪車  KUMI

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秋の色

2015年09月22日 | お散歩写真
天気 晴

ちょっと暑くなった。とはいえ、彼岸の間はまだ暑い日のあるのは当たり前、今年は異常に涼しさが早く来てしまったのだ。

今日は、都立公園へは行かず、家に近い市の公園へ。ここへ行っても往復2000歩くらいだ。
子供の遊べる公園の向かい側は、武蔵国分寺の尼寺の跡になっていて、礎石などが保存されている。広場は草ぼうぼう。いつも、かなりの高齢の方が道路際の草刈などしているのだが・・多分、シルバーセンターからの派遣?・・こんなに伸びてしまったら一人ではもう無理だ。
草の色も、かなり秋を感じさせるようになった。
 

本日も、スマホで接写の練習。日当たりが良いと、液晶画面でピントを合わせるのに苦労するので、半分以上はボツになった。

通り道の家での垣根で見つけたコムラサキ。


なぜか、揚羽が来て、スマホを近づけても逃げようともしない。


木々の実が目立つようになった。ハナミズキ。


スズラン。塀の外に沿って咲かせる家がある。ついこの間、花を見たばかりのような。


草踏めば飛蝗つぎつぎ跳躍す  KUMI

(飛蝗=ばった)
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敬老の日

2015年09月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴れたり曇ったり

雲が、すっかり秋めいてきた。天高し、というほどの青空は広がらなかったが。
敬老の日が第三月曜になってから、秋分の日と近くなっていつが何の日なのか解らない連休になってしまった。
ともあれ、人出の多いこの連休を、老人は家で静かに。連休過ぎたら墓参りに行こう。
老人ばかりが増えて、何だか若い人に申し訳なくなってくる。


さて、昨日の百花園でのこと。
園内の下の写真の左奥に、銀杏の木がある。もう1本、写真を撮っているところの左に、銀杏の樹齢を重ねた巨木がある。で、若い木の方にギンナンが生って、地に落ちていて結構匂っていた。


その下でギンナン拾いをしている、私と同じくらいの年代の老夫婦が居た。近所の人なのだろう、持ち物はレジ袋だけ。もうかなり袋はいっぱいになっていた。
柵の外の遊歩道から拾えるものは限りがある。ダンナの方は入れないはずの柵の奥まで行って拾っている。私のそばに居た奥さんが、私の目の前で柵を越えて(低いのでだれでも跨げる)草の中のギンナンを拾い始めた。思わず、声が出てしまった。
「そこへ入ってもいいのですか?」奥さん、振り向きもせずに言った。
「いいんでしょ、どうせ雑草なんだから」
「雑草って、どうして解るんですか、そうでないものもあるでしょう」と私。
「こんなのみんな山の雑草でしょ、見てごらん」と・・。唖然。
「カメラ持った人たちが真似して入ったら困るでしょ」
奥さん、無言で作業を続けていた。
百花園は、江戸時代の文人墨客が自然の風情を楽しむために作った庭園、街では雑草のねこじゃらしもあかまんまも、自然の風情に入るのだ。地元に住みながら何もも解らぬ老夫婦。
「私、管理事務所へ言いに行ってきますね!」と私。
何か言われたような気もしたけれど、私はほんとに入口にある事務所へ、ギンナン拾いの夫婦のことを告げに行った。写真の場所、管理事務所からいちばん遠いところ。といっても狭い園だからたいしたことはないけれど。

そんなことで、句作に邪魔があって・・というか私が余計なことをしたからだけれど・・集中力が切れてしまった。んもう、どうして私はそういうのを見逃せない厭な性格なのだろう?と、自分に嫌気がさした。見ていた人は何十人も居たというのに、誰もが無視していた訳で。なぜ自分もその仲間になれなかったのか・・などと、やっと空いていたベンチに坐って考えてしまった。
立ち入りしてはいけない場所に入ったり、邪魔な所に三脚立てて平気なカメラマン・・・そんな人に、何度注意したことか。
「そこ、入ってもいいのですか?私も入りたいのですけど」と声をかけると、大抵の人は黙って出ていく。
他人様に迷惑をかけないように年を重ねなくては・・とつくづく思う。と同時に場合によっては「見て見ぬふり」の出来る老人にならなくては・・とも。

仏滅の敬老の日の暮れにけり  KUMI
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