手を伸ばせば

手を伸ばせば

届きそうで


届かない


私の瞳に

こんなにも

キラキラと眩しく

輝いているのに


もう少し

もう少し近くにいてくれれば

この手を

思い切り伸ばして

奪い取れるというのに・・



隣のベランダにある私の布団ばさみ。


いつの間に奪われたのか


気が付けば

隣のベランダにぶら下がり

私は最初からここにありますけど？状態で

ごく普通にお隣さんのものとなっている


手の届くところに置いた私が悪いのか？


悔しいことに

目にはスレドモ　

この手にはトドカズ

文句はイイタシ　

喧嘩はコワシ



（隣の人、なんだかちょっとヤバそうな人なのよ。私の勘なんだけどさぁ）




本日は詩を皆様にお届けしました。