のぞき穴のむこう

後援:博愛主義ネクロフィリア協会(嘘)

ふたりでひとりごと 2010 その2

2010-01-05 01:26:10 | 徒然

じゃ、そゆうことで!


どういうことで?


いいの。余計なことは考えない。そしてたくさん書く。


時間がなーあ。
浪費に過ぎなかったと後悔する可能性が高くないかい?


あーあー。聞かない聞かない聞こえない。
さあ、さっそく書きなさい今すぐ書きなさい。       ワレにかえる前に。


あのさ、


ん?


考えてみると、世にいう小説の類ってのは、みんな、こういうことなのかもね。


どおゆうこと?


つまり、ひとりごとの、記録。


うーん。


ずいぶん複雑で、思わせぶりだけど。


だとしたら、
・・・・おそろしくヒマなことしてるような?


言えてる。
でもまあ、需要に答えてるって側面があるけどね。
つまり、お金になって、それで生活していける、人もいるっていう。


じゃあ、あたしたちは、誰かのひとりごとを印刷したやつに、お金払ってるんだ。


まあ、それをどう使うかは、買った人の勝手なわけで、その人にとっては、何かに使える、具体的メドがあるってことだろうけど。
ベストセラーに群がるのだって、例えば世間の標準、または理想とされる発想パターンをなぞって確かめるには格好だろうし、かつてのそれと比較してその変化を追う、なんてことも可能だろうし。
もしくは単に自分との違いに驚いて刺激を受けたり・はたまた規範を求めたり。逆に類似に安心感を覚えてみたり。
そういう複雑な効果を可能性という形で提供するには、いまだにこういう一見不合理で非効率的な‘素材’のまま取り引きした方が価値足りえるんだな。あれだけ色々サプリメントがあっても、ラーメン屋が繁盛するように。


ちょ、ちょっと。
おぬしは時々わからないことを言うね?ダーっとね?


要するにまあ、ひとりごとでも、ちゃんとしてれば使い道が色々あるっていうこと。
そんな道具を提供してるんだ。彼らは。報酬もらって。


お金もらわないで、ここに書くのは?


そこが問題だ。


(しまった。)
あーあー、買ったゲームって、これ? やってみてもいい?


別にいいけど。できるの?


ばかにするない。あたしだってゲームくらいっ。
えいや・・・っと。