おーう。
パソコンの前に座るのは、実は大晦日以来。
どこで何を書いても、結局は沈黙を呼ぶ、わがコトバ。
よくわからないんだけどね。どうにもフキツなのかもね。有り様が。
イタかったり、クドかったり、するんだろうし。
ほら、十年前あたりに得意ゲに書いた/描いた文章だの絵だのを発見して、
「・・・おいおい。」
って思う、あれに近いんだろうなぁ。
でもまあ、生きてる限りはそれの繰り返しなんだし、
無数に居る視線の、高いのも混じってるかもしれない鑑賞レベルなんぞ気にしておったら、
結局なんにもできなくなってしまうし。
今の自分を曝けるしかないのだよね。
なにを狙うわけでもない。いやほんと。
なにかをせねば?という切迫感と、
ほかになにも思いつかないウラミがあるだけ。
なんだかねぇ。
久しぶりなのに、指は走らない。
そう、こないだ手で書く日記帳を買い込んで、インクで文字を踊らせる喜びを思い出したよ。
ぜんぜん乗り気でなくとも、勝手にどんどん手が動く。
あれはなかなかおもしろい。
ワープロの普及で、漢字文化の衰退が危ぶまれていたりしたけど、
ありゃ間違いだな。
書いててわかるもん。変換で覚えた字の多さ。
ちいさい辞書ひんぱんに引いてるのと同じだものね。
ちっともなんにも降りてこない。
やらなきゃいけないこと、いろいろあるから、いいかなって思ったのにな。
これじゃ梅雨時だよ。
暗い午後。灯りを点けないままのテラス。
白い服。窓の外の緑。
ハシバミ色って、どんな色?
マズイ、開き出した。
混沌の穴が。