鈴木ミチの『ベコぶろ』

会津若松市観光大使・シンガーソングライター・赤べこ評論家の鈴木ミチが、音楽の事や日々の出来事を綴ります。

父の命日に思う🙏😞

2019-06-10 12:54:51 | ☆★ミチのつぶやき★☆
父の命日に思う🙏😞

6月9日は父の命日。
私の父が亡くなり、15年の月日が流れました。
※長文になりますが、今日は色々と故人への思いや、自分の思うところをつらつら書いて行きます。

父の手術は15年前の6月2日に行われました。
人工透析の合併症で、心臓に石灰がたまり、
心臓の手術をすることになりました。
成功率は20%。
でもその20%に、未来をかけたい、と。
手術の前の日に、廊下の椅子で
色々父と話しました。
その最後に
「お父さんは、手術で死ぬかもしれない。
でも、美智子(本名です)は死ぬわけじゃない。
辛くても、生きていれば何でもできる可能性
があるんだから、頑張らないとだめだぞ」

次の日の手術は、手術室に歩いて入って行きました。
「じゃ、行ってくる」
いつものように、手を振って。

それが父と話をした最後の言葉でした。

65歳で亡くなった父は、東北電力で数々の水力発電所を設計した後、天栄村の風力発電所の電気主任技術者として、亡くなる直前まで設計の仕事をしておりました。

そんな父は、私が小学生の時に
母が亡くなってから、どんなに仕事が忙しくても
母親の分まで一生懸命育ててくれました。
その事で、中学時代にいじめられたこともありましたが、本当に一生懸命やってくれたと、
今となっては感謝しかありません。

カラオケといえば

私が3才の頃から、スナックに連れて行って
皆さんの前で歌わせたり
カラオケ大会に半ば無理矢理エントリーさせられ
泣きながらステージに立ったり
当時は大人に囲まれて嫌だったカラオケも
いつのまにか率先して大会に
でるようになったのも
やはり父の影響。

カラオケ大好きだったけど
変なビブラートがかかっていて
ピッチが悪いお父さんの歌。
今だったら、こうすればいい
ああすればいい、と言えただろな〜。

カラオケ教室の生徒さんにも
父と同い年だったり
近い年齢の方も多くいらっしゃいます。

今年で80になる父、今生きてたら
こんな感じなのかな?と
思うことも多々あります。

生きているうちは何でも可能性がある。
死ぬわけじゃないんだから
辛いことは乗り越えられる
この言葉は一生胸に刻んで
生きているうちは全力で
生きてることに向き合っていこう。
そんなことを考えた一日でした。

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