「犬とオオカミの時間」13話

13話「絶望の果てに」。

記憶が戻っ（てしまっ）たスヒョンが、自分の頭を撃ちぬかずに済んだのは、情報屋のおじさんのおかげでした……
ありがとうおじさん！　ほんとに引き金ひいちゃうんじゃないかと怖かったですよ～！
すごい迫力なんだもん……。

ケイからスヒョンへ記憶が戻っていく過程の芝居も見ごたえがありました
情報屋のおじさんに、「来るな！」と叫び、「こんなになるまでなぜ放っておいた！」と吠え、亡き父を思って号泣する姿、切なかった。

隠れ家に連れていかれて、魂が抜けたような顔をして放心してるところも、抱きしめてあげたくなるような痛ましさでした。

そして13話の泣かされポイントは、意外にもミンギでした…。
青幇につかまって、ドラッグを飲まされ、自制心や理性を失った状態で「ケイ」を見たときに、そこに残っていたのが「ケイ」への憎しみでなく、スヒョンへの限りない懐かしさと愛情だったことには、胸を衝かれました。
「スヒョン、生きてたのか！」というミンギの声には涙が出ましたね。

スヒョンが取りつかれたように川へ入って行こうとするのを、お母さんが呼びとめる夢のシーンも涙涙でした。
あれはお母さんがほんとに助けてくれたんだなと思います。
大事な息子を、母はいつでも守りたいから。
そのあと、スヒョンはひそかに養母の姿も見に行きますが、養母も同じように、息子を大事にしてますよね。
ひそかに養母に別れを告げて、スヒョンは海外へ逃げようとしますが、情報院の部長に捕らえられてしまいます。
この部長ホントにひどいよ。このドラマ最大の悪役。
スヒョンをさらに追い詰めて、青幇へ戻らせるなんて。

でもスヒョンも負けてない。
半分ケイが乗り移ったような迫力で、部長に屈従しません。
乾いた笑いが、痛ましいですが…。

ここらへんの、ケイとスヒョンの演じ分けはすごい。
単に二つの人格を演じ分けるわけじゃなく、場面によって、スヒョンなところ、ケイのふりをしているスヒョンなところ、ケイなところが微妙に演じ分けてある…。
あれは目ヂカラの入れ方が違うのかしら。
微妙な違いで、どう違うと説明するのが難しいくらいな違いなのに、でも見たらわかるんですよ～。
イ・ジュンギ、只者じゃない。惚れ直します…


ジウに問い詰められて、ゾウの彫刻のことを口走ってしまい、強引にキスしてその場を逃げてしまうケイ→スヒョン。ちょっとそりゃ強引すぎるでしょう（笑）
でもジウはケイがスヒョンだと確信してしまいましたよ。
肝の据わった女は、さてこれからどう行動するのか。




さて余談。
新PCのおかげで、映像がすごい奇麗でうれしいです。うぶ毛まで見えそう。
ただ、キーボード配列が微妙に違うせいで、タイプスピードは激落ちです（涙）。
エンターとデリートの位置が違うし、Ｆキーとの位置関係もちょっとずれてるから。
それに、文字を打ってるつもりの時に、やたらショートカット機能がはたらくのは、いったいどういうことなんだろう。そのせいで何度書き直してるかわかりません。
ブログに直接書かずに、テキストエディタで書いてからアップロードするようにした方がよさそうです。

実はこのあと、14話も見たんですけども（だってあの次回予告を見たら、見ずには寝られないでしょう！　この後も怒濤の展開!!!）、今日は出かける用事があるので、今日はここまで。
だれかに語らずにはいられないので、14話についても、必ず書きます～
（たぶん、明朝？）