バナナ・フィッシュ読了！

やはり昔は途中までしか読んでませんでした！
今回やっと、最後まで読んだわけですが、けっこうショッキングな結末。
月龍が生き残ってアッシュが死んじゃうなんてそんなんアリかー！！

アッシュ自身は案外幸せな気分で死んでいったんでしょうけどね。
……この遺される悲しさは覚えがあるぞ。「フランダースの犬」ですね…。

えーと気を取り直してキャラの好みでいうと、私はシン・スウ・リンが好きですね！
ショーターもブランカもいいですが、シンが好きです。
ブランカのセリフは速水奨の声で聞こえました。彼だけです。なんでだろー？

「鋼の錬金術師」にハマって以来、読み直したくなったマンガは実は他にもあります。
一番に読み直したのは、佐藤史生「夢みる惑星」。
全然違うタイプの作品ですが、たぶん共通するのは、主人公を支配する「飢餓感」です。
夢とか希望とか、そういう甘やかなものではなくて、自分が傷つこうが破滅しようが、そうしないではいられないような、何かへの「飢え」。
自分ではどうしようもないような、衝き動かされるような行動原理。

主人公に感情移入できるかどうかは、私の場合そこらへんが大きいのかな。
アッシュが好きな人には、「鋼の錬金術師」や伸たまき「パーム」もチェックしてみてほしいです。
「鋼」のエドは、太陽の下で愛されて育ったらアッシュもこんなだったかも、って感じの子ですよ～。
アッシュほど繊細な美形じゃありませんが…。

伸たまき「パーム」では「あるはずのない海」「ナッシング・ハート」「胸の太鼓」あたりが好きです。
「ナッシング・ハート」では泣きましたねー。

マンガではないけど平井和正の狼男シリーズもいいよ～～。
アダルトウルフも好きなんですが、アッシュが好きな人は特に少年ウルフガイがツボやと思います！
虎四とのくだりなんか泣いちゃうよ…

ついでに、私の特に大好きなマンガを挙げちゃおう。

紫堂恭子「辺境警備」シリーズ、「グラン・ローヴァ」シリーズ
萩尾望都「Ａ－Ａ’」「半神」「銀の三角」
猫十字社「小さなお茶会」
川原泉「食欲魔人」シリーズ他

ほかにも好きなものはいっぱいありますが、このへんは自分の中で不動の上位作品です。同感してくれる方、オススメを教えてくれる方、よかったらコメントorメールください
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