岩田、８回３安打無失点の好投

2012/06/11 阪神 １-０ ソフトバンク

今日も１対０というサッカー試合やったけど、岩田が頑張ってくれた。
岩田も良かったけど、相手の山田もよかった。
切れのええボールを狙ったとこに投げてきよったから、なかなかチャンスが作れんかった。

岩田は「０点に抑えとったら負けへんのや！」と根性みせて、4,5,6,7回を３者凡退でソフトバンク打線をキリキリ舞させてた。

そしたら８回裏に、交流戦に入って唯一調子をあげてるブラゼルが先頭バッターとしてライト線に２塁打を放って甲子園に大歓声を呼び込んだ。
代走の田上が送りバントで３塁に進んでプレッシャーをかける。
あまりのプレッシャーに、ソフトバンクが出来もせんサインプレーを見せて３塁ランナーを殺そうとしよった。
ビビッたキャッチャー細川の３塁への送球はランナーに当たって大きく跳ねた。
田上はバンザイしてホームインや。
ベンチでは岩田が滅茶苦茶喜こんどった。
あとは９回を抑えるだけやから藤川の登板。
最後のバッター、カブレラを１５１キロの速球で三振に切って取ってゲームセット。

なかなかええ投手戦やったけど、あ～しんど・・・。

アニキ金本逆転３ラン

2012/06/08 阪神 ３-１ オリックス

７回平野の四球に柴田の２塁打で築いた１アウト２塁３塁で金本がライトスタンドへ一直線の逆転３ラン！
送りバント失敗の併殺打も、満塁のチャンスを逃したんも、全ては全てはこの７回のアニキの逆転３ランを引き立てるための小道具やったんや。
雨粒をプチプチプチッと切り裂いて「さあ放り込めここまでライトスタンドへ～」の歌声に乗って飛んで行った美しいホームランやった。

１点取られても、雨が降ってきても、時々中断しても、我慢して我慢して、スタンリッジから福原、筒井とつないできた試合展開やったけど、７回裏に逆転したとなっては、８回は榎田、９回は藤川と阪神の誇る継投策を使わんわけにはいかん。
二人はハラハラドキドキのファンサービスも忘れんと、ゲームを盛り上げながら責任を果たして勝利の六甲颪を歌わせてくれた。

せやけどなあ～。
サッカーのワールドカップ最終予選のザック・ジャパンですらヨルダン相手に６点も取ってんねんし、こっちは野球やってんねんから、もうちょっと点取って楽な試合をしてくれてもええんちゃう？
統一球のせいかも知らんけど、なんか１対０とか、２対１とかサッカーみたいな試合が多すぎるで。
いつまでも金本に頼っとってもアカンしなあ…。
まだまだ安心できん今日の勝ちやったなあ。

ブラゼル決勝タイムリー

2012/06/05 阪神 ３-１ 楽天

東北福祉大出身の金本はＫスタでは、ここがホームグランド見たいに毎年打ちまくる。
今日も４回に先制の２号をライトスタンドへ一直線で運んだ。
「第二の故郷杜の都で打った！」と毎年同じような実況放送を聞いてる気がする。
どんだけ不調でも仙台に来たら打ちよんねんなあ。
精の付く牛タン屋でもあるんやろか？

この間、早い回でノックアウトされた先発の岩田は、反省と気合を込めて頭を丸めて登板。
その気迫で楽天打線を力でねじ伏せるピッチングを見せてくれた。
いままで足らんかったんは、この打たせるもんかっちゅう気迫やったんや！
１点で逃げ切りかと思ってたけど、７回にフェルナンデスが目をつむって振りよったバットにボールが当たってしもて２塁打になってもた。
それをきっかけに１点入れられて同点になった時は、ありゃりゃ今夜もヤバイんか？とチョット不安になった。
せやけど続く８回は岩田が１番から始まる打者を、１塁ゴロ、１塁ゴロ、１塁ゴロで打ち取って流れを渡さんかったんがエライ！

これで、ヨッシャー！　やったろやないか！　となった阪神打線にビビった５月の月間ＭＶＰのリリーフ青山が逃げまくってファーボールの連発。
１塁、２塁となったとこで、交流戦に入ってから調子をあげてきてるブラゼルが見事にライト前へタイムリーを打ってマートンを迎え入れた。
その後も青山も、それを継いだ有銘も逃げて逃げて逃げまくりで、またまたファーボールを連発。
押し出しで２点目が入って３対１になったとこで勝負ありやった。

９回裏はいつも通り、球児が出てきて試合終了。
球児に１ヶ月ぶりくらいのセーブが付いた。
ここんとこ同点で引き分けに持ち込むための登板が多かったから、ホンマに久しぶりやった。
そんだけ阪神が苦しんでるということやけど、新井も再び先発メンバーに戻ってきたことやし、徐々に調子上げて行って夏場の快進撃見せたるで!!