舶匝

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インスリンとワクチンの違いすら理解出来ていない医療従事者。不真正不作為犯に於ける作為義務という概念

2020-08-27 00:00:06 | 法学

このツイートの問題を指摘する前に、二つの法令について触れる必要がある。
一、予防接種法
自然人に「義務」を課す規定は一切ない。
予防接種制度は、人々の自発性に依拠して成り立っている。

二、刑法
不真正不作為犯の要件の一つ、
作為義務は、
法令、契約、条理、先行行為、事実の引き受けなどにより発生。

で、(以下、判旨を一切見ずに解説します。)
インスリンを子ども自身か管理しているとは考え難い。
なので、保護者(親権者・監護者)が、子に処方されたインスリンを管理する権限を有していたと思われる。その管理権限の法的根拠は、おそらく薬局・医療機関との契約中の「インスリンは保護者が管理し、使用させる」旨の明示又は黙示の合意。
その合意から、作為義務を導き出したのでしょう。

一型糖尿病ならば、インスリンを定期的に打たないと、絶命に至る。
(そのことは、ドクターや薬剤師から叩き込まれていた事)。
一型糖尿病患者にインスリンを長期間打たないことは、絶命という199条の結果に至ることと価値的に同時できます(不作為が価値的に作為と同視可能)。

さらに、一型糖尿病患者向けのインスリンは医療従事経験ない者であっても、容易に取り扱え、手元にインスリンが存在した(作為が可能かつ容易)。

なので、一型糖尿病患者の子に、インスリンを長期間打たなかった行為は、199条の不真正不作為犯の実行行為に当たる。

……
…………

一方、予防接種法からは、
子や保護者の作為義務は、全く導き出せません。
なので、不真正不作為犯が成立する余地がない。

(たとえ判旨を見ていなくとも、)
医療従事者たちは、「インスリンの方が良い」と保護者に思わせるに値する言動をしていたのだろうか。

医療従事者連中による説得の失敗ないし不作為が、今回のケースを招いたとしたならば、医療従事者連中も大いに反省し、改善すべき。
但し、小手先では話にならない。
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9価HPVワクチンが予防接種法の定期接種対象に入る見通しは、なし。或いは、知性のあれこれ

2020-07-21 20:34:38 | 法学
予防接種法の定期接種対象である四価HPVワクチンの積極的勧奨(行政指導)を、厚労省が取りやめ(これも行政指導)続けているから。担当の厚生労働省健康局健康課予防接種室長が交代しても一貫して、取りやめが続いている。つまり、前任から後任への引継ぎがなされている証左。 これは、、、
厚労省内部で「HPVワクチンはヤバい」という認識が共有されている証左。

さて、

「私や私の家族は接種します」ではない点に要注意。
(このアマは、一体幾らで宣伝に加担しているのでしょうねぇ。)

本当に良いものは、さっさと掴み取るものです。

ちなみに、ナースとして勤務する親戚たちは、さっさとマスクを確保して
「マスク、付けなさい!手洗いも!」
と冬の頃から方々に説教。勿論、室内も常にマスク着用。

ただ、東海地方在住の当方は、

「東京で206人感染、初の3日連続200人台」
という新型コロナウィルス発信地の情勢

「岐阜県で岐阜羽島署員ら2人感染 愛知、三重はゼロ」
という警察官への感染(市中感染の兆候、と当方は見ています)、

そして、
ビアガーデン、客静かに現場熱心に 「ふさがった気持ち、明るく前向きに」
なとどいう浮かれた雰囲気
これらに危機感を抱いて、七月半ばから私用でもキチンと着用するようになりました。
 (今のところ、夏バテ以外に症状なし。ギリでセーフでしょう。)
さて、
 
輸入ワクチンで接種したこれです。やっと日本の子どもたちも世界スタンダードのワクチンで守られる時が来ました。

メーカーには広く普及するよう値段だけは適正にして欲しいです。日本はいつも世界一高く外国産のワクチンを買わされています。https://t.co/WNU1JWMD8G

九価HPVワクチンは、複数回接種が必須です。
村中璃子の接種回数は、一回だけ。
四価HPVワクチンの重篤な副反応は複数回接種したとき、顕著に出るそうで……

一回だけならば我が身に重篤な有害事象は起きないだろう。

と計算した上での一回だけ接種だったのでしょう。

本当に良いものは、さっさと掴み取るものです。
「本当に良いものを掴み取る姿」
かどうかを判別できる程度の知性(特に異同比較)は、多くの人々に備わっています。

一回だけ接種」が
「本当に良いものを掴み取る姿」ではない、
と判断できる程度の知性は、多くの人々に備わっています。





の続き。



「知」の道具は、演繹・帰納・類推・分類・仮説推論・異同比較・矛盾発見・数え上げる…… - 舶匝 にて紹介した異同比較は、知性の初歩。
その初歩にすら達していない輩が
などと「形式」から判断しようとして、失敗

ちなみに、正義の女神・テスミ様は、必ず目隠しをしている。
本質を見抜くためには、見た目は邪魔だから。

もし、本気で知性を磨きたいならば、説話集(例えば「今昔物語」「グリム童話」)をお勧めします。
説話集と同じ悲惨な末路を辿る者、現代にもかなり多いので……例えばHPVV推進派。

……徒然草も知性を付けるには、打ってつけです(高校国語苦手でも、原文のまま読める程度には平易に書かれています。)。
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詭弁をサクッと切り返してみよう。対・村中璃子編 その三十四(村中流「扇動の手口」特集)

2020-07-18 20:52:57 | 英語動画

関連





 

田中康夫さんは前々から、
村中璃子やHPVワクチンを熱心に追及されています。

なぜ?と思うのは人の心かもしれないけれど、メディアには自宅に押しかけたり家族に無理やり話を聞こうとしたりなどはしないで欲しいですね。

— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) July 18, 2020
時事ネタに絡めて、自身の支持者に対して、敵対者への憎悪の念を喚起させる。
古典的な扇動の手口。

(ちなみに、当方はその俳優?の存在すら知らなかった。)
 
も同じ扇動の手口。
ちなみに、Go To Travelは(レジ袋有料化とセットで)、
学部にて合理的選択論やミクロ経済学の試験問題の題材として、扱いやすい。
それくらい明快な施策なのに……。

参考
ちなみに、上記解説では、補助金と課税とを明確に区別している。しかし、補助金と税控除(租税利益の移転)は同一の効果をもたらす事を、付言しておく。
 
 
予防接種法は今に至るまで、HPVワクチンを接種対象としています。各地の自治体広報紙にも、HPVワクチンを接種できる旨(勿論、無料です)が明記されています。
村中璃子が日本国内にいないから、知らないのでしょう…… 
そして、その書籍の表題については、北大医学部教授(産婦人科教室)が村中璃子宛てに抗議文
を出しています。ちなみに、村中璃子は、北大医卒(自称)。

米国主権の侵害になりうる危うい行為。
そもそも、在外駐留兵士(とその家族)は、外交官(とその家族)同様、主権の権化。
それから、在日米軍の将校(とその家族)は、米軍基地の外に居を構えている(その賃料は、日本政府が負担)。そして、「集団生活」を営む米兵は、決して多くはない。米軍基地に立ち並ぶ戸建住宅群をみたことがないのだろうか。
(こういうところは社会学部出身・ジャーナリストならば、当然押さえておくべき範疇。)
総力戦体制についての知見すらないのいか?
イギリス・チェンバレン首相と同種の「対コロナ」宥和政策。
イギリス・チェンバレン首相とは、ナチスの東方侵略を招いた人物として知られ、モンティパイソンの著名コントでは


にも登場する或る一場面で、一笑いを得ている(それほどの愚宰相)。


妥協しても平和は来ない!
(紙の上の平和に価値はない)

も、先程と同じ扇動の手口。
但し、その精度・鮮度は、枢軸国首脳には遠く及ばない。
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川崎病と聞いて、筆が唸る川崎病罹患経験者。或いは、給食と予防接種の共通項。

2020-05-13 20:00:01 | 信頼
がここにいます。
そもそも、川崎病とは血管が炎症を起こして血栓が生じやすくなる疾病で、高熱が出ます。意識ないまま歩き回ってしまう程度にヤバイ高熱です。
主に、アジア系の乳幼児に多い疾病。男児の方がやや多め。
治療法(とは言っても対処療法の域)は主に、アスピリンやグロブリン製剤の投与(点滴)。


には、「おやっ?」と思いました。
欧米系の子には、かなり珍しい疾病だから。


で思い出すことは、川崎病は局地的な流行が転々と散発する、という特徴。
この特徴のお陰で、診療所での診断が実に素早く付きました(当然、救急車で大病院へ搬送)。

上記ツイートの指摘のように、ワクチンが川崎病のトリガーになった線もありうるでしょう。
また、定期健診やワクチン接種の機会に、川崎病のトリガーとなる病原体の類が広まったという線もありるでしょう。

川崎病というものは、明快な症状の割に、掴みどころのない疾病なのです。

最後に、


予防接種法の条文にある通り、同法は被接種者やその法定代理人に何の法的義務も課していない。

川崎病罹患経験があるため、当方は、
予防接種を担当するドクターから、予防接種禁忌者として、
接種を拒否される事が幾度かありました。禁忌者ではない、として接種されることもありましたけど。

かつて、給食は
全部食べろ、アレルギー?とにかく食べろ、
が当たり前だったそうです。
その結果、摂食障害や重篤なアレルギー症状の発症に至る事もあったそうです。

しかし、今では、無理して食べる必要はない
に転換しつつあるそうです。
(天性の食いしん坊たる当方には、ピンと来ない話ですけど)

90年代の予防接種法改正は、
全部接種しろ、
から
無理して接種する必要はない
への転換点でした。

無理して予防接種させた結果、
医療嫌いや障碍を生み出しては、
本末転倒。

ちなみに、医療従事者になるための学校で
「実習に先立って」推奨されている予防接種は、
麻疹
風疹
水痘
おたふくかぜ
B型肝炎
インフルエンザ 

しかも、
注意:次に挙げる状態に該当する場合は、接種不適当者に該当しますので、予 防接種を受けることができません。実習前に必ず学校医もしくは主治医等に相 談しましょう。 
(1) 明らかな発熱を呈している者(通常、接種直前に37.5℃以上の場合) 
(2) 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者 
(3) 本剤の成分によってアナフィラキシー*を呈したことがあることが明らかな者 
(4) 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療**を受けて いる者(水痘予防を目的として使用する場合を除く) 
(5) 妊娠していることが明らかな者 
(6) 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者

予防接種を行うことが不適当な状態にある者 」か否かの判断権者は、ドクター。

医療従事者は常に、抜け穴を持っている。

そして、

【接種不適当者等の理由でワクチン接種が受けられない、または何らかの理由 により受けることが困難な学生等】 実習開始前までに余裕をもって所属機関の指導教官に相談する必要がありま す。指導教官は、実習学生の個人情報に十分配慮した上で、受けることができ ない理由、受けることが困難な理由について相談にのるとともに、実習受入機 関と連携して、実習学生が円滑に実習できるような体制を実習前に整えておく ことが大切です。 指導教官がこれに該当する場合は、所属長に相談し、実習前に対応をあらか じめ決めておく必要があります。

医療従事者は常に、抜け穴を持っている。

なのに、医療従事者は患者たちに、あたかも
「予防接種が義務・強制である」
かのように言いふらししている。

ダブルスタンダードは良くない。

予防接種法は被接種者対象者に接種義務を課していません。

手洗い・うがい・換気、とっても大切です。
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