当方は民訴という世界にて、
自然科学界隈の厄介さに直面した。
事実関係を見れば、因果関係アリは、明白。
なのに科学者(高名な大学教授たち)は、
結論の曖昧な鑑定書を法廷に出し続けた。
もし、「科学的証明」に法廷が隷従していたならば、
法廷の信頼は損なわれていただろう。
幸いにも、法的証明と「科学的証明」とは別物である、
というのが、日本法の立場。
(刑事系でも、最近の日共系病院医師によるわいせつ事件の高裁判決のように、「科学的証明」と一線を画する判断は珍しくない。)
さて、
前に採り上げたいわゆる「医クラ」の有名人のnoteだけど、はっきり言ってこのnoteに「医クラ」の本音が詰まっていると言えるんだよね。要は、仲間内で「非科学的」なものやそれを”信奉”する一般人を嘲笑したいという、そういう連中によって支えられている一団。 https://t.co/LSgzDQSLUo
— 後藤和智@みちのくコミティア委託予定/秋葉原超同人祭15・16日ラ71 (@kazugoto) July 17, 2020
自分の過ちを認めているように見えて実は大衆をバッシングしているという。自分とその取り巻きは「科学的」だが他の連中はそうでないといいたい感が丸見え>PCRを無節操にやっても意味ないと言い続けてすみませんでした|Shin Ichihara/Dr. Yandel #note https://t.co/x7y0zjiut0
— 後藤和智@みちのくコミティア委託予定/秋葉原超同人祭15・16日ラ71 (@kazugoto) July 11, 2020
というツイートが目に留まった。少なくとも、この方は科学の本質を理解されている。
……学部一回生の頃、経済学部出身の或る教官が初回の講義にて、
"Arts and Science"
について淡々と語った。
"Arts and Science"の訳として、
「人文科学と自然科学」ではなく、
「綜合と分析」
を提示してたことを強く覚えている。
たしかに、
"Arts and Science"の沼に浸かれば、大抵の大学生は溺れかねない。
しかし、
"Arts and Science"の沼を眺め、石を投げ込む程度の事を学部一回生の頃に経験すれば、
「医クラ」の如き「科学」を標榜するカルトとの距離を取ることはできるだろう。
法曹界・警察に、ヤクザという競争相手がいるように、
鉄道事業者に、バス事業者・自家用車運転手・リモート勤務という競争相手がいるように、
医療界にも、競争相手が多々いることを心に留めている医療従事者が果たしてどれだけいるのだろうか。
その気と力があれば、高等教育を各地で享受できる時代、
各分野の古典を廉価で読めこなせる時代、
各分野の古典を廉価で読めこなせる時代、
「科学」を標榜するカルトの真似事が、
何時までも通用する時代ではない。
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