かつて、法学部の某教官が留学生向けの英語講義にて、
日本の特徴は、自販機が至る所にある事、
と指摘していた。
日本の治安の良さゆえ、設置が可能である、
という理由で。
ただし、
自販機を破壊して金銭を窃取する事件が、
増えている事に、
その教官は危惧の念を示していた。
また、
焼肉食べ放題の店舗にて、
サラダ用トング
と
生肉用トング
との使い分け不徹底に起因する
食中毒
がありました。
その後の焼肉食べ放題では、
店員が皿に乗った肉を運ぶ、
という形態に変化。
いうまでもなく、人件費が上乗せされる。
少なくとも、
肉が空を飛ぶ(ドローンに乗って)
という営業形態は、
見聞きしていない。
が、
機械で食べ物を運ぶ
営業形態には、
先例がある
ベルトコンベアで以て運ぶ
回転ずし
がある。
しかし、
厳しい姿勢で臨む理由をスシロー側の広報は「事案の大きさや社会に与える影響度を考慮した」と説明。「今回の迷惑行為は、他の回転寿司チェーンに与える影響も大きく、外食産業全体の食の安全を脅かす行為だ」と憤りを示す。今後に向けては「お客さまに気持ちよく食事を楽しめる空間を作るのがわれわれの仕事。利用者には気持ちよく食事を楽しむにとどめ、安心・安全を脅かすことは絶対にしないでほしい」と強調した。
他の回転寿司チェーンに与える影響
この反応は、、、
ベルトコンベアで以て運ぶ営業形態そのもの
が
破綻しつつあることへの焦り。
回転寿司の営業形態は、
焼肉食べ放題と異なり、
「皿を運ぶ労力を節約する」
がその根幹。
また、
自販機と異なり、
堅牢な装置で以て、
寿司や金銭を守ることが困難。
カメラ? AI? 顔認証?
確信犯に対する抑止力としては、
無力。
証拠保全の仕組みを整えても、
「空振り」リスクも、リプテーションリスクも、
軽減できない。
ちなみに、
はビジネスモデル自体に切り込めていない「生焼け感」
かといって、
皿が空を飛ぶ(ドローンに乗って)
という営業形態は未だ、実現できていない。
「皿を運ぶ労力を節約する」ため
ベルトコンベアで以て運ぶ
回転ずし
という営業形態そのものが、
社会情勢と齟齬。
しかも、ベルトコンベアに代わる
「皿を運ぶ労力を節約する」ための
代替手段がない。
回転寿司の終焉は、時間の問題。
ちなみに、
スシローには近年
令和4年6月9日 消費者庁・公取委
消費者庁は、本日、株式会社あきんどスシロー(以下「あきんどスシロー」とい います。)に対し、同社が供給する「新物!濃厚うに包み」と称する料理、「とやま 鮨し人考案 新物うに 鮨し人流3種盛り」と称する料理及び「冬の味覚!豪華か にづくし」と称する料理に係る表示について、消費者庁及び公正取引委員会(公正 取引委員会事務総局近畿中国四国事務所)の調査の結果を踏まえ、それぞれ、景品 表示法に違反する行為(同法第5条第3号(おとり広告)に該当)が認められたこ とから、同法第7条第1項の規定に基づき、措置命令(別添参照)を行いました。
をやからしている。
も、
回転寿司という営業形態に
無理無茶が蓄積していることを示す一例。
関連
追記
『secret boots
ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々!』による
必読です。
追記
http://kotemitsumadoka.livedoor.blog/archives/35744933.html
は
「回転寿司というのは庶民のわずかな楽しみ」などとセンチメンタルであり、倫理観の物差しが破たん。
https://www.copinoheya.com/entry/2023/02/09/070000
は五輪談合とリンクさせる点は良し。しかし、「ほったらかしにしたのが良くない」の良くないの軽重を把握できていない。
ちなみに、経済法では「五億円の財産犯と五百億円のカルテル、どちらが重いか」という定番の問いがある。
https://ameblo.jp/vmaxzakaal/entry-12788253078.html
は「ヤンキーの理論」への断罪。しかし、そんなことをしても内戦に至るだけ。
行動主義は、内心を捨象する。
青沼 陽一郎は
「日本の食文化」を破壊した
行動主義は、内心を捨象する。
青沼 陽一郎は
「日本の食文化」を破壊した
回転寿司の一号店は昭和三十三年。
チキンラーメン発売と同年。
こんなもんが、食文化の末席に?
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