みなさん こんにちは
秋を通り越して冬の始まりを感じる日も有りますが、いかがお過ごしでしょうか。
「箱根高原ホテル」から車で10分、仙石原に「箱根ラリック美術館」があります。アール・ヌーヴォー、アール・デコという二つの美術様式で活躍した、フランスのガラス工芸家・宝飾デザイナーである「ルネ・ラリック」の作品を展示した美術館です。
ミュージアムの入口には、真っ赤なクラシックカーが置かれています。クラシックカーの先端のシンボルがガラスでできており、ラリックはマスコットを初めてガラスで作成しました。
常設展示室ではコーナー別に作品を紹介していて、シャンデリアや室内宝飾などの傑作も随所にちりばめられていて、贅沢な空間を堪能できます。
ラリックはパリの香水商との出会いによって、ガラスの香水の瓶の制作を手掛けるようになり、香水の持つイメージを繊細に表しています。この香水瓶は「牧神の接吻」との題名が付けられています。
この作品の題名は「蜘蛛の女」
ミュージアムの1階にある「エル・エポックの部屋」はパリに実在した当時の邸宅の一室を再現しています。ラリックがジュエリー作家として活躍した1900年ころは、フランスは「ベル・エポック」(美しき良き時代)と呼ばれていました。
また、1階のサロンからガラス越しに見える庭園は、モネの絵画「睡蓮の池」を意識して造られた庭で、池には睡蓮が、そして緑の橋も架けられています。
「箱根高原ホテル」にお越しの際は「箱根ラリック美術館」でラリックの作品と空間をお楽しみください。
●「箱根高原ホテル」から「箱根ラリック美術館」までは車で9分程、約4.8Km です。路線バスではホテル前の「白百合台駅」から14駅(9分)バスに乗車いただき「仙石案内所前駅」下車、徒歩1分です。
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