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はじめての哲学

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抜粋 ハッジ・アハマド・鈴木 『イスラーム教徒の言い分』  めこん

2016年06月26日 | 読書

 パレスチナ問題はイスラエルなど西側諸国の植民地主義の延長であり、パレスチナ側の闘争はそれに対する民族運動だという、ある程度の考慮がなされていた。だが同時多発テロ以後、それらの酌量は一切切り捨てられ、「反テロキャンペーン」の下にイスラエルとアメリカはあからさまに共同戦線を張った。

パレスチナ問題(パレスチナもんだい、アラビア語: القضية الفلسطينية‎、ヘブライ語: הסכסוך הישראלי-פלסטיני‎)は、パレスチナの地を巡るイスラエル人(シオニスト・ユダヤ人ら)とパレスチナ人(パレスチナ在住のアラブ人)との関係から生じた紛争を一個の政治問題として扱った呼称。パレスチナ・イスラエル問題と表記することもある。(ウィキペディア)

パレスチナ問題→混沌の極み

「自爆テロ」(イスラエル・アメリカの言い方)と「殉教自爆」(パレスチナの言い方)

キャッチフレーズによる謀略(西側諸国・日本)

イスラーム特有の思考方法
 あらゆる物事を明文化し、理論立てて説明するというのがイスラームが採用したアリストテレスの形式論理学がある。

エジプト・アズハル大学
 アル=アズハル大学(英語: Al-Azhar University)は、カイロに本部を置くエジプトの公立大学である。970年に設置された。 アラビア語では '(جامعة الأزهر (الشريف Jāmiʻat al-Azhar (al-Sharīf) 'と呼ばれる。イスラム教スンナ派の最高教育機関として有名であり、現存する世界最古の大学の1つである。アル=アズハル学院とも呼称される。アル=アズハル・モスク(970年建立)に付属するマドラサとして、ファーティマ朝支配下のカイロに設立された。アズハル(Azhar)の名は、ファーティマ朝においてカリフの直系の先祖とされた預言者ムハンマドの娘ファーティマ・アッ=ザフラーの称号「アッ=ザフラー ( الزهراء Al-Zhra'「光輝く者」)‎に由来し、「最も栄えある」の意味を持つ。
アズハルで学術研究が始まったのは975年のラマダン月である。イスラーム法学および法解釈学に加えて哲学、天文学、論理学、アラビア語文法学の部門を擁し、ファーティマ朝の宗旨を反映してシーア派の学府として発足した。同時代の他の王朝のカリフがギリシャ哲学を背教的でヘレニズム的であるとして非難し排除していた中、ファーティマ朝のカリフはギリシャ哲学を積極的に奨励し、内外から優れた著作や学者をカイロに集めた。このためアズハルはイスラーム世界における哲学研究の中心地となり、プラトン、アリストテレスなどの著作の研究が行われ、哲学関連の蔵書は膨大な数を誇るようになった。
現在の大学院にあたるコースも開講しており、世界で最初の成熟した大学であったと評価されている。また創立当初からの伝統では、イスラーム法学を志す者に対して誰にでもいつでも門戸を開放するという趣旨から、入学随時・出欠席随意・修業年限なし、という3原則を守っていた[1]。(ウィキペディア)

日本人の「縮み指向」↔イスラームの偶像否定

「誓言形式」というコーランに独特の文体
「誓おう、この町にかけて、汝はこの町で何の禁忌を持たない身。生み手と生まれたものにかけて」(コーラン第九十、町章、一―三節)

これが何に誓うのか、何のために誓うのか、全く不明であるが、これこそが意識の深層から湧き出てきたイマージュの文脈なのである。聞く者たちを不思議な世界へ引き込むためにこの「誓言形式」が使われるという。すなわち、前もって人々の注意を喚起するための演出効果と解釈するのが理解しやすいだろう。

 しかし人間はそもそも傲慢で思い上がりが強く、不遜な振る舞いに走るから、「唯一神を常に畏れよ」とコーランは繰り返して忠告する。また人間は忘恩の徒で、忘れやすいから、一日五回必ず礼拝をして、その度毎に唯一神を思い出すように、とコーランは述べているのである。

 日本人の一般的な考え方は、自然に対して受け身の立場で、付与された人生を甘受するというイスラームの認識のしかたは違っている。

シーア派→預言者の血筋を引く近親者の伝承重視
スンニ派→教友たちが伝える正伝を典拠とする

初代カリフ=アブーバクル
第二代カリフ=ウマル
第三代カリフ=ウスマーン
第四代カリフ=アリー

 日本は、東海の彼方にある未知の国として「ワクワク」の名前で呼ばれている。

 現代の経済学が数理による無機的で血の通わない抽象的なものだという欠点を補い、その中に喪失された道徳や倫理の側面に光を当て、人間の学として、「人間のための経済学」を追求しようという明白な目的を、イスラーム経済は持っている。

 イスラームは七世紀から経済に「制約の原理」を課しており、無制限な自由を抑制し、経済活動を円滑に営んできた。