異星人のすがた？

「スカタン星人はこんな感じですわ。」


「ホンマにアホ面やん。」


「・・って言うか・・、アホそのものって感じやわ。」


「あんたらねー、アホアホ言うてまっけど、スカタン星人はね、ごっつい知性が高いんでっせ。ワイみたいなロボットも作るんですよってに。」


「それはそうかも知れんけど・・・やっぱり・・アホの見本みたいな感じやわ。」


「みんな、こんな顔なんかいな？」


「そや。こいつらは映画俳優でもアイドルでも、学者でも乞食でも、みーんな同じ顔やで。」


「女の子でも？」


「そうですがな。」


「・・天はこの星では二物を与えんかったんや。ははは。」


「それに比べてピヨピヨ星の美しいことや。これがピヨピヨ星や。この星はほとんどが海やで。陸地はこんだけや。」


「なんかイスカンダルみたいな感じでんなぁ。」


「この小さい島にみんなが住んでんのぉ？」


「この島って、どれくらいの大きさなんやろ？」


「けろ丸に解るように言うとやな、丁度これが淡路島、小さい方が小豆島くらいや。」


「よう解るー！」


「ピヨピヨ星には２つの人種があるんやで。多くの人は海上生活者で、この白い方や。で、人口の非常に少ない黄色い人種が陸地に住んどる。」


「色っちゅうか、人種で住むトコがちゃうんでっか？」


「うん、そうや。ピヨピヨ星では黄色い方が上流階級なんや。いわゆる貴族やね。」


「えーっ！！」　　　


「・・・ほな、ひよ之介師匠も貴族でっか？」


「あかんか？」


「・・貴族って・・それ、池田貴族かなんかの間違いとちゃうの？」


「あほーっ！　ほなオレは心霊研究やっとんかい！」


「なんか、ガラの悪い貴族やなぁ。」


「ま、それは置いといて。　でも、ピヨピヨ星はアホ面ちゃうやろ？」


「うんうん。たしかに。」


「せやけど、ワイはスカタン星人は尊敬してまっせぇ！」


「尊敬なぁ・・・。そう言えば・・・。」






☆「気ままに展開。。。」のキャラクター紹介はこちら


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