「おるやんけ!そこに!」
「向こう向いとる間に逃げよ!」
「静かに!静かにでっせ!」
♪~小豆洗いましょか~ 人とって食いましょか~ ♪
「ギク!」
「は、は、はう、はやく・・!」
『 ・・・誰や?』
「み、見つかった・・・!!」
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「はよ、遠くまで行こ! こんなトコで食われたない!」
「思い出した!川たろうはん、妖怪って小豆洗いや!! たしかクサガメのおっさんが言うとった!」
「シャレならんでー! 急ご!」
・・・しかし、カメもいることですし、そうハイスピードでは歩けません。残念ながら・・・。
「あれ、なんか歌が近くなってへんかぁ?」
「え? そそ、そんなハズは・・・」
『 』
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「眠たいな~・・・気持ちよう寝とったのにィ~」
「ひよ之介はん、しっかりしなはれや 食われまっせ 妖怪に」
「あー?」
「春ちゃん、歌や」
「・・洗いましょか・・・人とって喰いましょか・・・しょきしょき・・」
「」
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「なんか・・歌みたいなん聞こえへん・・?」
「・・聞こえますな・・。」
「・・・何・・やろ?・・。気持ち悪いな。」
「あ! 思い出した!! この川のどっかで『妖怪が出る』って聞いた事ありまっせ。」
「ワタシですか!」
「いやいや!冗談やおまへんねん! 人食い妖怪の話でっせ!」
「それ、シャレならんわ! もう行こ!! 悠長に構えとる場合とちゃうわ!」
「そやそや、行きまひょ!! あ、師 . . . 本文を読む
たき火を囲んで、夜の語らいの時間です。
「静かやなぁ。川のせせらぎの音と、このたき火の木のはぜる音。」
「ええ風情やおまへんか。」
「今晩はせせらぎの音を聞きながら眠るっちゅう訳やね。」
・・・。・・・しょき。・・・。・・・。しょきしょき。・・・。
「いま、何か聞こえたで。」
「そうかぁ?水の流れる音やろ?」
・・・。・・ょき。・・・。しょ・・きしょき。・・・。
「・・いや、 . . . 本文を読む
今回はお礼を申し上げるべく、番外編です。
いつも『気ままに展開。。。』をご覧下さっている皆さま、ありがとうございます。
皆さまの暖かいご支援を頂きまして、ブログランキングの順位も徐々に上がってきております。
この場をお借りいたしまして、心からお礼申し上げます。
まったく『気の向くまま』に展開しておりますが、これからも精進してまいりますので、今後とも『気ままに展開』を可愛がってやって下さいませ。 . . . 本文を読む
「・・・宇宙人やったとは・・なぁ・・。」
「どえらい話になって来よりましたで~。」
「わはは。そんなん大した事とちゃうって! オレらの近所やったら、しょっちゅうあるで、そんな事。なんか緑色の顔したオッサンがおるなぁとか思っとったら、何十万光年向こうの星から来たとか。」
「緑色の顔したオッサンって・・私の事ですか?」
「いやいや、ごめんごめん、キミとちゃうで。」
「しかし・・・大ざっぱな宇 . . . 本文を読む
「いつ来たかは忘れたわ。・・・っていうより計算出来ひんねん。オレの元々おったトコと、ここでは時間の流れ方がちゃうし。」
「・・・。」
「どこから・・ちゅうのは・・こっちで言うとリゲルっちゅう星、知ってる?
あの近所やねん。小っさい星やねんけど。」
「・・・ほたら・・師匠・・・宇宙人やん・・・。」
「オレから見たら、キミらも宇宙人、いや、人やないから宇宙生命体やで。」
「・・・たしかに。 . . . 本文を読む
「今の姿と計算が合わんやろ? 春男さん。」
「せやねん。ほたら、ある程度の年月になったら、師匠は姿かたちが変わってゆくもんとちゃうんやろか・・・?」
「師匠のお父はんとか、お母はんってね、どんな感じなん?」
「わては・・・ニワトリ系か、アヒル系かと思ってたんやけど・・・。ちょっとずれても白鳥・・・?」
「僕はこの性格からして猛禽類かと思ってた。」
「え?オレのおかんとおとん? オレと一緒 . . . 本文を読む
「そのヒナとか成長したらとかってサッパリわからん」
「・・・。師匠、今年で何才くらいになるんやろ・・?」
「まずそこですわ」
「知らん。って言うか忘れた!」
「たしか、前に森高千里が好きやったって言うてたよね?」
「うん。好きやったよ。」
「それってリアルタイムで知ってたん?」
「そやで。」
「しかも、その時色気づいて見てたんでっか?」
「当たり前やん!」
「川たろうさん、変や . . . 本文を読む