「なんか悲しいなってくるなぁ。こんなん見てると。」
「この国のモラルっちゅうのは、どこまで下がるんでっしゃろな。」
「そうやな。でもな、ええ大人が我がの事さえ良かったらええんやで。それが人の親やったりしたら、もう修正なんてきかんのとちゃうやろか?」
「何にしてもそうやん。若いもんは・・・って言うたりする事もあるけどさ、その若いもんのベースにあるのは、育てられた環境やで。アホの下地はアホ . . . 本文を読む
「あぁ、ホンマにゴミが捨ててあるわ。」
「なんか得体の知れん、黒いビニール袋もあるし。」
「あのビニール袋に、ろくでもないモンが入ってるとか・・・?」
「ありがち。」
「いいものが入ってて欲しいな。」
「もう。開けんとってよ。けろ丸。」
「そやそや。先に言うとかな。な!」
「あ、はいはい。開けません。」
「ホンマに開けんなよ。」
「開けるなって言われたら、開けた . . . 本文を読む
「しかしオレらもよう歩くなぁ」
「このブログが始まって以来、歩き通しやで。」
「ほんで時々、『あれ?あれは何?』とか言うて、新しい展開が始まると。」
「あ! あれ、何かな?」
「なっちゃん、タイミング良すぎ! 冗談はやめてください。」
「ホンマよ~! あれあれ! 川のトコ!」
「あ、あれは・・・ゴミの山?」
「ゴミ捨て場でもないのに?」
「行ってみる?」
「ゴミの山やったら、 . . . 本文を読む
「なんぼ気ままに展開してるとは云え、昼寝中の地蔵さんに錫杖でカンチョーはマズかったわな。」
「けろ丸の暴走を止めんかったオレらも、責任の一端はあるな。」
「そうでんな。」
「けろ丸? なんかトボトボ歩いて・・・。どうしたん? まさか反省?」
「・・・。ちょっと腹痛いねん。」
「あんた、それ盗み食いしたお供え、傷んどったんちゃう?」
「かも知れん・・。腹がグルグル言うとるー。」
「これ . . . 本文を読む
「わしが一声かけたら、続々と集まってくるからな。大日如来やら千手観音やら文殊菩薩やら、ようけ来るからな。」
「目に涙、溜まっとるで。」
「泣いてないわいっ!」
「お、おまえらなー、大日如来なんか体もごっついし、黒光りしとって迫力あんど!千手観音はな、手ぇいっぱいでキモイねんぞ! 顔のいっぱいついた十一面観音もおんねんぞ! ほんでな、ほんでな四天王とか来たらなー、めっちゃいかついどー!」
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「今からおまえらに仏罰を与える! ・・・ムニャムニャムニャ・・・。」
「え?ボクから? ボクから?」
「・・・。」
『喝ーッ!!』
「・・・・ん? 何もなってないで?」
「・・ま、今日のところはこの辺でかんにんしたろ。今度から気ィつけろや。」
「何もなってないやん。ナア?バチは?バチは?」
「ホンマは駆け出しの地蔵なんとちゃうか? ひそひそ」
「口ばっかりやー。多分 . . . 本文を読む
「おまえらには仏罰を与えたる!覚悟せいよ!」
「ハァ? オレらもかぁ?」
「んー? よう見たら、おまえら妖怪がおるやないけ! そこのカッパと雪女ッ!! おまえら、どうせ里のもんらに悪さばっかりしとるんやろ!」
「しとらんけど。」
「あたし、なんか腹立ってきたって。」
「ままま、抑えて抑えて! なっちゃんはクールに、クールに!」
「妖怪2匹に、おまえはただのカメやな。ほんで・・・そこのひ . . . 本文を読む
『何さらしとんじゃいッ!!ワレっ!! シバキ回すぞ!!コラ!』
「多くの仏教徒をほっぽり出して、昼寝とはええ身分やのー。天に代わって、けろ丸が不義を討つ! わはは。」
「まだ構えとるやんけ・・・。」
「完全にナメとる・・。」
『誰にモノ言うとんじゃい!! わしゃ地蔵菩薩やど!! いてこますぞワレ!!』
「いてこまされる前に、おまえにカンチョー喰らわした棒の先っちょ、鼻の穴に突っ込んだる . . . 本文を読む
「けろ丸っ! あかんって!」
「仏罰じゃ! ホレっ! カンチョー!!」
『ドスッ!!』
「なんちゅうバチ当たりな・・・!」
「うおッ!」
「やりよった・・。」
☆「気ままに展開。。。」のキャラクター紹介はこちら
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このところ不振が続いております。あきまへん。。
ブログランキング! こちらもズルズルと下がっております。あきまへん。
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「何やー。何かと思たら地蔵さんやんか。」
「こんなとこにほり出されて・・・るんとちゃうな。この地蔵、寝とるな。」
「よだれ出てる。。。」
「有り難味がおまへんなぁー。」
「さっきの誰もおらん祠って、この地蔵さんの祠やったんちゃう?」
「多分、そうでんな。」
「祠の横で寝転ぶのも何やから、ここまで来て寝とるんかな?」
「そうかも・・。遺体やなかったね。・・・でも無防備な姿やわ・・。」
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