くずの葉に星ハラビロヘリカメムシがいる

　大きなクズの葉の上にカメムシがいる。
　近づいてみると、ホシハラビロヘリカメムシだった。長い名前だけど、体の特徴をそのまま表現してくれていて覚えやすい。いろいろな虫に出会うこの頃。

林縁にコノシメトンボ

　林縁を流れる小さな流れ。そこに張られた細いロープ。
　そのロープにトンボがとまった。翅の先が焦げ茶色に染められている。コノシメトンボのメスのようだ。しばらくじっとしていた。

ヤマハギの花にキチョウ

　太い幹の向こうにヤマハギの花が咲いている。
　その花にキチョウが飛んでいった。幹の間からヤマハギの花で吸蜜するキチョウを眺めることに。

川の土手にキリギリスがいる

　川の土手に上がったところの草むらに虫がいる。
　そっと近づいてみるとキリギリスのオスだった。ヨモギの若い枝にしっかりとつかまっている。羽の緑色の筋がきれいだ。・・草むらの中に入ってみる。

キリギリスがこちらを向いて

　キリギリスのいるところに近づいた。
　キリギリスは動く様子はない。でも、のけぞるような格好で、「何？」というような顔でこちらを見ている。おとなしいけど、脱皮したばかり？　・・川原のあちらこちらからキリギリスの鳴く声が聞こえてくる。

林縁にジョロウグモが網を張って

　林縁にジョロウグモの網。
　網の中央に長い脚を伸ばしているのはジョロウグモのメス。まだ、体が小さい若いメス。これから秋にかけて大きくなる。網の向こう側にいるので、お腹の模様がよく見える。

オニドコロの雄花序に近づいて

　林縁にオニドコロの蔓が伸びている。
　雌雄異株のオニドコロ。こちらは雄株の雄花序。淡緑色の小さな花がいくつもついている。

オニドコロの雌花序に近づいて

　オニドコロの雌花序に近づいた。
　雌花がまばらについている。画面の下の方に見える花は、もう受粉して実が大きくなってきている。実が大きくなると、この雌花のついている間隔はちょうどよくなる。