ヨウシュヤマゴボウが大きくなって

　林縁の草地にヨウシュヤマゴボウ。
　草丈も大きくなって大きな葉をたくさん開いている。茎の先には長い花序が見える。

ヨウシュヤマゴボウの花序に近づいて

　ヨウシュヤマゴボウの花序に近づいた。
　たくさんの小さな花がついている大きな花序。小さな花の花弁のように見えるのは萼片。花の中心にある緑色の丸いものは子房。その周りに雄しべが見える。

ヨウシュヤマゴボウの実もできている

　葉の下には、ヨウシュヤマゴボウの実も見える。
　花の後に緑色の実ができている。まだ緑色だけど、もうずいぶん大きくなっている。

川の土手にワルナスビの花

　川の土手にワルナスビの花が咲いている。
　ワルナスビという名前はかわいそうな感じもする花。でも、葉や茎を見ると鋭いトゲがいっぱい。

ワルナスビの花に近づいて

　ワルナスビの花に近づいた。
　黄色いバナナのようなものが目立つ。これは雄しべの葯。先端に穴が空いている。ここから花粉を出す。

林床のあちらこちらにヤマホトトギスの花

　林床のあちらこちらにヤマホトトギスの花が咲いている。
　花弁が反り返るヤマホトトギスの花。花の中心から雌しべと雄しべが立ち上がっている。花の隣にもうすぐ開く蕾が見える。

ヤマホトトギスの花に近づいて

　ヤマホトトギスの雌しべと雄しべの部分に近づいた。
　赤い斑点のあるのが雌しべ。正面に見える雌しべをみると、先端が２つに分かれている。雌しべの下に雄しべが開いている。葯が見える。雌しべと雄しべで噴水のような形を作っている。

雌しべの残ったヤマホトトギスの花

　もう花弁と雄しべのないヤマホトトギスの花。
　噴水のような形をした雌しべだけが残っている。隣には、もう無が大きくなっている。