はるぽんブログ

はるぽんのパソコンいろいろ日記です。

ウェアラブル端末勉強会&江戸城ツアー

2015-06-23 | パソコン雑記

日曜日、ウェアラブル端末勉強会&江戸城ツアーに参加してきた。
スマートグラスを身に付けて、現在台座だけが残る江戸城を見上げると、CGで復元された江戸城の天守閣が見えるというもの。

パソコープ理事の先生の教室で、パソコン講師向けに企画してくださった今回のツアー。
一般の人向けとは違い、ツアーの前に勉強会があったことがとても嬉しかった。
遅ればせながら、一部、理事の先生からいただいた画像も使って報告です。

株式会社アスカラボの角田氏より、Mixed Reality技術を用いた文化財の復元の講座が始まった。
難しいことはわからないけれど、要は、今はもう実際に存在しない遺跡などを現実と仮想の中間の映像で実現する技術。

メガネをかけたら、昔の建造物が見えたり。

人が話しかけてきたりしたら面白いよねと。

そんなことが実現できそうなウェアラブル端末も、最近はずいぶんとおしゃれに小型化。

さあ、実際に装着してみましょう。スマートグラスはEPSONさん。

意外と重かった。手で押さえていないと少しずれちゃう。
メガネをかけている人は、その上からでも大丈夫。
リアル体験その1として、まず、江戸時代の日本橋の様子をスマートグラスを通してみることができた。
スマートグラスをかけると、目の前に四角いスクリーンが現れ。自分の向く方向によって、景色も変わっていく。
今、この見ている景色をどうにか撮影できないか。
画面ショットなど取れたらいいのにね。
「できません」との回答だったが、できないと聞くとやってみたくなる。

スマートグラスの右目スクリーンにiPhoneのカメラを密着させて、よいしょっとパチリ。
実際には両目で見ているので、見えるスクリーンはもっと大きい。
耳からは、江戸時代の日本橋の説明が流れている。
これだけでも十分興味深く、面白かった。


         ( ↑ 結構がんばって撮影:私 )

リアル体験その2。今度は実際に皇居に出向き、大手門や天守台へ。
ここからは近畿日本ツーリストさんのご協力。
この頃に合わせて、いい具合に雨になってしまい、みなとても大変だった。

何もない天守台を見上げると、確かに江戸城の天守閣が見えた。
きっと今後、このCGの精度もどんどん上がっていって、もっと素晴らしいものになっていくのだろうと思うと嬉しくなった。
個人的には、作られた天守閣のCGよりも、天守台から見渡した当時のパノラマ写真がとても感慨深かった。
昔の人がみたここで見た風景なのかなぁと思って感動だった。
ドラえもんの世界が本当になった一端をみた。そんな一日だった。

企画してくださったパソコープ理事の増田直樹先生・由紀先生、ありがとうございました。