食品事件事故情報（食中毒２９）

　※食中毒発生状況（Ｈ２９）

　・厚労省が集計した「平成２９年食中毒発生状況（速報値）」によると
　　全国の食中毒発生件数１０１４件、患者数１６４６４名、死者数３名となり件数等は前年より減少している。
　・原因物質別にみるとカンピロバクター（３２０件）ノロウイルス（２１４件）寄生虫（アニサキス２３０件）サルモネラ（３５件）による食中毒が多く
　　ボツリヌス、Ｏ１５７、イヌサフランによる食中毒で死亡例も認められた
　　また、行政上食中毒と扱われなかったもののＯ１５７やサルモネラ感染による死亡事例も例年より多く認められた


　〇死亡例（食中毒）　☆自然毒（１名）　細菌（２名）

　　３月下旬　ボツリヌス　　家庭　　　ハチミツ　東京都足立区　　　６ケ月男児　　
　　５月中旬　イヌサフラン　家庭　　　野草料理　北海道富良野市　８０代女性
　　９月上旬　Ｏ１５７　　　惣菜店　　サラダ類　群馬県前橋市　　　３歳女児


　〇死亡例（細菌感染症）

　　６月上旬　Ｏ１５７　　高齢者施設　群馬県伊勢崎市 　　９０代女性
　　７月下旬　Ｏ１５７　　介護施設　　茨城県ひたちなか市　８０代女性
　　８月上旬　Ｏ１５７　　病院　　　　北海道札幌市　　　　８０代男性２名
　　８月下旬　Ｏ１５７　　高齢者施設　北海道札幌市　　　　９０代女性
　　８月下旬　Ｏ１５７　　家庭　　　　大阪府東大阪市　　　８０代男性
　　１０月上旬Ｏ１５７　　家庭　　　　群馬県前橋市　　　　４０代男性
　　９月中旬　サルモネラ　家庭　　　　山形県鶴岡市　　　　８０代女性