※食品安全トピックス（Ｈ３１．３）
〇有毒植物食中毒（ヒガンバナ等）
Ｈ３１．３．１５ 千葉県長柄町内家庭でヒガンバナ食中毒発生。５０代７０代家族女性２名が吐き気嘔吐等症状で病院入院治療
原因食品：味噌汁 ３月１１日自宅の庭にあった野草をニラと誤認し朝食に調理し家族で喫食後食中毒症状を発症
千葉県の調査で患者宅の味噌汁の残りから有毒成分のひとつであるガランタミンを検出し家庭の食事が原因の食中毒と断定
Ｈ３１．４．１ 三重県いなべ市内家庭でスイセン食中毒発生。２０－７０代家族男性３名が嘔吐等症状で救急搬送で病院入院治療
原因食品：炒め物 ３月２８日自宅庭でニラと誤認しスイセンを採取し２９日家庭で調理し喫食後数時間で食中毒症状発症
三重県は春先に自宅に庭にあるスイセンで食中毒が発生することが多いのでニラなどと誤認し喫食しないよう注意喚起
Ｈ３１．４．３ 秋田県秋田市内家庭でスイセン食中毒発生。購入した苗の葉を喫食した６０代女性１名が吐き気嘔吐等症状で病院入院治療
原因食品：チャーハン ３月下旬にスーパーでスイセン苗をニラと誤認し販売、購入した女性が２日自宅で葉を調理喫食し発症
生産者はスイセンをニラと誤認しニラ苗を食用としてスーパー等の産直コーナー３か所で３月中に９個販売
秋田市は販売者に対し販売した苗の回収命令を行うとともに販売者が店頭等で周知し購入したものの返品と喫食しないよう注意喚起
Ｈ３１．４．１２ 茨城県北茨城市家庭でバイケイソウ食中毒発生。７０代男性６０代女性夫婦１０代男性３名が嘔吐下痢等症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ９日知人から譲り受けた野草（オオバギボウシと誤認）を自宅で調理喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．１７ 福井県福井市内家庭でスイセン食中毒発生。６０代男性１名３０代１０代女性２名吐き気嘔吐等症状で病院入院治療
原因食品：カレーライス ４月１４日自生したスイセンをニラと誤認採取し夕食にカレーに入れ調理し喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．１６ 山形県寒江市内家庭でスイセン食中毒発生。３０代６０代男性２名が吐き気嘔吐腹痛下痢等症状で病院治療
原因食品：お浸し １３日夕食に自宅で栽培していたスイセンをニラと誤認し調理喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．２０ 山形県西村山郡内家庭でスイセン食中毒発生。６０代女性１名が寒気吐き気嘔吐等症状で病院治療
原因食品：チジミ １９日昼食に自宅庭に自生していたスイセンをニラと誤認し調理し喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．２０ 群馬県渋川市内家庭でイヌサフラン食中毒発生。７０代男女家族２名が嘔吐下痢呼吸困難等症状で病院入院治療
原因食品：野草炒め 知人が自宅のイヌサフランをギョウジャニンニクと誤認し譲り受けた患者が昼食に調理し喫食後食中毒症状を発症
患者はいづれも入院治療中だが男性患者は症状が悪化し意識不明の重体で女性は嘔吐下痢等軽症で快方に向かっている
病院入院治療中の男性患者（７２歳）は２２日午後死亡したため群馬県警は患者を司法解剖し死因を確認する方針
Ｈ３１．４．２６ 山形県鶴岡市内家庭でトリカブト食中毒発生。４０代５０代男女２名が口痺れ手足痺れ不整脈血圧低下等症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２２日知人からニリンソウと誤認したトリカブトを譲り受け２４日夕食に調理して喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．２８ 北海道小樽市内家庭でトリカブト食中毒発生。７０代男女２名夫婦が嘔吐手足等痺れなど症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２５日午前に積丹町内で採取したせり科のコジャク（トリカブト混入）を自宅で調理喫食後食中毒症状を発症
Ｒ１．５．２ 山形県鶴岡市内家庭でトリカブト食中毒発生。４０代女性が嘔吐手足痺れ呼吸困難など症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２日昼食に食用のモミジガサとして譲り受けた野草を調理し喫食後食中毒症状を発症
Ｒ１．５．４ 秋田県仙北市内家庭でスイセン食中毒発生。３０代男性４０代女性夫婦２名が吐き気嘔吐下痢等症状で病院治療
原因食品：野草炒め ３日朝食に自宅近くに自生していたスイセンをニラと誤認し調理喫食数時間後食中毒症状を発症
Ｒ１．５．２５ 秋田県横手市内家庭でトリカブト食中毒発生。５０代女性６０代男性８０代女性９０代男性家族４名が手痺れ眩暈等症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２３日夕食に知人から譲り受けた山菜をシドケと誤認し調理喫食後当日翌日に食中毒症状を発症
Ｒ１．６．４ 秋田県鹿角市内家庭でイヌサフラン食中毒が発生。８０代女性１名が嘔吐下痢呼吸困難等症状で病院入院治療４日深夜症状悪化し死亡
原因食品：野草炒め ３日朝自宅の庭でウルイと誤認採取し朝食に調理喫食後２時間程度で食中毒症状を発症
〇食品回収（食品添加物）
Ｈ３１．３．１９ 山口県宇部市内大手化学メーカーが製造した食品添加物の自主回収事例発生。膨張剤重炭酸アンモニウムの製造工程で設備が破損し金属片混入
関係食品：菓子等膨張剤 １月３０日から２月２０日にかけて製造した製品に混入した疑いがあり複数の出荷先で異物混入を確認
会社の自主検査で異物片を発見し製造工場の詳細調査の結果製造設備の破損したことによる製品への異物混入と判明
出荷された量は約２００トンで複数の食品メーカーや化学メーカーに出荷され出荷先は５０か所で取引先に連絡し使用中止と自主回収要請
Ｈ３１．３．１９ 茨城県古河市内の大手菓子メーカー工場が製造したビスケット菓子の自主回収事例発生。食品添加物由来の異物混入によるもの
関係食品：ビスケット菓子 １月製造の３種類の製品（クッキー、クラッカー）でステンレス片混入可能性があり回収対象数は１４万個
Ｈ３１．３．２０ 新潟県柏崎市新潟市内の大手菓子メーカー工場で製造したクッキー菓子の自主回収事例発生。食品添加物由来の異物混入によるもの
関係食品：ビスケット菓子 ７種類の製品（クッキー等）でステンレス片混入可能性があり回収対象は６０万個
Ｈ３１．３．２０ 滋賀県近江八幡市福岡県筑後市内大手菓子メーカー工場で製造したパイ菓子の自主回収事例発生。食品添加物由来の異物混入によるもの
関係食品：パイ菓子 ８種類の製品（チョコパイなど）でステンレス片混入可能性があり回収対象は１５０万個
〇新開発食品（ゲノム編集食品等）
Ｈ３１．３．２４ 生物遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術を使った食品は消費者団体等から発展途上技術で不安等の意見もあり消費者庁が表示義務化も含め検討
ゲノム編集食品について厚労省に情報を届出るだけで販売できるようになることから早ければ今年夏にも解禁され市場に流通する
ゲノム編集は自然界で起こる突然変異と区別がつかず検査で区別することは困難なことから遺伝子組み換え食品のような表示義務化は難しい
Ｈ３１．３．２４ 大手食品メーカーと大学研究所の研究チームが牛由来筋肉細胞用いてステーキ状の筋組織の作成に世界初で成功
肉本来の触感をもつ培養ステーキ肉の実現に向け筋肉組織の立体構造を人工的に作成する研究に取り組み成果を上げる
〇有毒魚介類食中毒（麻痺性貝毒）
Ｈ３１．３．２５ 大阪府岬町内家庭で麻痺性貝毒食中毒が発生。８０代男女家族２名が手足痺れめまい等症状で病院入院治療
原因食品：茹で貝 ３月１６日自宅近くの港でムラサキイガイを採取し自宅に持ち帰り夕食に喫食後食中毒症状を発症
大阪府は２月下旬から大阪湾や淀川下流域に生息する二枚貝アカガイ、トリガイ、シジミなどを採取し食べないよう注意喚起
〇有毒植物食中毒（ヒガンバナ等）
Ｈ３１．３．１５ 千葉県長柄町内家庭でヒガンバナ食中毒発生。５０代７０代家族女性２名が吐き気嘔吐等症状で病院入院治療
原因食品：味噌汁 ３月１１日自宅の庭にあった野草をニラと誤認し朝食に調理し家族で喫食後食中毒症状を発症
千葉県の調査で患者宅の味噌汁の残りから有毒成分のひとつであるガランタミンを検出し家庭の食事が原因の食中毒と断定
Ｈ３１．４．１ 三重県いなべ市内家庭でスイセン食中毒発生。２０－７０代家族男性３名が嘔吐等症状で救急搬送で病院入院治療
原因食品：炒め物 ３月２８日自宅庭でニラと誤認しスイセンを採取し２９日家庭で調理し喫食後数時間で食中毒症状発症
三重県は春先に自宅に庭にあるスイセンで食中毒が発生することが多いのでニラなどと誤認し喫食しないよう注意喚起
Ｈ３１．４．３ 秋田県秋田市内家庭でスイセン食中毒発生。購入した苗の葉を喫食した６０代女性１名が吐き気嘔吐等症状で病院入院治療
原因食品：チャーハン ３月下旬にスーパーでスイセン苗をニラと誤認し販売、購入した女性が２日自宅で葉を調理喫食し発症
生産者はスイセンをニラと誤認しニラ苗を食用としてスーパー等の産直コーナー３か所で３月中に９個販売
秋田市は販売者に対し販売した苗の回収命令を行うとともに販売者が店頭等で周知し購入したものの返品と喫食しないよう注意喚起
Ｈ３１．４．１２ 茨城県北茨城市家庭でバイケイソウ食中毒発生。７０代男性６０代女性夫婦１０代男性３名が嘔吐下痢等症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ９日知人から譲り受けた野草（オオバギボウシと誤認）を自宅で調理喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．１７ 福井県福井市内家庭でスイセン食中毒発生。６０代男性１名３０代１０代女性２名吐き気嘔吐等症状で病院入院治療
原因食品：カレーライス ４月１４日自生したスイセンをニラと誤認採取し夕食にカレーに入れ調理し喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．１６ 山形県寒江市内家庭でスイセン食中毒発生。３０代６０代男性２名が吐き気嘔吐腹痛下痢等症状で病院治療
原因食品：お浸し １３日夕食に自宅で栽培していたスイセンをニラと誤認し調理喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．２０ 山形県西村山郡内家庭でスイセン食中毒発生。６０代女性１名が寒気吐き気嘔吐等症状で病院治療
原因食品：チジミ １９日昼食に自宅庭に自生していたスイセンをニラと誤認し調理し喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．２０ 群馬県渋川市内家庭でイヌサフラン食中毒発生。７０代男女家族２名が嘔吐下痢呼吸困難等症状で病院入院治療
原因食品：野草炒め 知人が自宅のイヌサフランをギョウジャニンニクと誤認し譲り受けた患者が昼食に調理し喫食後食中毒症状を発症
患者はいづれも入院治療中だが男性患者は症状が悪化し意識不明の重体で女性は嘔吐下痢等軽症で快方に向かっている
病院入院治療中の男性患者（７２歳）は２２日午後死亡したため群馬県警は患者を司法解剖し死因を確認する方針
Ｈ３１．４．２６ 山形県鶴岡市内家庭でトリカブト食中毒発生。４０代５０代男女２名が口痺れ手足痺れ不整脈血圧低下等症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２２日知人からニリンソウと誤認したトリカブトを譲り受け２４日夕食に調理して喫食後食中毒症状を発症
Ｈ３１．４．２８ 北海道小樽市内家庭でトリカブト食中毒発生。７０代男女２名夫婦が嘔吐手足等痺れなど症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２５日午前に積丹町内で採取したせり科のコジャク（トリカブト混入）を自宅で調理喫食後食中毒症状を発症
Ｒ１．５．２ 山形県鶴岡市内家庭でトリカブト食中毒発生。４０代女性が嘔吐手足痺れ呼吸困難など症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２日昼食に食用のモミジガサとして譲り受けた野草を調理し喫食後食中毒症状を発症
Ｒ１．５．４ 秋田県仙北市内家庭でスイセン食中毒発生。３０代男性４０代女性夫婦２名が吐き気嘔吐下痢等症状で病院治療
原因食品：野草炒め ３日朝食に自宅近くに自生していたスイセンをニラと誤認し調理喫食数時間後食中毒症状を発症
Ｒ１．５．２５ 秋田県横手市内家庭でトリカブト食中毒発生。５０代女性６０代男性８０代女性９０代男性家族４名が手痺れ眩暈等症状で病院入院治療
原因食品：野草お浸し ２３日夕食に知人から譲り受けた山菜をシドケと誤認し調理喫食後当日翌日に食中毒症状を発症
Ｒ１．６．４ 秋田県鹿角市内家庭でイヌサフラン食中毒が発生。８０代女性１名が嘔吐下痢呼吸困難等症状で病院入院治療４日深夜症状悪化し死亡
原因食品：野草炒め ３日朝自宅の庭でウルイと誤認採取し朝食に調理喫食後２時間程度で食中毒症状を発症
〇食品回収（食品添加物）
Ｈ３１．３．１９ 山口県宇部市内大手化学メーカーが製造した食品添加物の自主回収事例発生。膨張剤重炭酸アンモニウムの製造工程で設備が破損し金属片混入
関係食品：菓子等膨張剤 １月３０日から２月２０日にかけて製造した製品に混入した疑いがあり複数の出荷先で異物混入を確認
会社の自主検査で異物片を発見し製造工場の詳細調査の結果製造設備の破損したことによる製品への異物混入と判明
出荷された量は約２００トンで複数の食品メーカーや化学メーカーに出荷され出荷先は５０か所で取引先に連絡し使用中止と自主回収要請
Ｈ３１．３．１９ 茨城県古河市内の大手菓子メーカー工場が製造したビスケット菓子の自主回収事例発生。食品添加物由来の異物混入によるもの
関係食品：ビスケット菓子 １月製造の３種類の製品（クッキー、クラッカー）でステンレス片混入可能性があり回収対象数は１４万個
Ｈ３１．３．２０ 新潟県柏崎市新潟市内の大手菓子メーカー工場で製造したクッキー菓子の自主回収事例発生。食品添加物由来の異物混入によるもの
関係食品：ビスケット菓子 ７種類の製品（クッキー等）でステンレス片混入可能性があり回収対象は６０万個
Ｈ３１．３．２０ 滋賀県近江八幡市福岡県筑後市内大手菓子メーカー工場で製造したパイ菓子の自主回収事例発生。食品添加物由来の異物混入によるもの
関係食品：パイ菓子 ８種類の製品（チョコパイなど）でステンレス片混入可能性があり回収対象は１５０万個
〇新開発食品（ゲノム編集食品等）
Ｈ３１．３．２４ 生物遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術を使った食品は消費者団体等から発展途上技術で不安等の意見もあり消費者庁が表示義務化も含め検討
ゲノム編集食品について厚労省に情報を届出るだけで販売できるようになることから早ければ今年夏にも解禁され市場に流通する
ゲノム編集は自然界で起こる突然変異と区別がつかず検査で区別することは困難なことから遺伝子組み換え食品のような表示義務化は難しい
Ｈ３１．３．２４ 大手食品メーカーと大学研究所の研究チームが牛由来筋肉細胞用いてステーキ状の筋組織の作成に世界初で成功
肉本来の触感をもつ培養ステーキ肉の実現に向け筋肉組織の立体構造を人工的に作成する研究に取り組み成果を上げる
〇有毒魚介類食中毒（麻痺性貝毒）
Ｈ３１．３．２５ 大阪府岬町内家庭で麻痺性貝毒食中毒が発生。８０代男女家族２名が手足痺れめまい等症状で病院入院治療
原因食品：茹で貝 ３月１６日自宅近くの港でムラサキイガイを採取し自宅に持ち帰り夕食に喫食後食中毒症状を発症
大阪府は２月下旬から大阪湾や淀川下流域に生息する二枚貝アカガイ、トリガイ、シジミなどを採取し食べないよう注意喚起