※食品安全トピックス（Ｒ１．１２）
〇動物性自然毒食中毒（ふぐ）
Ｒ１．１２．６ 広島県呉市内家庭でコモンフグ食中毒が発生。７０代男性が口痺れ手足痺れ呼吸困難等症状で病院入院治療も重症化し６日死亡
原因食品：ふぐ刺しなど １２月１日海で自分が釣ったふぐを夕食に自宅で調理（フグ処理無資格）し喫食後食中毒症状を発症
Ｒ１．１２．１０ 兵庫県尼崎市内家庭でサバフグ食中毒が発生。７４歳男性が唇痺れ手足痺れ全身麻酔脱力感等症状で病院入院治療
原因食品：ふぐ肝など 夏に自分で釣ったふぐを下処理後冷凍保存し１２月８日夕食に調理し喫食後数時間で食中毒症状を発症
Ｒ２．１．３ 大阪府大阪市内家庭で毒フグ食中毒が発生。１９歳男性が唇痺れ手足痺れ脱力感呼吸困難等症状で救急搬送され病院入院治療
原因食品：焼きふぐ １月３日淡路島の海で自分が釣ったふぐを現場で調理し喫食約２時間後に帰宅途中に食中毒症状を発症
患者は素人でふぐ処理に関する知識がなくふぐを釣った現場で調理したふぐの肝臓を含むほとんど１匹を喫食し発症したもの
〇赤痢感染症（細菌性赤痢）
Ｒ１．１２．６ 山形県酒田市内で赤痢菌感染症が発生。３０代女性、幼児２名が相次いで発熱腹痛下痢血便等症状で病院入院治療
酒田在住関連のない患者２名が１１月２９日発症し医療機関を受診、４日検便の結果細菌性赤痢と診断され所轄保健所が調査
感染源は不明で山形県では今年３例目で全国では１０１名の感染例報告され自治体別では東京都２３名大阪９名愛知８名福岡７名
Ｒ１．１２．９ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。７日１名８日８名が発熱腹痛血便等赤痢様症状を発症し９日までの調査で９名の赤痢菌感染が確認
患者はいづれも酒田市内保育所に通園する幼児や父兄（保護者３０－４０代男女兄弟）で保健所では関係者家族１９５名の検便検査を実施（１１８名陰性）
Ｒ１．１２．１１ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。５日５名が腹痛下痢等赤痢菌様症状等で発症し５日までに５名の赤痢菌感染確認
患者は保育所幼児８名と保護者兄弟３０－４０代男女５名小学生２名高校生１名で合計１６名。保育園は７日から休園措置
Ｒ１，１２，１２ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。１２日までに男女６名が腹痛発熱下痢等症状等で発症し検査結果患者の赤痢菌感染確認
患者は保育所幼児５名と家族の高校生１名の合計６名でいままでに２２名（幼児１３名小学生２名高校生２名保護者５名）の患者判明
Ｒ１．１２．１４ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。１４日に高校生女性が腹痛下痢発熱等症状で発症し検査結果患者の赤痢菌感染確認
患者は保育所と関連はなく所轄保健所は感染経路を調査中。発症者総計は保育所園児１３名家族９名他１名の２３名
Ｒ１．１２．１８ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。１８日に小学生男性高校生男性２名が腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
小学生患者は保育所家族だが、高校生患者は保育所と関連性はなく感染経路を調査中。発症者は総計２５名（
保育所関連２３名他２名）
Ｒ１．１２．２０ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。２０日までに小学生男子１名が腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
Ｒ１．１２．２３ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。２３日までに４０代男性１名が発熱腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
Ｒ１．１２．２５ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。２５日までに女性幼児１名が腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
〇食品等回収（清涼飲料水等）
Ｒ１．１２．３ 山形県庄内町内食品会社が製造した清涼飲料水（しそジュース）で回収事例が発生。無許可でジュースを製造し未検査のまま販売
関係食品：濃縮しそジュース 元年６月に清涼飲料水製造業の許可を未取得のまま製造した瓶詰ジュースを庄内町の売店で販売
６月１５日から１１月１３日まで３０本を出荷し食品衛生法違反（無許可製造）のため所轄保健所が改善等指導
Ｒ１．１２．３ 広島県東広島市内雑貨販売会社が販売した食品容器の自主回収事例が発生。販売会社の自主検査で容器の規格基準値を超過
関係商品：食品容器（ざる、ボール）７品目 容器の自主検査で食品衛生法に基づく基準値を超える蒸発残留物が検出
販売会社は全国の販売店での当該合成樹脂製ざるやボール販売を中止するとともに販売済製品の自主回収を開始
〇寄生虫食中毒（旋毛虫）
Ｒ１．１２．２０ 北海道札幌市内飲食店で旋毛虫食中毒が発生。クマ肉を喫食した３０－７０代男女６名が発熱発疹等症状で病院入院治療
原因食品：クマ肉ロースト １１月１０日にレストランで食事を喫食後１２月１０日までに全員が食中毒症状を発症
病院等の検査結果一部の患者（女性１名）から旋毛虫の抗体が検出。クマ肉は経営者が知人から入手し冷凍保存したもの（４年前）
札幌市は飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し店舗に対し３日間の営業停止処分。旋毛虫は冷凍に強く潜伏期間が長く重症化するとこも
Ｈ３０．１１．６ 北海道札幌市内家庭で旋毛虫食中毒が発生。クマ肉喫食２０ー３０日前後４０代男女２名母親１名が痒み発疹咳呼吸困難筋肉痛等症状で病院入院治療
原因食品：クマ肉ロースト、カツ 春に知人が知人から譲渡された狩猟直後のクマ肉を１週間冷蔵後自宅等で調理喫食後食中毒症状を発症
病院で検査結果患者３名から旋毛虫の抗体が検出され、旋毛虫食中毒と断定し治療を開始して約１０日後症状が改善
〇ノロウイルス食中毒（菓子等）
Ｒ１．１２．２７ 茨城県石岡市内菓子店舗でノロウイルス食中毒が発生。１０－７０代男女８２名が嘔吐下痢等症状で病院入院治療
原因食品：クリスマスケーキ クリスマス会で配布されたケーキを持ち帰り喫食後１０８名中複数名が食中毒症状を発症
茨城県は菓子店が製造したホールケーキが原因の食中毒と断定し店舗に対し営業禁止処分。患者１４名従事者１名からウイルス検出
Ｒ２．１．８ 愛知県安芸市内飲食店２店舗でノロウイルス食中毒が発生。利用者４－８８歳男女５６名（２７名２９名）が嘔吐下痢等症状で病院治療
原因食品：仕出し弁当・会食料理 １月３日４日に２店舗で調理提供した食事を喫食後複数名食中毒症状を発症（弁当の一部は懐石料理店で調理）
愛知県は飲食店（仕出し割烹店・懐石料理店）が調理提供した食事が原因の食中毒と断定し系列２店舗に対し営業禁止処分。患者１６名からウイルス検出
〇動物性自然毒食中毒（ふぐ）
Ｒ１．１２．６ 広島県呉市内家庭でコモンフグ食中毒が発生。７０代男性が口痺れ手足痺れ呼吸困難等症状で病院入院治療も重症化し６日死亡
原因食品：ふぐ刺しなど １２月１日海で自分が釣ったふぐを夕食に自宅で調理（フグ処理無資格）し喫食後食中毒症状を発症
Ｒ１．１２．１０ 兵庫県尼崎市内家庭でサバフグ食中毒が発生。７４歳男性が唇痺れ手足痺れ全身麻酔脱力感等症状で病院入院治療
原因食品：ふぐ肝など 夏に自分で釣ったふぐを下処理後冷凍保存し１２月８日夕食に調理し喫食後数時間で食中毒症状を発症
Ｒ２．１．３ 大阪府大阪市内家庭で毒フグ食中毒が発生。１９歳男性が唇痺れ手足痺れ脱力感呼吸困難等症状で救急搬送され病院入院治療
原因食品：焼きふぐ １月３日淡路島の海で自分が釣ったふぐを現場で調理し喫食約２時間後に帰宅途中に食中毒症状を発症
患者は素人でふぐ処理に関する知識がなくふぐを釣った現場で調理したふぐの肝臓を含むほとんど１匹を喫食し発症したもの
〇赤痢感染症（細菌性赤痢）
Ｒ１．１２．６ 山形県酒田市内で赤痢菌感染症が発生。３０代女性、幼児２名が相次いで発熱腹痛下痢血便等症状で病院入院治療
酒田在住関連のない患者２名が１１月２９日発症し医療機関を受診、４日検便の結果細菌性赤痢と診断され所轄保健所が調査
感染源は不明で山形県では今年３例目で全国では１０１名の感染例報告され自治体別では東京都２３名大阪９名愛知８名福岡７名
Ｒ１．１２．９ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。７日１名８日８名が発熱腹痛血便等赤痢様症状を発症し９日までの調査で９名の赤痢菌感染が確認
患者はいづれも酒田市内保育所に通園する幼児や父兄（保護者３０－４０代男女兄弟）で保健所では関係者家族１９５名の検便検査を実施（１１８名陰性）
Ｒ１．１２．１１ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。５日５名が腹痛下痢等赤痢菌様症状等で発症し５日までに５名の赤痢菌感染確認
患者は保育所幼児８名と保護者兄弟３０－４０代男女５名小学生２名高校生１名で合計１６名。保育園は７日から休園措置
Ｒ１，１２，１２ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。１２日までに男女６名が腹痛発熱下痢等症状等で発症し検査結果患者の赤痢菌感染確認
患者は保育所幼児５名と家族の高校生１名の合計６名でいままでに２２名（幼児１３名小学生２名高校生２名保護者５名）の患者判明
Ｒ１．１２．１４ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。１４日に高校生女性が腹痛下痢発熱等症状で発症し検査結果患者の赤痢菌感染確認
患者は保育所と関連はなく所轄保健所は感染経路を調査中。発症者総計は保育所園児１３名家族９名他１名の２３名
Ｒ１．１２．１８ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。１８日に小学生男性高校生男性２名が腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
小学生患者は保育所家族だが、高校生患者は保育所と関連性はなく感染経路を調査中。発症者は総計２５名（
保育所関連２３名他２名）
Ｒ１．１２．２０ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。２０日までに小学生男子１名が腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
Ｒ１．１２．２３ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。２３日までに４０代男性１名が発熱腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
Ｒ１．１２．２５ 山形県酒田市で新たに赤痢菌患者が判明。２５日までに女性幼児１名が腹痛下痢等症状を発症し検査結果赤痢菌感染確認
〇食品等回収（清涼飲料水等）
Ｒ１．１２．３ 山形県庄内町内食品会社が製造した清涼飲料水（しそジュース）で回収事例が発生。無許可でジュースを製造し未検査のまま販売
関係食品：濃縮しそジュース 元年６月に清涼飲料水製造業の許可を未取得のまま製造した瓶詰ジュースを庄内町の売店で販売
６月１５日から１１月１３日まで３０本を出荷し食品衛生法違反（無許可製造）のため所轄保健所が改善等指導
Ｒ１．１２．３ 広島県東広島市内雑貨販売会社が販売した食品容器の自主回収事例が発生。販売会社の自主検査で容器の規格基準値を超過
関係商品：食品容器（ざる、ボール）７品目 容器の自主検査で食品衛生法に基づく基準値を超える蒸発残留物が検出
販売会社は全国の販売店での当該合成樹脂製ざるやボール販売を中止するとともに販売済製品の自主回収を開始
〇寄生虫食中毒（旋毛虫）
Ｒ１．１２．２０ 北海道札幌市内飲食店で旋毛虫食中毒が発生。クマ肉を喫食した３０－７０代男女６名が発熱発疹等症状で病院入院治療
原因食品：クマ肉ロースト １１月１０日にレストランで食事を喫食後１２月１０日までに全員が食中毒症状を発症
病院等の検査結果一部の患者（女性１名）から旋毛虫の抗体が検出。クマ肉は経営者が知人から入手し冷凍保存したもの（４年前）
札幌市は飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し店舗に対し３日間の営業停止処分。旋毛虫は冷凍に強く潜伏期間が長く重症化するとこも
Ｈ３０．１１．６ 北海道札幌市内家庭で旋毛虫食中毒が発生。クマ肉喫食２０ー３０日前後４０代男女２名母親１名が痒み発疹咳呼吸困難筋肉痛等症状で病院入院治療
原因食品：クマ肉ロースト、カツ 春に知人が知人から譲渡された狩猟直後のクマ肉を１週間冷蔵後自宅等で調理喫食後食中毒症状を発症
病院で検査結果患者３名から旋毛虫の抗体が検出され、旋毛虫食中毒と断定し治療を開始して約１０日後症状が改善
〇ノロウイルス食中毒（菓子等）
Ｒ１．１２．２７ 茨城県石岡市内菓子店舗でノロウイルス食中毒が発生。１０－７０代男女８２名が嘔吐下痢等症状で病院入院治療
原因食品：クリスマスケーキ クリスマス会で配布されたケーキを持ち帰り喫食後１０８名中複数名が食中毒症状を発症
茨城県は菓子店が製造したホールケーキが原因の食中毒と断定し店舗に対し営業禁止処分。患者１４名従事者１名からウイルス検出
Ｒ２．１．８ 愛知県安芸市内飲食店２店舗でノロウイルス食中毒が発生。利用者４－８８歳男女５６名（２７名２９名）が嘔吐下痢等症状で病院治療
原因食品：仕出し弁当・会食料理 １月３日４日に２店舗で調理提供した食事を喫食後複数名食中毒症状を発症（弁当の一部は懐石料理店で調理）
愛知県は飲食店（仕出し割烹店・懐石料理店）が調理提供した食事が原因の食中毒と断定し系列２店舗に対し営業禁止処分。患者１６名からウイルス検出