※食品安全トピックス(H27.4)
○ジビエ(寄生虫感染)
H27.4.6 岐阜大学グループの調査によると野生のシカやイノシシが人に感染する寄生虫に高率に感染していることが判明
H25-26年の岐阜県内での調査では野生シカ肉で80-90%、野生イノシシ肉で40%で住肉胞子虫を検出
シカ肝臓では人に肝炎や胆管炎を起こす恐れのある槍型吸虫が65%で検出され寄生率が高い状態
H23年には滋賀県内でシカ肉ステーキを食べて下痢嘔吐など食中毒症状を呈した住肉胞子虫感染事例あり
寄生虫は調理時に十分加熱すれば死滅することから、野生獣肉料理の取り扱いの際に加熱の徹底が必要
○世界保健デー(食品安全)
H27.4.7 世界保健機構WHOは今年4月7日の世界保健デーのメインテーマを食品安全とすることを選定
食品のグローバル化により国家間の食品安全体制の強化が必要なため農場から食卓までの食品安全の取り組みを促進
「あなたの食べ物はどのくらい安全ですか?」をスローガンに世界各国に取り組み強化を働きかけ
世界では食物由来、水由来の下痢性疾患による死亡者は毎年推定200万人でありその大部分が子供である
○カビ毒規制(乳等)
H27.4.8 アフラトキシンB1汚染の飼料を牛が食べると体内でAM1に代謝され乳から排出する等牛乳汚染が問題
食品安全委員会は飼料や牛乳への汚染は低レベルで人への健康影響は極めて低いと評価も遺伝毒性発癌物質と勘案
飼料や乳汚染は合理的に達成可能なレベルで可能な限り低く抑えるべきとして国際基準等を踏まえ法的規制必要
厚労省は今後、食品衛生審議会の報告や試験法の検討を進めアフラトキシンM1を法的規制
○日本産食品規制(新たな規制強化)
H27.4.14 台湾は放射性物質汚染食品の輸入を防止するため5月中旬から日本産輸入食品の規制を強化
輸入食品に都道府県ごとの産地証明、乳幼児用食品の放射性物質検査証明などの添付を義務付け
違法輸入問題などを受け福島県など5県産食品の輸入禁止措置に、産地証明などの新たな規制を追加
農林水産物の輸出は米国についで多く年間額は700億円実績があり日本政府は新規制の科学的根拠がないと反論
H27.5.1 訪台中の経済等交流促進議員団は輸入食品の規制強化は科学的根拠のない一方的措置として撤回申し入れ
H27.5.14 輸入規制問題に関連し規制の撤回を求めて日本と台湾の窓口機関が協議を行ったが物別れに終わった
○有毒植物食中毒(ハシリドコロ)
H27.4.17 埼玉県上尾市内家庭でハシリドコロ食中毒発生。60代男性寒気ふらつき等症状で入院
原因食品:野草お浸し 16日野外で野草を採取。夕食に茹で喫食後食中毒症状を発症
食用のフキノトウ等と誤認し食中毒となることがあり春先は野草の若芽が原因の食中毒が多く発生
○食品回収(スナック菓子等)
H27.4.22 大阪府大阪市内菓子メーカーで製造したスナック菓子の自主回収事例発生。乳成分のアレルギー表示漏れ
対象食品:スナック菓子3種類 昨年3月7月製造522万個 全国の菓子店や量販店等で販売
会社で調査したところ、製品の製造の際使用した香料に乳成分が含まれていたことが判明
消費者から喫食後子供の口唇に発疹を生じたとの苦情。製造者は該当製品を出荷停止し自主回収
H27.4.23 大阪府大阪市内輸入食品会社で販売したケチャップの違反製品回収事例発生。サイクラミン酸塩検出
違反食品:ケチャップ調味料 インドネシア25年11月1万9千本輸入 関東東海近畿九州等に流通
名古屋市が4月初旬に量販店の流通の該製品を抜取り検査したところ指定外の甘味料(チクロ)を検出
大阪市は調味料の輸入者に対し法違反(指定外添加物使用)で製品全量を回収命令処分
○牛生レバー(法違反)
H27.4.27 香川県高松市内飲食店で牛生レバー提供事件発覚。3月20日までに焼肉店でメニューの一つとして継続的に提供
2月下旬から生レバーを提供しているとの情報提供が所轄警察署にあり、警察が飲食店を捜査
県警は加熱するよう説明せず客に生レバーを提供したとして食品衛生法(規格基準)違反容疑で経営者逮捕
H27.5.12 福井県福井市内飲食店で牛生レバー提供事件発覚。3月まで焼肉店で裏メニューとして客の求めに応じ提供
提供情報に基づき所轄警察の捜査中に経営者が店内で生レバーの客への提供を確認
県警は加熱せずに牛の肝臓を生で提供したとして食品衛生法違反で経営者等を逮捕
H27.5.28 兵庫県三田市内飲食店で牛生レバー提供事件発覚。5月14日飲食店で裏メニューとして常連客に提供
所轄警察署は匿名情報に基づき捜査中に店内のコンロ等がない席で生レバーを提供した事実を確認
県警は経営者が女性客に生レバー1皿を提供し喫食させたとして食品衛生法違反の疑いで逮捕
H27.8.15 神戸区検は食品衛生法違反で兵庫県三田市内飲食店経営者を7月27日略式起訴し8月7日略式命令
○ジビエ(寄生虫感染)
H27.4.6 岐阜大学グループの調査によると野生のシカやイノシシが人に感染する寄生虫に高率に感染していることが判明
H25-26年の岐阜県内での調査では野生シカ肉で80-90%、野生イノシシ肉で40%で住肉胞子虫を検出
シカ肝臓では人に肝炎や胆管炎を起こす恐れのある槍型吸虫が65%で検出され寄生率が高い状態
H23年には滋賀県内でシカ肉ステーキを食べて下痢嘔吐など食中毒症状を呈した住肉胞子虫感染事例あり
寄生虫は調理時に十分加熱すれば死滅することから、野生獣肉料理の取り扱いの際に加熱の徹底が必要
○世界保健デー(食品安全)
H27.4.7 世界保健機構WHOは今年4月7日の世界保健デーのメインテーマを食品安全とすることを選定
食品のグローバル化により国家間の食品安全体制の強化が必要なため農場から食卓までの食品安全の取り組みを促進
「あなたの食べ物はどのくらい安全ですか?」をスローガンに世界各国に取り組み強化を働きかけ
世界では食物由来、水由来の下痢性疾患による死亡者は毎年推定200万人でありその大部分が子供である
○カビ毒規制(乳等)
H27.4.8 アフラトキシンB1汚染の飼料を牛が食べると体内でAM1に代謝され乳から排出する等牛乳汚染が問題
食品安全委員会は飼料や牛乳への汚染は低レベルで人への健康影響は極めて低いと評価も遺伝毒性発癌物質と勘案
飼料や乳汚染は合理的に達成可能なレベルで可能な限り低く抑えるべきとして国際基準等を踏まえ法的規制必要
厚労省は今後、食品衛生審議会の報告や試験法の検討を進めアフラトキシンM1を法的規制
○日本産食品規制(新たな規制強化)
H27.4.14 台湾は放射性物質汚染食品の輸入を防止するため5月中旬から日本産輸入食品の規制を強化
輸入食品に都道府県ごとの産地証明、乳幼児用食品の放射性物質検査証明などの添付を義務付け
違法輸入問題などを受け福島県など5県産食品の輸入禁止措置に、産地証明などの新たな規制を追加
農林水産物の輸出は米国についで多く年間額は700億円実績があり日本政府は新規制の科学的根拠がないと反論
H27.5.1 訪台中の経済等交流促進議員団は輸入食品の規制強化は科学的根拠のない一方的措置として撤回申し入れ
H27.5.14 輸入規制問題に関連し規制の撤回を求めて日本と台湾の窓口機関が協議を行ったが物別れに終わった
○有毒植物食中毒(ハシリドコロ)
H27.4.17 埼玉県上尾市内家庭でハシリドコロ食中毒発生。60代男性寒気ふらつき等症状で入院
原因食品:野草お浸し 16日野外で野草を採取。夕食に茹で喫食後食中毒症状を発症
食用のフキノトウ等と誤認し食中毒となることがあり春先は野草の若芽が原因の食中毒が多く発生
○食品回収(スナック菓子等)
H27.4.22 大阪府大阪市内菓子メーカーで製造したスナック菓子の自主回収事例発生。乳成分のアレルギー表示漏れ
対象食品:スナック菓子3種類 昨年3月7月製造522万個 全国の菓子店や量販店等で販売
会社で調査したところ、製品の製造の際使用した香料に乳成分が含まれていたことが判明
消費者から喫食後子供の口唇に発疹を生じたとの苦情。製造者は該当製品を出荷停止し自主回収
H27.4.23 大阪府大阪市内輸入食品会社で販売したケチャップの違反製品回収事例発生。サイクラミン酸塩検出
違反食品:ケチャップ調味料 インドネシア25年11月1万9千本輸入 関東東海近畿九州等に流通
名古屋市が4月初旬に量販店の流通の該製品を抜取り検査したところ指定外の甘味料(チクロ)を検出
大阪市は調味料の輸入者に対し法違反(指定外添加物使用)で製品全量を回収命令処分
○牛生レバー(法違反)
H27.4.27 香川県高松市内飲食店で牛生レバー提供事件発覚。3月20日までに焼肉店でメニューの一つとして継続的に提供
2月下旬から生レバーを提供しているとの情報提供が所轄警察署にあり、警察が飲食店を捜査
県警は加熱するよう説明せず客に生レバーを提供したとして食品衛生法(規格基準)違反容疑で経営者逮捕
H27.5.12 福井県福井市内飲食店で牛生レバー提供事件発覚。3月まで焼肉店で裏メニューとして客の求めに応じ提供
提供情報に基づき所轄警察の捜査中に経営者が店内で生レバーの客への提供を確認
県警は加熱せずに牛の肝臓を生で提供したとして食品衛生法違反で経営者等を逮捕
H27.5.28 兵庫県三田市内飲食店で牛生レバー提供事件発覚。5月14日飲食店で裏メニューとして常連客に提供
所轄警察署は匿名情報に基づき捜査中に店内のコンロ等がない席で生レバーを提供した事実を確認
県警は経営者が女性客に生レバー1皿を提供し喫食させたとして食品衛生法違反の疑いで逮捕
H27.8.15 神戸区検は食品衛生法違反で兵庫県三田市内飲食店経営者を7月27日略式起訴し8月7日略式命令