竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

上関原発建設を中止に!10月16日国会議員会館内集会のご案内。

2013年10月09日 | 原発
いよいよ明日!となりました。上関原発の建設中止を求める集会です。
台風が接近中ですが、明日の朝には東京に接近、午後には遠ざかる予定です。
講師は本日ののうちに上京されます。
したがって、かりに台風が朝の東京を直撃しても、この集会はやります!!


上関原子力発電所計画を即刻中止に~豊かな自然 命の海を守るために~

【日時】10月16日(水)午後2時~4時  ~参加費無料~
・13時30分~通行証をお配りします。参議院議員会館1階入り口です。
【会場】参議院議員会館101会議室  
・地下鉄丸ノ内線 国会議事堂前駅 徒歩5分
・地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅 徒歩5分

【講師】高島美登里さん/  上関の自然を守る会代表
    花輪伸一氏さん/  NPO法人ラムサール・ネットワーク日本共同代表

【主催】上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~

衆議院・参議院共に選挙を経、政権も替わり、多くの議員が入れ替わりました。
あらためて、「上関原子力発電所計画」の問題点について、国会議員と市民が
共有し、建設中止に向け大きな動きを作りたく、院内集会を企画いたしました。

原発の新規建設については、福島第一原発の事故受けて、民主党政権下でいったんは完全に中止と決まりました。
しかし、昨年暮れの総選挙をうけて誕生した自民党政権は、民主党の方針を白紙で見直すとしています。
いったんは死んだはずの「上関原発建設計画」も息を吹き返すかも知れません。
しかし、原子力発電はその事故によって、広範囲の自治体を事実上「消滅」させてしまうほどのものであり、多くの人に「被曝」という健康影響をもたらすだけでなく、地域経済も歴史的に継承されて来た文化もすべて失わせてしまうものであることを、私たちは目の当たりにしています。
その惨劇を、もし瀬戸内海のまん中で起こしたならば、被害と影響は、山口県や広島県などの中国地方だけでなく、九州、四国、関西までの瀬戸内海全域に及ぶことが推測されています。

しかも、この上関原発予定地の海域は、世界的にも希有な魚貝類、藻類、昆虫、植物、鳥類が確認されている、本当に貴重な自然の残る海です。
その素晴らしい自然と海について、お二人の講師は詳しくお話をされると思います。

原発建設は、この海を埋め立てることからはじまります。
埋立ての許認可権を持つ山口県は、原子炉設置許可が出ていないにもかかわらず、3年前に埋立てを許可しました。
しかし、埋立て強硬は祝島の島民を中心とした全国の人たちが、本当に身体を張って阻止をしていた最中に東日本大震災と福島第一原発事故が発生し、ストップしたのです。
埋立て認可は、昨年の10月に失効をむかえました。しかし、その一日前に中国電力は埋立て許可の継続を申請、山口県はそれを却下もせず、受理もせず、実に1年間ずるずるとサボタージュをしています。
おそらく政府の「原発新規立地を認める」という明確な方向転換を待っているのだろうと思われています。

原発については、もうやめるべきであるという声が自民党関係者の中からさえ聞こえます。
原発はイデオロギ-問題ではなく、日本に暮らすすべての人の生存と日本の農水産業の存続がかかり、新たな次代を担う世代への責任の問題です。
あらゆる分野の、心ある人が、まず上関原発計画を完全に終わらせるというところで力をあわせていただけると素晴らしいと思います。

ぜひこの集会について、情報を拡散していただきたいと思います。
ぜひ、おおぜいの皆さまのご参加をお待ちいたします。


祝島から「小祝島」を望む。
冒頭の写真は、名勝通矢海岸。



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1 コメント

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撮影に伺います (ユープラン 三輪祐児)
2013-10-15 13:46:53
台風のようですが、大事な集会なので、撮影に伺います。動画、Yooutube配信の予定です。よろしくお願いいたします。
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