YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

和田竜

2018-01-09 21:55:57 | Weblog
面白いです!
時代物なのに、今風の喋りが入ってるの!

『性格だけではない。三郎右衛門は姿かたちまでが年寄り臭かった。
額には深いシワが刻まれ、身体は乾し固めたように痩せて小さく、
一見すれば人が減るべきあらゆる不幸を既にその身で味わった70過ぎの老人のごとき姿に見えた』

『無門はヤモリのように平たくなると、そのままずりずりと這って本丸を目指した。
途中、何度か石垣を這い上り、いくつかの曲輪も通過しなければならない。
その度に舌を出して、ベロリと地べたをなめた。
「正忍記」によると、人が普段通る道は塩の味がするのだと言う。
塩の味がするのは、そこを見張りのものが巡回する経路と定めているからだ。
無門は使用の味がしない場所を選んで進み、やがって本丸にたどり着いた』

本当にホントみたいなんだけど、、、
本当に実話なのかしら?

でね、児玉清の解説が、これまたいいのよ 👍

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