有川浩

『空の中』

期待通り、面白かった！

知ってた？
この人、女性！
それに若いの！　
さっき調べたんだけどね、７２年生まれだから、ナオの１コ上。
前回の『ウブカタ　トウ』もそうだけど、頑張ってるね、若手作家！！！

でね、もっと驚いたのがお誕生日！
私と同じ、６月！
そして、ニム氏のお誕生日の翌日の９日！

なんて、話が逸れたけど…

素敵だった文章、書き出します。

『お母さんという人種は、いついかなるときときでも気にするのはご飯の事だ。』←これ、母として、ババとして、超納得！

『人間とゆうがは、自分の聞きたい理屈しか聞かんもんやきのう』

『恵まれているやつは、恵まれているものについてひどく無神経なものなのだ。』

『一緒に働いてるやつは、誰が使えて使えないかちゃんと知ってる。』

『間違うたことを正しかったことにしようとしたち、いかんわえ。
神様じゃないがやき、あったことをなかったことにはできん。』

『心配かけるがは子供の仕事じゃ。』

『やき、触られんと言うちょったろう。
ギギもオコゼもおまんらが触らざったらわざわざ刺しにきやせなぁえ。』

物語の中のおじいちゃんが語った言葉が多いんだけど、この土佐弁が温かい！

やっぱ、私は基本的に『ハッピーエンド』のお話が　好き！

最後に、解説の『新井素子』さんがかいてる言葉をそのまま！

『読め。面白いから。』