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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

大阪バスの新大阪駅~一流ホテル線、2024/7/7から運休

2024-06-20 21:01:09 | 路線バス

2023/3/3付ブログ記事「大阪バスの新大阪駅~一流ホテル線に乗車」の続報です。

この路線ですが、運行開始から1年4か月あまりの「2024/7/7から当面の間運休」となります。

https://www.osakabus.jp/news/%e3%80%90%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%80%91%ef%bc%97%e6%9c%88%ef%bc%97%e6%97%a5%e6%97%a5%e3%82%88%e3%82%8a%e5%b8%82%e5%86%85%e8%b7%af%e7%b7%9a%e3%83%90%e3%82%b9%e3%80%8e%e6%96%b0%e5%a4%a7%e9%98%aa%e7%b7%9a/

当初時点では1日7往復でしたが、2023/8/1以降は1日4往復に減便されています。やはり、この便数では利用もしにくく、他社同様に乗務員不足から運休を決めたのでしょうね。

なお、同社が大阪市中心部で運行している「御堂筋線」(2022/10/1付ブログ記事参照)も2024/7/1からさらに減便され、休止区間はないものの1台のバスが巡回するだけの存在となります。

https://www.osakabus.jp/wp-content/themes/osakabus/common/img/shinai/mido-time.pdf


大阪・関西万博アクセスバスのピーク時運行計画について

2024-06-20 19:01:54 | 大阪・関西万博

関連ブログ記事・・・2023/9/19付「万博会場と鉄道駅を結ぶシャトルバスの運行会社発表・・・弁天町駅は非常時のみ出番あり

大阪・関西万博会場への主要なアクセス手段となる各種バス路線について、現時点でのピーク時の運行計画について解説することとします。

2023/11/20付で公表された「大阪・関西万博来場者輸送具体方針(アクションプラン)第3版」の66ページ目にその資料が掲載されており、2024/4/25付で更新されています。

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20231120-06/

https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/expo2025_raijyoushayusougutaihousin_03_honpen_231120_240425.pdf

これと同じものが、2024/6/12付で公表された「大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会(会自体は2024/4/25に開催)」の資料の1つとして単独でアップされていました。

https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/240612_01_siryo5.pdf

アクセスバスの総台数は312台を予定しており、内訳は「駅シャトルバス=137台、空港直行バス=40台、パーク&ライド用シャトルバス=135台」です。この他に中長距離直行バスも運行されるはずですが、台数にはカウントされていません。

駅シャトルバスは大きく分けて以下の5種類となっており、それぞれの台数は以下の通りです。

 1.桜島シャトルバス=70台

 2.淀川左岸線ルート=28台(うち新大阪=10台、大阪駅北<うめきた>=5台、大阪駅南<マルビル跡地>=7台、中之島=6台)

 3.大阪港線ルート=25台(うち難波=13台、上本町=6台、天王寺=6台)

 4.4号湾岸線ルート=6台(堺・堺東のみ)

 5.5号湾岸線ルート=8台(尼崎のみ)

空港直行バスは、関西国際空港ルートが25台大阪国際空港ルートが15台となっています。

そして、会場から離れた場所に設置する来場者専用駐車場と会場を結ぶパーク&ライド用シャトルバスは、3か所に以下のように割り振る予定とのこと。

 A.舞洲P&Rシャトルバス=45台

 B.堺P&Rシャトルバス=39台

 C.尼崎P&Rシャトルバス=51台

ただ、現段階の最大の難関は、やはり「バスの乗務員をどうやって確保するか」ですね。最大の台数となる桜島シャトルバスは基本的に大阪シティバスが担当しますが、時給2000円で大々的に募集しても充足のめどは立っていないようです。

「大阪・関西万博来場者輸送具体方針(アクションプラン)第4版」は2024年夏に公表予定とのことですが、このバス運行計画に変更があるかどうかに注目です。


小松駅~小松空港間の自動運転バスに乗車

2024-06-20 07:55:52 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2024/3/18付「小松駅~小松空港間の自動運転バス&それ以外の路線バスのタッチ決済対応の様子

2024/6/16に、実際にこの自動運転バスに乗車しました。

小松市公式サイトの案内にもあるように、安全面から立席乗車はできません(座席定員は15人)。したがって、吊革は使用停止になっています。私の乗車した便は満席で積み残しが出ました。時間帯によっては、次の自動運転ではないバス便では目的の航空便に間に合わなくなるケースがあるので注意が必要です。

運転席の後ろには、3つのモニターが設置されています。上から順に「手動運転か自動運転かの情報提供」「現在位置(レーダーモード)」「現在位置(地図モード)」となっています。このバスでは全国相互利用対象交通系ICカードが使えますが、JR西日本子会社が開発したハンディタイプのICカード処理機による対応で、その本体は運賃箱に固定されています。

したがってシステム的にはICOCAであり、前方の運賃表示用モニターでは「ICOCA」が最も目立つように表示されます。後日JR西日本の駅でICカードの履歴確認をしたところ、事業者名は「小松市」となっていました(小松市が北鉄加賀バスに委託して運行)。

発車後しばらくは手動運転モード(運転席に座った係員が運転)でしたが、ようやく自動運転モードに切り替わったようです。ただ、最上部のモニターには「自動運転中」の文字ではなく行き先案内が表示されるようになっており、マスメディア的には「絵にならない」状況です。

走行する道路幅が広く、小松空港へのアプローチ部分も広々としているため、自動運転バス向きの走行環境です。不自然なブレーキングもなく、スムーズに小松空港に到着しました。


久米島オーシャンジェットが久米島側の要員募集を開始(2024/6/18)

2024-06-19 20:05:41 | 船舶・航路関連

2024/6/14付ブログ記事「那覇~久米島の高速船、琉球新報以外続報なし」の続報です。

上記ブログ記事で

>さて、この件に関する続報はどこから出てくるでしょうか? 

と書きましたが、それは久米島オーシャンジェット社からの要員募集でした。但し自社サイトではなく「久米島島ぐらしガイド」(久米島町民と移住希望者のための、久米島でのくらしが豊かになる情報ポータルサイトと銘打っています)内で、2024/6/18付で公開された模様です。

https://shimagurashi.net/jobs/20240612_oceanjet/ ・・・兼城港での作業員の募集

https://shimagurashi.net/jobs/20240612_oceanjetmanager/ ・・・久米島ターミナルの責任者の募集

いずれのページにも「今年8月に久米島に高速船が就航予定!」と明記されており、勤務開始日は2024年7月15日以降となっています。

ということで、沖縄総合事務局の許認可/地元久米島町や関係機関との調整/使用予定の船舶の状況はともかくとして、久米島オーシャンジェット社として運航開始に向けて準備を進めていることは確実となりました。次の続報が待ち遠しいですね。


知多バスは2024/7/1に運賃値上げ(半田市内を除く)

2024-06-19 01:39:25 | 路線バス<運賃関係>

愛知県半田市・東海市・大府市などで路線バスを運行する知多乗合(知多バス)は、2024/4/4付で上限運賃変更申請を行いました。

申請時点での運賃改定率は上限運賃ベースで20.8%、実施運賃ベースで12%程度となっています。

https://www.chitabus.co.jp/media-download/2141/ca489a14232c9717/

これまでの1kmあたり賃率が半田営業所管内と東海営業所管内で異なっていたのは、東海営業所管内の路線が名鉄バスから引き継いだ路線で、引き継ぎ当時に賃率を変更しなかったからのようです。

そして、2024/6/17付で認可が下りたのを受けて(上限運賃ベースの改定率は18.6%に抑制されています)、

https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/press/pdf/jikou2024061701.pdf

2024/7/1付で運賃値上げを実施します。

https://www.chitabus.co.jp/news/entry-1537.html

ただ、半田市内区間については、市の方針で運賃を割安(100円または200円=半田市が運行するコミュニティバスは全区間100円)に抑えており、2024/7/1以降も変わりません。

https://www.city.handa.lg.jp/machi/kotsu/1003175/1003185.html

半田常滑線の運賃表を見ると、半田市内と常滑市内で運賃体系が異なり、半田市内から常滑市内に入ったとたんに運賃が跳ね上がることが分かります。

https://www.chitabus.co.jp/route_bus/fare/entry-1533.html (2024/7/1以降)

https://www.chitabus.co.jp/route_bus/fare/entry-889.html (2024/6/30まで)

ちなみに、常滑市が運行するコミュニティバスは全線無料だったりします(2022/9/29付ブログ記事参照)。