関連ブログ・・・2022/2/13付「 ICカード「イグカ」の対象路線、早くも追加へ」
上記ブログで紹介したＪＲバス東北公式サイトの「岩手県内の一部バス路線において交通系ICカードがご利用いただけるようになります」の告知(https://www.jrbustohoku.co.jp/information/detail.php?id=1130)ですが、2月末に更新されていました。
・・・高速バス「盛岡ー仙台線（アーバン号）」（2022年4月1日より）
この高速バスは合計5社が（ＪＲバス東北、岩手県交通、岩手県北バス、宮城交通、東日本急行）共同で運行しており、このうちの同社担当便が対象となります。
4月1日改正後のダイヤによれば、全部で16往復（うち2往復は金土日祝のみ運行）で、分担は以下の通りです。
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ＪＲバス東北・・・3往復
岩手県交通・・・4往復（うち1往復は金土日祝のみ）
岩手県北バス・・・3往復（うち1往復は金土日祝のみ）
宮城交通・・・1往復
東日本急行・・・5往復
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では、他の4社ではどうなっているのかを調べてみました。
＜岩手県交通＞
同社担当便のみ、2021年3月27日から「Iwate Green Pass」（ＪＲ東日本の地域連携ICカード）が使えるようになっています。但し、2022年4月1日から交通ポイントサービスの対象外になります。
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/aban-kaisuuken_20220401.html
＜岩手県北バス＞
ＪＲバス東北と同じく、2022年4月1日から「イグカ」が使えるようになります。当初より交通ポイントサービスの対象外です。
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/22161/
＜宮城交通＞
同社では以前から仙台市周辺の路線バスや仙台～山形間など一部高速バスで仙台市交通局のICカード「icsca」および全国相互利用対象交通系ICカードが使えるようになっていますが、
http://www.miyakou.co.jp/sp/bus/icsca/icsca.html
2022年4月1日から仙台～盛岡線の同社担当便でも同様の扱いとなります。
http://www.miyakou.co.jp/cms/news/desc/all/1920/#target
＜東日本急行＞
3月18日時点で、同社からは「2022年4月1日からICカードが使えるようになる」というアナウンスはありません。
https://higashinippon.co.jp/highway/morioka.html
同社は他の4社と異なり一般路線バスを運行しておらず、事業範囲は高速バスと貸切バスのみです。他の高速バス路線でもICカードは導入していません。
https://higashinippon.co.jp/company/business.html
ということで、現時点では「全便でSuicaやPASMOなどが使えるようになる」というのは望み薄です。
4月1日改正ダイヤだと、仙台駅前を13時以降に出発する便は全便ICカード対応確定ですが、12時以前の便は10時発を除き東日本急行が担当します。
