全国交通ニュースブログ

新名神・枚方市内の2024/2/4時点の工事状況(その3)

その1はこちら その2はこちら

枚方市内地上部の新名神建設現場のGoogle航空写真はこちら

利根川の向こうに、新名神の橋梁の骨格が見えます。

新名神はこの先で京阪電鉄本線の上を越えますが、周辺は下水処理場が広がっている上その南側にもしばらく京阪の線路を越えられる道路はなく、淀川沿いに出るまで大回りを強いられました。

その2で紹介した「道路構造物ジャーナル」のサイトのNEXCO西日本工事事務所長への取材記事(2023/3/30公開)の続きによれば、

https://www.kozobutsu-hozen-journal.net/interviews/35412/?spage=3

京阪本線と府道京都守口線を越え淀川に至る「淀川東高架橋」の上部構造のうち、京阪本線を越える部分の桁は京阪電鉄の施工で2023年6月までに架設完了の予定で、残りのNEXCO西日本施工部分は2024年6月までに架設を終わらせる段取りになっているとのこと。現実にそうなっています。

淀川の河川敷でも工事が進められています。なかなかの壮観です。

さて、枚方トンネルの東口は枚方市と京都府八幡市にまたがっています。枚方市公式サイトの新名神の工事進捗状況を紹介するページでは、

https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000031789.html

京阪電鉄との交差部付近とともに山手幹線沿い(=枚方トンネル東口付近)の2020年からの進捗を示す工事関係者しか撮影できないアングルの写真が掲載されています。

そして、東口の真上あたり(住所は枚方市長尾家具町2丁目)には、新たに「枚方トンネル情報館」が建設される予定となっており、既に発注済みです。建物の規模は、「プレハブ工法軽量鉄骨造 2階建て 約600m2 1棟」とのこと。

https://corp.w-nexco.co.jp/newly/r5/0703/pdfs/02.pdf (ID=61)

https://www2.njss.info/offers/view/26538484

その1で書いたように枚方トンネルでは国内最大級のシールドマシンによる掘削が予定されており、これをアピールするような展示も含まれると思われますが、オープンが楽しみですね。

(おわり)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新名神高速道路」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事