関連ブログ記事・・・2022/2/25付「兵庫県南部におけるミッシングリンクはいつ解消?」、2022/7/24付「東播磨南北道路の八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ間先行開通へ」
東播磨南北道路(以下東播磨道)の北端に相当する樫山ランプ~国道175号ランプ間の2022/11時点の様子を、2回に分けて報告します。いずれも小野市域です。
東播磨南北道路建設促進期成会のサイトに掲載されている全体地図によれば、
http://www.higashiharima.jp/710/5263.html
樫山ランプは神戸電鉄粟生線に並行する県道23号三木宍粟線(国道175号の旧道)に接続するのではなく、加古川沿いの県道18号加古川小野線と小野工業団地を短絡する市道に面して設けられるようです。ただ、期成会のサイトの各ランプ位置のページには、樫山ランプの完成予想図は掲載されていません。
樫山ランプ予定地付近の地図・・・住本製作所本社工場の北側あたりに相当
現地は、加古川沿いの丘陵部と平野部の境目です。丘陵部を削った部分にランプが設置されるものと思われます。交差する件の市道は、工事のため仮移設されているようです。
その北側は田んぼを埋め立てており、本来ならば盛土方式が妥当なのをここだけ高架方式に切り替えた風情があります。2022/2/25付ブログ記事で、東播磨道の継続事業評価調書に「地質調査及び地下水調査の結果による構造形式の変更(盛土→橋梁)等の理由により、工事に長期間を要する。」と書かれていますが、それに該当する箇所の1つと思われます。
その先は、神戸電鉄との交差あたりまで当初計画通りの盛土形式で施工されています。
東播磨道の北部は、県道18号加古川小野線のバイパスとして建設されています。
(つづく)