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有馬温泉の手前の隘路を回避する「有馬口トンネル」ようやく開通

神戸市は2月16日、都市計画道路(兵庫県道15号でもある)神戸三田線の有馬口トンネルが3月30日に開通すると発表しました。

https://www.city.kobe.lg.jp/a59714/195297194435.html

この道路は神戸市街地と六甲山の北側に広がる住宅地や有馬温泉を結ぶ幹線道路の中では唯一無料で通行でき、非常に交通量が多いのですが、21世紀の初頭になっても狭い片側1車線の未整備区間が少なからずあり、拡幅工事が進められてきました。しかし、六甲北有料道路との交差部分の東側は山が迫り、2013年に「当初計画の道路拡幅から、トンネル方式に変更」となりました。

https://www.city.kobe.lg.jp/documents/13125/mini-news3.pdf

有馬口トンネルを含む区間は、以前に神戸市が「令和3年度中に完了させる」と宣言しており、ギリギリで間に合いましたね・・・ 

https://www.city.kobe.lg.jp/a59714/shise/kekaku/kensetsukyoku/avenue/finish.html

ただ、現道との取付部の工事は2022年度も引き続き実施するとのことです。

以下は、2022/2/12時点の現地の様子です。

西側(六甲北有料道路との交差点)は、既に有馬口トンネルに通じる道路がメインの構造になっています。

トンネルの西口を現道から眺めるとこんな感じです。トンネル開通後は、下の道を走るのは唐櫃台の住宅地に用のある車や路線バス(唐櫃団地前のバス停あり)くらいでしょう。

有馬口トンネルの東口の取り付け部分の道路は、工事さ中で走りにくくなっています。ちなみに、唐櫃台駅前からここまでの区間の現道は歩道どころか路側帯もほぼなく、トンネル開通までは自転車や歩行者は怖い思いをして通らねばなりません。

この道路形状に変わったのは、昨年12月4日からとのことです。

東口側は、取付道路の完成までまだまだ時間がかかりそうです。

工事用のヤードだったと思われるだだっ広い空間があります。トンネル手前まで車の長い列が続きます。

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