前のブログ「鹿児島の韓国製大型電気バス、早期リタイアの顛末」の続きです。
北九州市営バスが薩摩川内市と同時期の2014年春に導入した同タイプの韓国製大型電気バス(リチウムイオン電池のみ三菱重工製)の顛末に関する情報が、北九州市交通局公式サイト内で公開されていました。
https://kitakyushucity.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/19120301.pdf
2019年7月30日に開催された令和元年度第1回北九州市営バス事業あり方検討会議の議事録によれば、電気バス2台を2018年度末に廃止した理由は、
「民間会社が購入した電気バスを交通局に 5 年間貸与されたもので、平成 30 年度末で貸与期間が満了したこと、また車両が外国製であったことで、稼働率が極めて低かったこともあり、民間会社に返却を行っている。」
とのことです。やはり、「外国製」がキーワードでした。
なお、電気バスの在りし日の姿は、北九州市が運営するオンライン写真ミュージアム「北九州市 時と風の博物館」で公開されています。