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九州中央道開通に伴い「道の駅通潤橋」が移転します <11/26追記あり>

関連ブログ記事・・・2023/11/6付「九州中央自動車道は2024/2/11に国宝通潤橋の手前まで開通

九州中央道の山都通潤橋ICまでの開通に伴い、このブログを書いている時点では国宝通潤橋に至近の場所にある「道の駅通潤橋」(付近のGoogleMapはこちら)が、山都通潤橋IC至近の国道218号沿いに移転するようです。

上記ブログ記事で紹介した開通のリリース文の6ページ目の地図では、現在の道の駅通潤橋が「旧道の駅」として表現されており、それとは別に国道218号沿いに設けられる新・道の駅通潤橋のイメージパースおよび整備状況の写真が掲載されています。

山都通潤橋ICは国道218号より1kmほど北方の丘陵地帯に設置されることになっており、国道218号や合併前の旧矢部町の中心街とのアクセス経路とすべく新たな道路を建設中です。こちらのGoogle航空写真の真ん中上あたりが山都通潤橋ICで、こちらからまっすぐ南に建設中の道路が存在することがはっきりとわかります。その道路の国道218号との交点付近を拡大したGoogle航空写真によれば、ベスト電器矢部店とサンライズホームセンター矢部店の間に交差点ができ、その向かい側の自動車教習所跡地?に新・道の駅通潤橋が設置されることになります。2023/8時点のストリートビューではより明確に分かります・・・アクセス道路工事現場側 道の駅工事現場側

「道の駅通潤橋 移転」で検索すると、このブログ記事を書いている時点では以下の2つのみが移転に関する情報として引っ掛かりました。

1.熊本県山都町が作成し、町の公式サイトで公開中の道の駅整備事業基本計画

https://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/kiji0036927/3_6927_7032_up_4zdtjniv.pdf

8ページ以降に新・道の駅通潤橋に関する基本計画が延々と掲載されています。まだICの名称が「仮称・矢部IC」(合併前の旧町名にちなむもののため、2022/12/10付でより通潤橋をアピールする正式名称に変更)だったころに作成されたものですが、敷地面積は約 11,000 ㎡を予定しており、休憩機能や情報発信機能のほか地域連携機能や防災機能も持たせるとのこと。そして、12ページ目には、現道の駅について、新設する「道の駅」にその機能を移設することとし、現在の道の駅通潤橋は、通潤橋に特化した施設整備を目指します。あわせて、駐車場の有料化などの検討も行っていきます。<黄色地の部分は原資料からの引用>と記載されています。

2.新道の駅の指定管理者である株式会社ジャパックスのサイト上の記事

https://japax.org/guidance/1736/

こちらは2023/6/28に公開された記事のため、開駅時期について「2023年12月(IC開通と同時開駅)」とあります。おそらく、IC開通と同じ2024/2/11にオープンするものと思われます(プレオープンとか一部施設先行オープンはあるかもしれませんが)

移転に関する正式発表が待ち遠しいですね・・・

<11/26追記>

このブログ記事を書いた翌日の2023/11/8に山都町公式サイトで公開された「広報やまと2023年11月号」に、道の駅通潤橋の移転に関する情報が掲載されていますので、紹介します。

https://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/kiji0038817/3_8817_16823_up_ucjphptu.pdf

オープン時期は「令和5年度中予定」となっています。

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