2023/4/12付ブログ記事「大阪湾岸道路西伸部の2022年度の進捗は・・・(広報紙の比較から)」の続きです。
大阪湾岸道路西伸部の白眉となる2本の長大橋のうち、六甲アイランドとポートアイランドを結ぶ橋の工事が、ついに発注予定に含まれることとなりました。
阪神高速道路株式会社の企業情報サイトで2023/8/1付で公開された2023年度分の建設事業本部発注工事の追加リストに、
https://www.hanshin-exp.co.jp/company/files/230801pressrelease.pdf
「技術提案・交渉方式(政府調達協定対象工事)」として以下の2つの工事が掲載されています。
1-1 橋梁(メタル) 新港・灘浜航路工区(西)鋼斜張橋工事 神戸市中央区港島5丁目地先(新港航路部付近)
1-2 橋梁(メタル) 新港・灘浜航路工区(東)鋼斜張橋工事 神戸市東灘区向洋町西3丁目地先(灘浜航路部付近)
中央区港島5丁目=ポートアイランド、東灘区向洋町西3丁目=六甲アイランドであり、六アイ~ポーアイ間の長大橋を東西2つに分けて工事を発注するわけです。
今回の発注対象は設計工事のみで、「公示予定時期=2023年第三四半期、契約締結予定時期=2024年第二四半期、設計業務の工期=約2年」とあります。
つまり、実際に長大橋の工事が始まるのは、全てが順調にいったとしても2026年度の後半になるわけで、2022年内に既に完成済みの六甲アイランド西側の橋脚群(2022/11/14付ブログ記事参照)が日の目を見るのはやはり2030年代に入ってからでしょうね。