2022/12/2付ブログ記事で「第一航空の波照間・多良間路線、2022/12/21運航開始か?」と書きましたが、残念ながら再び延期になってしまいました。
情報源は、第一航空の公式サイト(このブログを書いている時点でもなしのつぶて)ではなく、沖縄二大紙の1つである琉球新報のサイトに7日18時台に掲載された記事です。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1628350.html
理由は機材繰りです。
同社は離島路線用の機材を2機保有していますが、「うち1機で燃料センサーの不具合が見つかり、交換する部品を海外から取り寄せている。もう1機については石垣―波照間、多良間の両路線就航に向けた訓練を実施していたが、本社がある大阪府の八尾空港で12月中に機長の定期審査に使用する必要があるという」(カギカッコ内引用)とのことです。
2022/12/6付ブログ記事「第一航空の那覇~粟国線、運休日が増えています」で
> 12/7(水)、12/10(土)、12/12(月)、12/14(水)、12/17(土)・・・全て運休
と書きましたが、こちらも「1機が燃料センサーの不具合、もう1機も八尾空港にいるため、使える機材がなくなった」ためなんでしょう。
おそらく、当初の段取りでは「機長の定期審査を12/17までに終え、その後機材を八尾空港から新石垣空港に回航の上、12/21から波照間・多良間路線に就航させる。もう1機は那覇~粟国線専属とする」だったのでしょうが、那覇側の機材の不具合のため水泡に帰し、定期審査後は八尾から那覇に回航して12/19から粟国線に充当せざるを得なくなったのでしょう。
ただ、2023/1/18(水)以降の粟国線は予め公式サイトで「機体機材繰りのため運休」とアナウンスしており、たとえ燃料センサーの交換に相当な時間がかかったとしても、波照間・多良間路線の新たな就航日をこの日にすることは十分可能です。果たしてどうなるか、ある意味楽しみですね。