グリスロ編3の続きです。
摩耶ロープウェイ山上駅バス停脇に、QBBチーズ館前と同様のグリスロの時刻表が掲示されています。こちらは、毎時0分が電気自動車の代走のワゴン車となっています。
ただ、既に2時半を過ぎており、摩耶ビューライン(ケーブルカーとロープウェイの総称)で登ってきて山上でどうウゴク?という観光客はほとんどいません。逆に、山上を楽しんでこれから摩耶ビューラインで帰るという方は増える一方です。
掬星台の出店は既に店じまい状態で、
グリスロに余席があるため、わざわざありふれたワゴン車の臨時便に乗ろうという方はおられません。結局ワゴン車は乗客ゼロで出発しました。
逆に、六甲山牧場方面からはワゴン車に加えグリスロも臨時便に起用されており、一時は3台が集結しました。
私は、往路の寒さに参ったので15時発の代走ワゴン車に乗車。定期便にもかかわらず乗客は私だけでした。こちらも、グリスロと変わらない最高時速19キロ程度で走り、途中で若干疲れた様子の登山客がゆっくりと六甲山牧場方面に歩いているのを運転手が目ざとく見つけて乗せました。無料モビリティの本領発揮ですね・・・
ということで、少なくとも27日午後は、六甲山牧場と摩耶山の間ではエコでないディーゼルエンジンのワゴン車が大活躍でした。
さて、神戸市はこれをどう総括するつもりなのでしょうね? 「六甲山・摩耶山の交通のあり方検討会」のページで資料が公開されるのが楽しみです。
(おわり)