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神戸・須磨海岸で運行中のSL型ビーチトレインの様子

2024/6/1の神戸須磨シーワールド開業に合わせ、須磨海岸の回遊性向上を目的としてJR須磨駅と同施設とを結ぶ電動モビリティ「須磨ビーチトレイン」の運行が開始されました。

https://www.city.kobe.lg.jp/a46366/250924483519.html

https://www.farm-group.jp/topics/%E9%A0%88%E7%A3%A8%E6%B5%B7%E5%B2%B8%E3%81%A7%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%92%E9%81%8B%E8%A1%8C%E9%96%8B%E5%A7%8B/

運行会社は人材派遣・請負大手の株式会社ワールドインテックで、同社のパークマネジメント部門(1990年代~2000年代を中心に全国で農業テーマパークを展開していた株式会社ファームの後身)が担当しています。

外観はSL(蒸気機関車)が引っ張る列車を模しており、2両の客車はこの手のロードトレインで一般的な「窓のないオープンタイプ」ではなく「密閉式でエアコン完備」です。

1時間毎の運行で、乗車料金は片道500円となっています。主に土日祝日や夏休み等に運行予定ですが、2024/6/16までは金曜日を除く毎日運行しています。

ということで、運行の様子を見てきました(私自身は乗車していません)。

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神戸須磨シーワールドの海側にある「シーワールド南駅」。自動券売機で乗車券を購入して乗車する形ですが、ビーチトレインが発着しない時間帯は自動券売機の設置されたブースはカバーで覆われています。

ヤシの木が植わったあたりにある東広場駅。ここからシーワールド南駅までの間の乗車はできません。須磨駅方面の発車時刻はシーワールド南駅の3分後となっています。

「ビーチトレイン」らしく、砂浜の上から走行写真を撮影することとします。定刻から5分近く遅れてようやく東広場駅を発車し、ゆっくりと近づいてきます。

よく見れば、係員がビーチトレインの前と横と後ろについており、走行ルートを歩く方々などに注意を促しています。

SL型らしくシュッシュポッポと擬音を鳴らしながら(時には汽笛も)、人が歩くくらいのスピードで超ゆっくりと走ります。走行ルートは公道ではないので、ナンバープレートの類はありません。

本来走行ルートとなるはずの遊歩道が工事のため一部通行止めとなっており、大きくハンドルを切って迂回路を走ります。

JR須磨駅南東側に新たに設置されたビーチトレインの駅(折り返し場)に到着。以前は小公園だった場所です。神戸須磨シーワールド南駅からの所要時間は概ね20分程度のようです。

自動券売機は一般的な食券タイプで、有効な押しボタンは1つのみでした。

座席が半分以上埋まるくらいの乗車率で、まもなく発車。電車からもビーチトレインがよく見えます。

神戸須磨シーワールドに向けてゆっくりと発車!

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