まさかのマフラーの穴あき・・・
センタースタンド取り付けボルトが・・・当たってたような。
人の記憶というものは、曖昧なもので、
純正部品使わへんかったんやろなぁ・・・と。
速攻で純正部品を手配したけど、あせったのか・・ボケてたのか・・1セットでええんやけど・・・ね。
これを使えば問題無いと、もう直ったも同然やん。
(と・・・この時は思ってた。)
どう見ても、当たってるように見える。
GT750のレストアを始めた頃、スペアーにと「eBay」で購入した純正新品マフラー。
「もう使うことも無いやろし、「ヤッホー」にでも出すか」。と思ってたとこでした。
売らへんかって良かった・・・ほんまに。
ナットが当たらんように、ちゃんと「逃げ」がある。
(って言うか・・設計段階で当たらんようにしとけよなぁ・・なんて事をチラッと思う)
見事に「逃げ」のところに穴。
センターマフラーを外して、ナットをお手てで触ってみる、
ささくれだった「バリ」があるし、こいつがマフラーに当たってたことは間違いない。
えっ・・・
どう見ても、これって、純正部品やん・・・か。
試しに、新品のマフラーを取り付けててみる。
純正マフラーと、純正のボルトナットの組み合わせ。
どう見ても、当たってる・・・。
反対側(右側)は隙間がいっぱい。
まさか・・・と思い、パーツリストを見てみる。
ナットが外側に来るように逆に組む・・・でもないか。
思考能力が落ちて・・きた、
落ち着け、落ち着け・・・ゆっくりと考えよっと。
純正のボツトナット、純正マフラー・・・
物理的に当たらんようにするには。
とりあえずは純正のナイロンナットを薄い物に交換して、ボルトもカットするしか無いかと。
またこれが、P1.25の細目ときたもんだ。
自転車で近所のホームセンターに走った、M10のP1.25。
選択の余地はありません、これしか無かったステンレス製。
緩み止めのナイロンナットが、純正部品。
マフラーの予備はもう無い、とりあえず普通のナットにロックタイトとスプリングワッシャーでいくか。
ナイロンナット、厚み約12mm。
細目のM10、厚み約8mm。
純正部品より4mm薄い。
ボルトにマーキングをして、4mmカットすることに。
4mmも短かったら、当たらんやろ。
センターマフラーの部品を移植しましょうか。
一瞬迷う・・・
このまま使おっと。
センターマフラー完成。
さすがに4mmもカットしたら、当たらんやろし、さっさっと組んでちょっと走るかと。
昭和歌謡を聞きながら、ルンルン気分で組み立て開始。
♪「あなた、お~ねがぁいよぉ~、席を立ぁたないでぇ~」
♪「息がかぁかるぅほどぉ~、そばにい~てほぉしいぃ~」
♪「あなたに抱かれて、わったしは蝶になるぅ~」
♪「あなたの胸、あやしいクモのいとぉ~」
ロックタイトを塗って。
♪「わぁかい娘は、うっふ~ん、お色気ありそぅで、うっふ~ん、」
♪「なさそぅで、あっはぁ~ん、ありそぅで、あっあ~ん、ほらほぉら黄色いサクランボぉ~」
出来た!!
おっ、カワサキのマッハシリーズみたいな、
これはこれで、カッコええかも。
なんてことを思いながら、センターマフラーを取り付けて・・・・
あまりのショックに・・・・
この先の画像はありません・・・・
純正部品よりも4mmも短いのに・・・・
組み立てて見ると、見事に・・・突いてる。
とりあえず・・・落ち着け・・・
昭和歌謡はもう、耳に入りませんでした。
最後の作戦は、ナット側を外に来るように組み立て直して。
センターマフラーのステーにスペーサーを入れて、強制的にセンターマフラーを外側に。
出来たど~!!
この時流れてた昭和歌謡、モップスの「いつも雨ふり」・・・
うそみたいな、ほんまのお話し。
お外に出して、久しぶりにエンジン始動。
やっぱ、カッコええ~!
長い一日が・・終わりました。
今さら・・・思う、
他のB1は、どうなってるんやろ。
(誰かに聞いたらよかった・・・)
なんでやねん・・・
ホンダやったら、こんな事は絶対に無いやろなぁ・・・
(ふっと・・頭をよぎりましたとさ。)
なんてこった・・・
パンナコッタ・・・