栃餅さんにお借りしたスタッドボルトを持って「ゆたか」の家へ行く前に寸法取りしたんだな。
予想どおりM10×P1.25細目
一番知りたかった「ここ」の寸法は
φ11.63mmですね、アナログの計測器はつらい・・・老眼が・・・つらい
今のはデジタルでピシッと見えるんやろけど
シリンダー側の穴径は
φ12.01
一応、反対側も
φ12.03
たぶん、シリンダー側はφ12のそこそこの精度で仕上げられてるんだな。
直径で0.4mmのクリアランスというと、結構大きめの気がしましたが・・・・
入れてみると、そこそこのしっくりした「はめあい」でした。
ここで「ゆたか」に電話。
「もしもし~、今、事務所にいる?」
「いるで。」
「G7のスタッドボルト借りたし、持って行くわ。」
「かまへんど。」
「ゆたか」は中学校の時からの「つれ」で高校生の時に「RT360」と「GT380」のエンジンを
全バラして組み上げた強者で、みんなしてタケガワのボアアップキットを持って行ったものです。
仕事は機械設計屋さんの社長、当然ながら内燃機関にも強い。
「あんな、普通はこうやん」(普通はこういう形でしょ)
「これ何の意味があるんやろ・・・」
「ほんまや・・・(気にしてへんかった)」
「11本全部こうなってる」
「ほんまや・・・」
「たぶん、たぶんやで、シリンダーを入れる時に、パッキンとかにキズいかんようにR取ったるんやろなぁ」
「そやな・・・」
「そうしか考えられへん」
「そやな」
「どっちにしても何か意味あるさかい、同じように作ったらええやん」
「そのとおりやな」
一応、「マンガ」は書けました。
材質はSCM435、公差は一般公差、
バラツキを無くすためNC旋盤での加工依頼、
焼入れ、ユニキロメッキ。
「11本やろ、2万や3万ではできひんで」
「しゃぁないやん、無いもん」
「あんな、もしも5台ぶん、55本やったらちょっとは安ぅなる?」
「基本的にNCのプログラム代やしな、100本くらいやったらちょっとは安ぅなるんちゃうか」
「・・・・無理」