暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#357

2021-12-17 08:06:41 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • MXテレビWORLD MARKETZ:近藤さん(another stage)の言っていた通りの展開に。

…昨日のFOMC後のリスクオンから一転して荒れたNY。SOX指数は⇓4.0%!

ナスダックの大幅下落(15180(⇓385))は、「appleが無線通信チップを内製化する(自社生産)」という報道から。今までappleの無線通信チップを作ってきたブロードコムとスカイワークスも大きく売られた。サプライチェーン問題で売り上げが減少したことからの、今回のappleの動き。

12/15のWORLD MARKETZでの近藤さんやホリコさん。「今マーケットに居るのは負けが込んでるヘッジファンドだけ。”何とかしないいけない”殺気が凄いので、手を出さないほうが良い(来年の米税制改革で、今年は”11月の決算ラリー”が9月から始まっていた(パウエル人事材料を肴に)。勝ち確なヘッジファンドは早々に手を引いていた)」と。

ここ3週間ずっと「負けが込んでるヘッジファンドしかいない」と言っていた近藤さん。通貨も株式マーケットもアンワインドの嵐な今(もちろん、昨日の東京の上昇もこの一連のアンワインド。近藤さんははっきりと『日本株マーケットは、なかなか魅力を見出せない』とも言い続けていました)

マザーズ・新興市場・中小型株が上がっていない昨日の東京(29066(⇑606))はやはりおかしく、アンワインド・一時的な上昇でしかないような。

米も、7%のインフレなのにFFを0.75%に上げたところで、本当に歯が立つのか?(も、まだまだ低金利なので。低金利時にバブルは弾けないとは思うが…)

ちなみに12/6-13の週は、外国人が売ったところで、国内の信託銀行・年金勢が底で買っている。

今朝のモーサテで、ニッセイ基礎研:井手さんが現況のリビジョンインデックスについて解説していました。

→リビジョン、低下中(機械・食品・小売が、サプライチェーン問題での原価上昇を価格転嫁できず、からの下方修正で)。逆に、自動車(部品も。特にトヨタ系)・情報通信・医薬品・商社・卸売は、”証券会社レポートでは上方修正へ”と。∴企業からの上昇見通しが出た時が買い時、とも井手さん。→∴来春には「3万台定着と見ている」とも。

…米EVリビアン・オートモーティブ(インフレ先行指標的存在)

「年内に自社EV1000台」を目標にしていたも「386台だった」と。来年22年夏にジョージア州アトランタに2つ目の新工場を建設(’24年に稼働)。ピックアップトラックのEVに力を注いでいるリビアン。

米では、これから車(EV)を買う人に絶大な人気を誇っているリビアンのピックアップトラック。期待だけでのここまでの株価。FB・Amazonですら5~7年かかっているので、GAFAMを超えていてバブル的に怖い。「24~25年に、FRBのポリシーミスで利下げに転じる」と見る向きもいる。

…住商・東レが中国で汚染水処理事業に参入。

住商:北京キャピタルと共同。

東レ:逆浸透膜で世界シェア6割持ってる日本企業。

  • 世界が手仕舞い・引き締めへと。

…BOE:0.1%→0.25%へと利上げへ(『雇用支援を作らなかったので利上げ据え置きとした先月』は杞憂だった。インフレは上昇、として)。今夜、英小売売上高。

BOE「来4月にインフレ6%になると見ている。頭打ち」

ニッセイ基礎研:井手さん「来年中盤に利上げ終わると見ている」

…ECB:PEPP(緊急コロナ資産購入)を来3月で打ち切り。4月以降の資産購入額は現在の半分に。代わりにAPP(通常資産購入)はQ2に増額。

ラガルド「来年の利上げはありそうにない」

昨夜のECB・BOEで、欧州の銀行が「ユーロを$転し、リバースレポファシリティにて$預金」と(FRBのリバースレポファシリティに米$を預けた)。∴米リバースレポ残高が1兆6211億$と、過去最高の記録的な水準に。

…トルコリラが大変な感じ。トルコ中銀は世界で13番目のGOLD保有高(393t)

現況、リラ買い介入の為、資金を作る為にトルコ中銀はGOLDの売り手となっている今(買い手が売り手へと)

…英2年債急上昇(売)&米2年債は急低下(買)

一昨日のFOMCで、パウエルさんは「膨張しているバランスシート(抱えている”コロナ資産購入プログラムで買い吸収してきた国債・HY・MBCetc. ”)をどうするか。問題に着手する」的ニュアンスを匂わせていました。米インフレが続伸していくのは間違いないとも見られている今(も、金利上昇と$上昇の連動性は無いと見ていたマネックス吉田さん)。世界同時利上げフェーズ入りだが、米2年債利回りは必ず下がると見ていました。

Fedは「3月に利上げの必要あるも、急ブレーキの必要はない。なぜなら物価高騰の勢いは衰えていくと見ているから」と。~WSJ番記者Twitter

…ブラックロック:来年の相場「今年と比べて、2022年初頭の世界の株式マーケットは変動が大きくなる公算が高い。インフレ懸念の深まりに伴い、債券利回りが徐々に上昇すると見ている」(悪い米国債売り)

抱え込んでいる膨張バランスシートの再建資産(ブラックロックに丸投げしているFRB)、これをブラックロックは2022年初頭に徐々に売りに出すのではないか(消化していく)?⇒∴HY債etc. 価格急落か(トリガーになるか?)



よろしくお願いいたします。


株価予想日記#356

2021-12-16 08:35:46 | 日記

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<今日の私的材料>

  • 米TIPS(物価連動債)への記録的な資金流入な今。

…タカ派転換FOMCは「来年3回利上げ」「テーパー加速」。も、マーケットは既に織り込み済み(FRBのここ数週間の刷り込みが功を奏した形に)での、安心感が広がり、昨夜NYは⇑へと。

注目は「完全雇用が達成される前に利上げがなされること」とFT。「インフレ退治での利上げ」を強調していたので、「来年に年4回 or それ以上の利上げとなると見ている」と日経FTに出演していたアセットマネジメントoneの小出晃三さん。

「来Q1にインフレピークアウト。も、難しい”物価の下落”。米の財務ひっ迫は長引きそう。→オミクロンで。&家賃再上昇&不動産価格再上昇。これらが来夏~岩盤となってしまい、インフレ高水準が剥がれない。&新しいIT分野(メタ)での雇用⇑&不法移民の不法就労によるインフレ上昇。&今はほぼ完全雇用状態なので、米実質金利マイナスの(過去最高水準のマイナス。株には好要因)今以上の株高へと(も、notGAFAM)。故にBEI上昇と賃金上昇が絡み合って、インフレ率は低下とはならない。∴TIPS1年物・5年物が買われている今」

リスクオン:早期に利上げすれば、中立金利(2.5%程度)まで一気に利上げせずに済む。

リスクオフ:負けが込んだ投機筋etc. での、金融機関(ノンバンク含む。貸した金が回収できない銀行)の体力低下での、テーパー・利上げの頓挫。

…パウエルさん、今後の懸念について「企業の過剰負債、暗号資産、シャドーバンキング、MMF」と。(小出さん。BSテレ東7:39~7:41辺りで、今後の注目銘柄について)

…米中のGDPが、2033年には逆転すると見ている、と日経FT。

今週(火)のワールドマーケッツ:滝澤さんも「①米は中国に勝てない。②米は自滅していく」と仰っていました(時間切れで結論聞けず)

…BNPLが1兆円市場へ。クレカ後払い。

…信認低下となった日本の国交省の2013年度からの建設工事動態統計の不正集計。具体的な手法を示していた国交省。GDPの基幹統計。

…サウジでGCC開幕(カタールとの仲の良さを演出するものと見られる)

…F35の購入交渉をUAEが中断。∴UAE親中か。スイス&スウェーデンは少し前に購入決定している。

…FOMC「雇用重視」が「インフレ退治」に。→∴TIPS上昇へ。T-Billは4.13.52weeksが売られた。現物国債は落ち着いている。

…時事通信。米:”政府デフォルト”を再来年まで回避できることになった。

…プーチンと習のオンライン会談。プーチンは北京五輪に出席表明(他に表明してるのは仏と韓国)

…今日の注目は、①ECB政策決定会合(PEPP・APP)。②BOE政策決定会合(据え置き予想)

  • NYホリコさん。

…FOMCはマーケットの予想通り。∴不透明感払拭となった。パウエルサプライズも無く(慎重だったパウエル)

…来年~買いオペの縮小額を倍に(”テーパー加速”)。&「来年3回の利上げ」なドットチャート。

→それでも米長期金利(10年債利回り)は大きくは動かず(30年債利回り:1.82→1.86)

「長期金利が動かなければ長期金利差が縮小し、イールドカーブがフラット化となってしまう(株に悪影響)」これを嫌がっているFRB。なのでFRBは前倒しでテーパーを加速させたかった、とホリコさん。

→「10年債金利(長期金利)は下がって欲しくない」「2年債金利(短期金利)は上がって欲しくない」。今は放っておけば10年債金利はどんどん下がっていってしまうので(急激に買われてるので)。∴株式マーケットからの流出。

…今年は、数年に一度の節税対策をしなければならない年だった(来年から税率が上がるので。キャピタルゲイン増税)。も、既に終わっていると見られている(昨夜ワールドマーケッツでは、近藤さんが「3月のテーパー終了・利上げ1回目までヘッジファンドはボーっとはしていない。それまでにひと悶着あるだろう」と仰っていました)

        • 中国経済の鈍化
        • オミクロン
        • 米税制改革(自社株買いにも課税される)

→apple等の大手は、課税前に自社株買いをすると見られている(年末までに)。→∴「仮想通貨は下落すると見られる」と。

「来年はグロース(適正価格はまだまだ上にある)と業績の良いバリュー株」とも。



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株価予想日記#355

2021-12-15 10:14:19 | 日記

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<今日の私的材料>

  • NYよそうかい松本さん。

…先行指標となる昨夜NYの米PPI(生産者物価)は過去最大の伸び率で(⇑9.6%)、∴「インフレがなかなか下がらない」と見ての下げだった。

…”利上げ・テーパー終了時期”がどんどん前倒し予測となってきている今。

テーパーを(国債・モーゲージ債の各縮小額も22年度から毎月300億$に額を増やし、買いオペ額を縮小していき、来3月にテーパー終了させる)加速させているFRB。

→このままの額で縮小させていけば来3月にはテーパー終了となるも、マーケットは既にそれを織り込み済み(そうなると見ている)

…Fedのドットチャートでは、”来年2回以上の利上げ”が50%以上になっている。

→「来年3回の利上げ」織り込みにかかっている今(真っ最中の仕込み)

→∴「マーケットから”どのくらいのスピードで”資金が逃げていくのか」&「利上げ回数」に注視している今のマーケット。

⇒テーパー終了までのスピード&利上げスピード(矢継ぎ早なのかどうか)⇒マーケットは”スピード違反”を嫌うので!

…”テーパー終了”速度アップ以外にも、「FRBのバランスシートに言及するかどうか」に、今夜パウエル会見が注目されている。

→①高止まりな状態の今のバランスシートを維持するのか?

 ②バランスシートを縮小していくとなれば(示唆すれば)、マーケットは下落となる確率が高い。(『ヘリコプターマネー分はマーケットが吸収していく』と見ているのなら、バランスシートの縮小はしない(その可能性は低い)。”小さな政府”をポリシーとする共和党。パウエルは共和党派閥から推薦された議長なので、タカ派本来に戻ると見られている。※民主党は”大きな政府”。”小さな政府”は少ない額で国を回す)

…オミクロン株:過去に例のない速さで拡散中。

…IEA月報。

        1. オミクロンで石油需要は低下と見られる。
        2. 来年は原油生産が大幅に増えると見られる。

→∴しばらくは原油は軟調と見られる。も、更に価格低下なら、OPECは黙っていない。(サウジ・ロシアが増産すると見られている。最近のおかしい所は”増産”で価格が上昇となる動き。全く則が無いので要警戒(松本さんは『底は60$台前半』と))

…金利上昇で「テクノロジー・GAFAM・IPO」が厳しくなると見られている。

→∴①バリエーション(回遊)の低下

   ②将来の価値の低下

 



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株価予想日記#354

2021-12-14 19:40:53 | 日記

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<今日の私的材料>

  • 岸田総理の今日の国会答弁に少し警戒!

…”割安日本株買い”をぶち壊した今日の岸田総理。「自社株買いのガイドラインみたいなものは考えられないのか」との国会答弁。昼休み時間に伝わったので、後場200円近くの下げに(も、下げ渋っての前引け比⇓70円。”規制を意識していることは明らか”とマーケット)

野党の「賃上げの原資となるべき余剰金(キャッシュフロー)を、企業が株主の為に使っている」という批判に答えたもので。過日のキャピタルゲイン増税(『22年度以降に』と言っていたか)etc. マーケットに冷や水を浴びせてくる岸田。

…明日15日~、世界的な経済指標・中銀政策etc. ラッシュとなりますが。

FRB:テーパーを早く終了させて、”早期に利上げ”と見ている。(利上げの回数が多くなるとマーケット下落因となる)

MOVE指数が、年初50%だったのが現況70%超。→∴SP500下落へと。連動している。

マーケットは「来年の利上げはいつから始まるのか」で、債券を買っている今(不安心理から)

JPモルガン:「来年の利上げで、米10年債利回りは低下(買われる)→∴$安」というパターンも頭の隅に、と。

そもそも”利上げ”とは、「利上げできるくらい景気が良い」という”好景気時”にしかしてはいけない。

→も、今の”利上げ云々”は実質的な好景気ではない。コロナでの「バラマキヘリコプターマネーインフレ」でしかないので。これがトリガーにされる時が来るかどうか。

も、来年はインフレ率が3%を超えてくると見られているので、国債(債券)を買う投機筋も増えると見られている(債権比率を高めて、エクイティから離れていく)、とみずほ証券。

「利上げの回数」「スピード」に要警戒。

…JPモルガンの来年見通し。

        • GOLD:1630
        • シルバー:20.48

⇑弱気!



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株価予想日記#353

2021-12-13 08:32:59 | 日記

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<今日の私的材料>

  • ニューカレドニア:住民投票、96%以上が独立否定(仏のまま)

…今週は中銀ウィーク・13日OPEC月報・14日IEA月報。15日に中国の11月固定資産投資と社会消費品小売総額発表。

…Fedタイトニング開始以降の米SP500のパフォーマンスは、インフレ状況と利上げスピードによって異なる。高インフレ(>3.0%)の際が最もパフォーマンスが悪く、平均で開始後4ヵ月間で7.5%下落している。

…来年利上げオッズは、96%が「5月・7月・11月」。(旧予想は6.9.12月)

  • 信頼しているTwitterの方①。

…「CPI後のGOLD、上は1787$・下は1780$・現在1782$。年次の6.8%は市場予想通りだったが、月次では0.8%と予想の0.7%を上回る数字でした。6.8%というCPIの伸びは1982年6月以来という事でほぼ40年ぶり。やはり米のインフレはもはや否定しがたい状況。(も、気をつけなければならないのは”ヘリコプターマネーで作られたインフレ”だということ。純粋な力のインフレではないということ)

…「ゴールドとパラジウムが再び逆転。パラジウムがゴールドを下回った」

  • 信頼しているTwitterの方②。

…「米イールドカーブはCPIが予想の範囲内だったことからスティープニング化した。週間でも国債や社債発行が影響し、2年物30年物は過去5週間で初めてスティープニング化して引けている。また、利上げ期待は低下したが、まだ来6月までの1回の利上げは織り込まれている」

…「米ドットコムバブルの象徴だったインベスコETFとARKKをそれぞれバリュー株の代表であるバークシャハサウェイと比較すると、両社は同じような軌跡を辿って下落傾向を強めている」

…オッズ。「2022年に利上げ3回」96%↑に。&トレーダーが「よりタカ派のFRB政策」に賭けたため、米2年債利回りは0.7%を超えた。

…習。警衛局長に軍幹部登用(習と軍は過去に対立していた)。終身最高指導者就任への布石か。

…「米CPI上昇が懸念される中、住宅賃貸価格にピークアウトの兆候が見られている。全米100都市のうち53都市で、11月の賃貸価格が前月比で下落に転じている。住宅価格と賃貸価格上昇が帰属家賃を押し上げているが、賃貸価格のクールダウンは4-6ヵ月のラグにてCPIに反映されるため、今後、マーケットは変曲点を探るだろう」

  • ZeroHedgeさん。

…「米SP500が引け値ベースでの最高値を更新する一方、バブルバスケット(ARKK/赤字ハイグロース株/モメンタム株/SPAC/BTC)は週後半に勢いを失っている」

  • 日経ヴェリタス12/12版:フィデリティ投信・重見吉徳さんの2022年の見通し。

…バイデン大統領:中間選挙に向け、いったん今までのリベラル(格差是正/インフラ投資/気候変動対策/金融緩和による介入的政策)とは逆方向に向かうと見られている。

→人々の生活への”束縛”をいったん解除すると見られる(圧抜きで)(パンデミック時に『単独で決められない民主党』が露呈してしまった)

…も、米経済はまだまだ上昇方向と見られている。

        1. (時間外での)賃金上昇中
        2. 個人家計のバランスシートが過去最高に健全な今。(Ⓐパンデミック期間でクレジットカード債務が減少した。Ⓑ過去最低水準の自己破産率&差し押さえ率)
        3. 起業は大幅な実質金利マイナス(低水準)を利用して、設備投資&在庫投資を積極化(欠品etc. を避ける為)
        4. 企業の省力化&自動化(not人)への投資が拡大中。大企業ほど”未来に投資中”な今。

→∴1~4によって、来年も米経済が世界経済をけん引すると見られている。

…マーケットは「来年半ばまでに米インフレ率は3%を超える」と見ている。(後半は2.5%程度に落ち着くとも)

…サブプライム問題の継続・住宅価格指数の過去最高の伸び・”賃金上昇”が商品やサービスの価格に転嫁されてくると見る。

&今後は起用同士での賃金上昇合戦となるので、①物価押上げ(インフレ⇑)、②労働者による賃金大幅up要求デモ(スト)も要懸念。

…マーケットコンセンサス予想によると、MSCI先進国株式指数の2022年の増益率は7.1%と平年並みの伸び率となっている(色々な事案で拮抗)

も、過去則(連動性)から見ると、

          • インフレ2%の時:業績の伸びは10%。

→来年は「前半3%超・後半2.5%」と見るので、∴増益率は「10%⇑」となるはずなのだが。

→この「10%⇑」との乖離を埋めるのは(拮抗因)、①供給リスク(サブプライムチェーン問題)が売上高を抑制する・②新型コロナ拡大。(①②はリスクオフ因でもある)

→も、それ以上に米経済は強いので、業績の上方修正の可能性すらあると見られている。

…インフレ時は、

        • 『×:グロース、成長銘柄』『◎:バリュー、割安銘柄』
        • 『×:大型株』『◎:小型株』
        • 米以外の市場も好調となると見られる
        • 実物資産はREIT(不動産)が優位
        • GOLD・コモディティはインカム(金利)が無いので軟調か。
        • インカムを得られる不動産投資は、(歴史的に見て)まだまだ低金利な今の米においては優良投資先(FRBの利上げを見込んでの)
        • まだまだ低金利なので(お金の借り手に有利)、∴高債務企業のデフォルト危険率も高いと見て、REITと共にHY債も優位
        • ∴「全てに強気」だが、唯一弱気なのは「貨幣」のみ。∴「貨幣からの逃避を」と重見さんの総括。


よろしくお願いいたします。