暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#367

2022-01-06 09:44:25 | 日記

おはようございます。


<気になる材料>

  • NYホリコさん。

…12月FOMC議事録が出る前に、米10年債利回りは1.7%に近づいていた。

→議事録は拍車をかけただけ。

→今は「ここまで反応するか?」という位マイナス材料に敏感に反応する”アルゴリズム支配の債券相場”。

…→∴「今のインデックスバブルは、今年もずっとマーケットを支配するだろう」とも。

(これだけインデックス(ETF的なモノ)があると、バブルになるのは必然)

→今年1年、インデックスがマーケットを支配する→∴「デリバティブも今年は何回かあると見ている」

…業績がしっかりとしていれば、20~30%も下げることは無い。

→来週終わりから米決算が始まるが、より一層の二極化(良企業・悪企業の差)が出てくると見られる。

→も、マーケットが驚くほどの、去年みたいな利益率は出ないと見られている。(『去年ベース』を弄るのは難しい。なぜなら、GAFAMを筆頭とした全く成長が無い企業(=買う価値が無い企業)バリエーションな今なので)

…今は、何をやっても下げる相場。

→マイナス材料にはすぐ反応する。も、プラス材料には反応しない。

→∴「今は慎重な相場」

…「GAFAM規制は厳しくはならない」と見ていたホリコさん。

→「エリザベス・ウォーレンさんがGoogleに手紙を送ったりしているが、今の米民主党はまとまっていないので、規制強化する力は持っていない」と。

…中間選挙も無理だろう。∴ねじれとなり、民主党は大きなことはできない。

→中間選挙後は、ワシントン発の政治サプライズは出せない。

→∴マーケットはポジティブとなる(格言『ねじれは相場には良い』)。

∴金利上昇や”ねじれポジティブ”を繰り返していると、段々と則が出来上がってくるもの。

「売るだけ売らせる(今)」→「バリューが相当割安になる」。今年はこの繰り返しになる、とホリコさん。


よろしくお願い致します。


株価予想日記#366

2022-01-06 09:03:18 | 日記

おはようございます。


<気になる材料>

  • モーサテ「プロの眼」:丸紅経済研究所・今村さん。面白かったのでまるっと。

<秋の米中間選挙は、民主党が惨敗すると見ているマーケット>

→民主党が過半数を割ると見ているマーケット。

→∴「景気は年後半に下降(伊藤忠)」「32000~35000⇑(三住DG・ローソン)

→∴民主党政権後半は、「大統領権」と「拒否権」で運営せざるを得ない、とも。

          • バイデン政権、最初は1.9兆$インフラ投資法案etc. でうまくいっていたが
          • アフガンでつまづいた。支持率急降下へと(ハリス副大統領もメキシコ国境対策の失敗で支持率低下へと)
          • &ビルド・バック・ベター法案を昨年末までに可決できなかったので、更に低下(バイデン肝いりの法案だった。バイデンは自分の党すらまとめられない、と不信任⇑)
          • &インフレ上昇により支持率が更に低下中な今。

<惨敗を回避するには>

          1. 最大雇用とインフレ緩和(FRBが楽観的すぎるので△)
          2. コロナ対策(衛生対策を意識してる米国民は3~4割程度なので)
          3. ビルド・バック・ベター法案(時間かかりそう。△)

も、「共和党が勝利しても、共和党に弾みがつくわけではない」とも今村さん。マーケットは更に混迷。

  • カザフスタン(ロシアTV)。抗議デモ拡大により全土で非常事態宣言。

抗議デモ:「ガス価格を倍に値上げする」という政府発表で。→その後「ガス価格は値上げしない」との大統領発言。も、収まっていない。

アルマトイ空港が占拠されており、ネット通信も悪化。西部・南部で激しいそう(首都は落ち着いている)

→CSTOに部隊要請。ロシアはロシア主導部隊を派遣する、と表明。→∴ウクライナ問題が何か飛び火しそう。

  • 米TD:5本立てで起債検討中、と。最長年限は10年。国債に95-100bpsの金利プレミアムを乗せて発行予定。バークシャ・ハサウェイも、サムライ債起債。
  • 今朝のモーサテ・ホリコさん

米はインフレ懸念上昇。しかし、長い目で見ると米10年債利回りはそんなに上昇はしないと見られている。理由は、米の家計資産(貯蓄)が過去最高となっているから(日本の6倍)。40%が70%に(2020)

個人年金etc. の”老後の資産”を若いころからファンドetc. でゴリゴリ貯めている米国民。その年金資金は米国債の買い手となっているが、このところ、米大手企業の年金ポートフォリオの米国債比率が増加している。∴10年債利回りは比較的低水準で推移(買われているので)。∴「長い目で見ると買われる」と。

  • 日銀の国債保有残高が減少へ。2020年末より14兆円少なくなった。→521兆円に。日銀もジワリとバランスシート縮小中。外国人ポイント高いか。

 


株価予想日記#365

2022-01-06 07:31:25 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 12月FOMCの議事要旨&非常に強いADP雇用統計(市場予想の2倍)だった。

…円プット(円を対$で売る権利)が買われている今。機関投資家は動いていないが、投機筋の円売り⇑が再びの状況。

→∴「$円3円程度下落したので(テーパー加速で)、2円程度戻すと見られている。も、短期的には$円117もある」と三菱UFJ銀行沖本さん。

「12月FOMC議事要旨は、思ったよりタカ派で、思ったよりひどかった」と丸紅今村さん。利上げ+QT言及に加えて、労働市場タイト化にも言及があったことから。(12月FOMC議事要旨:『最大雇用に近づいている』多数、『最大雇用に達する前に利上げするべき』一部Fed)

→連日最高値と見られていたのに、まさかの急落となったNY(ナスダックは一時⇓3%)。長期金利+特に短期金利2年・5年物が急上昇(売られた)し、なおかつ、リスク資金も逃げて行った米。「本格的インフレとなる」とマーケットは見始めた。「これまで通りとはいかない」とも見たマーケット。

「QTは利上げの後にやる(バランスシート(負債)縮小)」とマーケットは見ていたが、「QTは利上げ直後にすぐにやる」との議事要旨内容だった。

オックスフォード・エコノミクスは「QTは早くて6月に始めるだろう」と予測。

「すぐにやる」と言ったFRBにマーケットがびっくりしての、米10年債利回り1.7%台へ(去年春以来)

            • 10年債利回り:AM6時 1.698%(↑0.032)AM7時 1.708%
            • 2年債利回り:0.823%(↑0.060)→時間外でも上昇中
            • 30年債利回り:2.098→時間外でも上昇中
            • T-Billは、意外に1ヵ月物が買われている(13w,52w物は売)
            • SKEWも⇓。Fear&Greedも⇓。

…信頼しているTwitterの方。

米金融コンディションの悪化懸念から、日本でも”質による選別”が進んでいる(マネーフォワード・メドピアetc. の機関投資家による売りと見られる)

グロース株→バリュー株→小型株→大型株へと資金シフトが続き、マザーズに代表される高バリュエーションの小型グロース株が続落する一方、TOPIXコア30は昨年来高値を更新。大型バリュー株がどこまで指数を押し上げられるかが焦点。(新年度入りの米。米株次第か(”米株次第”=”FRB次第”)。米ファンドにとって日本株は”分散投資のリスクヘッジ”程度)

『パウエル(FRB)で$高/オミクロンで円高』(2月・4月はFOMC無し)

…another stage 近藤さん(1/5.WORLD MAEKETZ)

「3月FOMCがとにかくメインイベントとなる。3月FOMCまでに米ファンド群は『1・2月が勝負』で相場を張っている今(3月FOMCを迎える前にリスクニュートラルにしておきたいので)

そして、3月FOMC後にSP500に乗せたいと考えていると思う、と。

(世界の年金はSP500に入ってくると見ての。去年がそうだったので(リスクを取りたくない年金)。→∴息の長い年金資金(not短期トレード)がSP500に入ってくると、ベンチマークが最強となる(→∴皆、ファンド皆がappleを持たざるを得なかった去年)。→∴apple時価総額が300兆円にまで‼)

「パウエルはほぼ確実に3月でテーパ終了する」とマーケットは見ている。→∴「3月にテーパ終了+QT+利上げ」を前提として張っているファンド。

1月FOMCでQT(バランスシート縮小)について強い文言が出れば、米10年債利回りは急上昇となると見ている(∴$高へ)

も、ここで10年債利回りに上昇圧がかかるなら、FRBは短期金利(2年・5年物)に寄せていく(買い)と見る(10年物の価格を下げない作戦で)。※FRBは10年債利回りを上昇させたくない。

→「1月は長短(10年・2年)金利差が拡大すると見られる」と近藤さん。∴ナスダックよりも銀行ダウが上昇、とも。

今後のポイント:①3月にテーパ終了後、すぐに利上げをするのか?②3月終了後すぐにQTもやるのか?

…ストックボイス小川さん。

「”過去の利上げ開始局面でナスが上昇している”という則アリ。∴利上げが始まるまではナス⇓。も、始まってしまえばナス⇑となる可能性があるので。今は”夜明け前の一番つらい時”だと。米マーケットの踏ん張りどころな今」

…1/13に、欧州安保協力機構(OSCE)はロシアと会合。カザフスタン問題で。

…GS「ADPでオミクロンが軽微であることが示唆されたとして」→金曜の雇用統計予想が40万→50万へ。



よろしくお願いいたします。