友人のサンパチ君の仕事の終わりを待って午後8時半に出発。
途中、寄り道をして目的地到着は23時30分。
今夜の目的は大アジとムツの若魚。
昼間はアジのサビキ釣りでにぎわうこのポイントだが
真夜中はだいたい空いていると思っていたが
甘かった。
短い防波堤はアジ釣り、イカ釣りの釣り師でごった返していた。
良いポイントは当然ゲットできるはずも無く
仕方なく脇のほうで釣り開始!
私はいきなり堤防にある針金にラインがぐるぐる巻きになり
出鼻をくじかれていたら、サンパチ君はすぐに
ムツを2匹ゲットしていた。
「やばいっすよ!爆釣かも?」
という言葉が彼の口から笑みと共に漏れた。
彼にとっては人生初のムツ!
こんな魚です。
「ムツ、楽勝っすよ!」
とその時はネンブツダイクラスの馬鹿な魚と思ったらしい。
しかし、今夜のムツは一味違った。
アジ釣り師の手洗い水のジャバジャバ投げ捨て、
若者アングラーのバカ騒ぎも加わって
一気にスレが入り、いきなり激シブモード突入。
自分も、ムツはもうちょっと楽勝と思っていたので
予想外の苦戦にあせりモード突入。
サンパチ君はそんな中でもルアーをうまくローテーションさせ
ムツを2匹、コアジを2匹キャッチ!
私は以前、ノーバイト。
あせりモード全開。
その時、やっと待望のアタリが!
ヒット!
「ジィィィィーーーーー!」
ドラグが引き出され大物の予感。
「デカアジ?」
そう思った矢先、フックアウト!
「でかかったすね」
「うん(泣)」
と、今度はサンパチ君のリールのドラグが鳴った。
「ジィィィーーーーーーーーーー!」
「でかいっす!」
何とかやり取りして浮いてきたのはタチウオ。
メバルタックルには抜き上げるのが一苦労の大物です。
無事ランディング!成功。
このあと、本当に渋さが増して、
ラン&ガン開始。
港を何箇所か回るがアタリなし。
ついに夜も明けてしまった。
私は睡魔に襲われしばし車中で仮眠。
サンパチ君は疲れもピークを通り越し
ナチュラルハイモードに突入。
「バリバりっすよ!」
と言って彼はシーバスタックルに持ち替えて
マズメの海へ。
1時間後、彼が興奮して戻ってきた。
「いきなり一投目で吸い込みアタリが来て、
乗ったんですけどばらしました(悲)
それから3投目にもガツンと来ましたが
乗りませんでした。」
今度は
「お土産釣ってきます!」
と言って、メバルタックルに持ち替えて再出撃!
30分後、戻ってきて。
「ジグヘッド10個以上ロストしました」
「お土産もちょっとしか釣れません」
でも、まだまだハイテンションの彼は
「ガラカブ(カサゴ)団地があるんですよ!
行きましょう!でったい釣れますよ!」
と元気バリバリ!
ガラカブ団地に到着して、二人が元気を失うまで
そう時間はかからなかった。
「渋いっすね」
「渋いねぇ」
そういいながら1時間半ほどで二人で10匹強のガラカブをキャッチ。
本日の釣果はコレだけ。
「リベンジに来ましょう!」
サンパチ君はそんな言葉の後、急激に元気を失い、
助手席でしばし、深い深い眠りについた。
また行こう!サンパチ君! お疲れ様。
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