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ハゲタカ 2

2007年04月27日 20時08分13秒 | Finance
ハゲタカ〈下〉

ダイヤモンド社

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話の中でバイアウトファンドの是非を問うような場面が何度も出てきます。


確かに買収される側から見れば我が子のように育て上げた企業を勝手に金額を算出され、買われる事に強い不快感を持つのは至極当然のような気がします。


それも債権や株主権利の行使、現金など様々な圧力で迫ってくるとなれば買収される側からみればもはや暴力としか言いようがないでしょう。

しかしお金で全てを測られて半ば強行的に買収を行われても、最終的にその企業が利益を生める体質になることは、社会的には彼らの行動は必ずしも間違ってはいないように思われます。


尤も再生できないとなれば解散させて強行的に資産売却などを推し進めますが。


実際そこまで行っている企業の株価なんて紙くずなのでタダ同然で買い、資産売却での残り(特に簿価上に出てこない権利売却、事業譲渡など)を切り売りさせます。


これはもうハゲタカとも言われても仕方ないですね。