日々の寝言~Daily Nonsense~

ついに「日本が独り勝ちする時代」がやってきた:清く、正しく、慎ましく、それが日本の生きる道

慶応大学の小幡 績さんの
東洋経済 ONLINE の記事から。

こちらは1年前の記事なのだが、
着眼点は面白いと思った。

> 日本経済の特徴は、流動性に欠け、
> 変化やダイナミズムは少ないが、
> その一方で、抜群の安定性がある。
> オイルショックでも物価高騰を抑え込み、
> リーマンショックでもコロナでも、
> 失業率の上昇は、欧米に比べれば、無視できるほどだ。

米国主導型、破壊的イノベーション主導の
資本主義はもはや持続可能ではなく、
それと逆張りして、
ゆるやかな現状維持で
つつましいながらも
安定した生活を維持する方向が、
日本の強みが生きる道だ
ということだろうか。

皮肉のようにも見えるが、
「清貧の思想」や「わびさび」
などが象徴的に表している
日本の伝統からすると、
それができるのならば
ありがたいと思う。

しかし、1年後のフォロー記事
日本は「独り勝ち」のチャンスを台なしにしている
によれば、残念ながらそうは進んでいないようだ。

ちなみに、末尾の競馬予想は、
1年前のものはぴったり当たっているが、
新しいものでは、勝つしかない、と書かれた
ジェラルディーナは5位に沈んでいる。
(勝ったブレイディヴェーグの名前も
対抗として出しているが)。
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